経緯
かまやんのコラムにて
ドラクエ10の発売から一ヶ月が経過しましたが、まだまだ世間の注目を集めているようです。
私も色んな人から相談を受けています。
特にオンライン化の質問が非常に多く、一般の人たちにとって非常に高い敷居であることがわかりました。
PSユーザーはPS2時代からネットゲーやオンラインサービスの恩恵を受けていましたから
PSユーザーには大した問題ではなかったことが、Wiiしか持っていないユーザーや
新規層にはわからないことばかりのようです。
そもそもWiiをネットに接続している人が極めて少ないようです。
正式に発表されたデータがないので推測でしかありませんが、
ドラクエ10発売前でネットに接続していたWiiユーザーは5~10%しかいなかったでしょうね。
ドラクエ10の所週売り上げは40万本とのことです。
Wiiというネット接続率の低いハード状況を考えれば決して少ない数字ではないと思います。
しかし開発費用やサーバーの運営費用を考えると、この販売本数で儲けが出るとは思えません。
任天堂ハードは子供の保護が重視されますので、アイテム課金やガチャ課金による収益もできません。
目標といわれる100万本以上の販売と、長い年月をかけて収益が上がるようにするには
地道な運営が必要となるでしょう。
ソフト販売価格も6980円と高いのもネックです。
このような厳しい状況下で、大看板となるタイトルをオンラインでリリースしたのかというと
携帯電話やスマホの進出、SNSの躍進といった動きに強い危機感を持っているからにほかなりません。
それがどのような対抗策になっているかは次号で!
↓ その次号 ↓
電撃PlayStation Vol.525
電撃コラムス「PS業界大人の話」について
電撃PSvol525(8月30日号)に掲載した電撃コラムス「PS業界大人の話」において、「DQ10」の販売目標数に関する
記述がありましたが、スクウェアエニックス様が販売目標数を発表した事実はございません。また、Wiiのネット接続率の割合に
関する記述も、発表・開示された情報によるものではございません。これらは、同コラム筆者の憶測によって記されたものでした。
また「DQ10」を誹謗中傷しているというご指摘を一部の方から受けましたが、筆者、編集部ともにそのような意図はまったく
ございません。しかし誤解を招くような表現、前記の事実誤認があったことは深く反省いたしております。
これらに関しまして、スクウェアエニックス様、並びに任天堂様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、お詫び申しあげます。
また、読者の皆様にも事実と異なる情報、憶測をお伝えしてしまったことをお詫びいたします。
2 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2012/09/14(金) 08:55:56.18 ID:EI4PxNDi0 [2/2]
編集部といたしましては、ゲーム業界の発展を第一に願い、今後も尽力していきたいと強く考えています。そのために、
誤った記事が生まれないように、記事校正体制の見直し等を通して、再発防止の徹底に勤めてまいります。
2012年9月
電撃PlayStation編集部
編集長 西岡美道
要約
電撃 「PS業界大人の話」
- PSユーザーはPS2時代からネットゲーやオンラインサービスの恩恵を受けているのでネトゲに問題は無い。
- Wiiしか持っていないユーザーにはネトゲは分からない。
- ソフト販売価格も6980円と高い。→PS3だと普通にこの価格、なので高いというのはおかしい
- ドラクエ10発売前でネットに接続していたWiiユーザーは5~10%
>据置型ゲーム機「Wii」は、「取り巻く人々を笑顔にする」ことを目的に2006年12月に発売され、
>普及台数は約1070万台、ネット接続率約40%、リビングにあるテレビへの接続率約85%、
>1台あたり家庭内ユーザー数約3.4人と、「お茶の間におけるコミュニケーションツール」として
>ご愛用いただいております。
=1年で30%も下がったと言っているに等しい
他のデータとして
2010/10/29 任天堂調べ、ネット接続率約40%
ttp://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2010/101029.html
2012年2月14日 ファミ通調べ Wii=70%前後
ttp://www.famitsu.com/guc/blog/takapai/11139.html
そして他ならぬ電撃調べ
2011年10月12日 Wiiは64.8%
ttp://news.dengeki.com/elem/000/000/415/415699/
- ドラクエ10は40万本で儲けが出ない。→オンラインゲームなので10万本でも儲けが可能
事実、本数だけ見ればそれまでのシリーズの10分の1以下だったFF11はスクウェアエニックスの稼ぎ頭だった。
- ドラクエ10の販売目標は100万本。→ソース不明
- 任天堂ハードはアイテム課金できない→別にメーカーがやりたいと思えばできる。
(任天堂がやりたくないのは、パラメーター弄って100円とかそういうタイプで、
消耗品販売については不明だが、同様と推測とされる。
いずれにしてもそれはあくまで任天堂が開発・販売してるゲームの話)
事実、いくつかのFFCCシリーズ(スクエニ製)でも、アイテム課金を実地している。
最終更新:2012年10月19日 00:13