部活の帰り道の事。
梓「いきなり何ですか?」
唯「というわけで、今日あずにゃんの家に行こうと思います!」フンス
梓「どういうわけですか・・・」
唯「大丈夫?あずにゃん家に行っても」
梓「まぁ、平気ですけど」
唯「憂に連絡してっと・・・。突撃だ~!」
梓「突撃はいいですけど、着替えとかはどうするんですか?」
唯「後で突撃だ~!」
梓「苦しいです・・・。唯先輩・・・」

数十分経って・・・。
唯「さぁ、準備は万全!さぁ、行くぞ~!」
梓「こんばんわ。唯先輩」
唯「やっほ~」
梓「本当に来るとは思ってませんでした」
唯「お邪魔しま~す」
「邪魔するなら、帰れ」
唯「!!??」
「・・・先輩。唯先輩!」
唯「は!」
という夢を見ていたのでした。
梓「びっくりさせないでくださいよ」
唯「夢か・・・。びっくりした~・・・」
梓「どうしたんですか?」
唯「お邪魔しま~す。・・・と言われたら『邪魔するなら、帰れ』と言われた夢を・・・」
梓「不思議な夢ですね・・・。まぁ、入ってください」
唯「お邪魔しま~す」
「邪魔するなら、帰れ」
唯「!!??」
梓「声の正体は私でした」
唯「意外とイジワルだね。あずにゃん」
梓「いつものおかえしです」
唯「あずにゃん家は初めてかも~」
梓「いつも集まるのは唯先輩の家ですからね。お茶でも汲んできますからくつろいでください」
唯「ふ~・・・」グデー
梓「お茶入りました~。・・・ん?」
唯「zzz」スヤスヤ
梓「可愛い寝顔だな・・・。まるで、天使のよう・・」
唯「zzz」スヤスヤ
梓「本当に自由な人だな・・・。ある意味羨ましいです」
唯「・・・あ。ごめん・・・。寝ちゃってたや」
梓「いえ、別に構いませんが」
唯「今、何時?」
梓「午後7時ですね。夕食にしますか」
唯「あずにゃんの手料理~」
梓「憂ほどじゃあありませんけどね」
台所に立つあずにゃんは、新鮮でした。結構似合っていました。

数十分して、夕食が出揃いました。
唯「いただきま~す」パク
梓「どうぞ~」
唯「これは・・・」
梓「どうですか?唯先輩」
唯「んまい!!」
梓「それは、良かったです」
唯「ご飯がすごい進むね!!」
梓「おかわりありますから」
唯「おかわり!!」フンス
梓「はや・・・」
とにかく、あずにゃんのご飯はとてもおいしかったです!

夕食が食べ終わり、二人で洗い物をすることになりました。
唯「うう~・・・水冷たいね・・」
梓「仕方ないです。もう12月ですし」
唯「今年もあと1ヶ月なんだね・・・」
梓「1年ってあっという間ですよね」
唯「もうすぐで3年生か~・・・」
梓「新入部員を獲得しなきゃですね!」
唯「そうだね~・・。再来年はあずにゃん一人になっちゃうからね・・・」
梓「一人はさすがにイヤです・・・」
私は、最近疑問に思ってる事をあずにゃんに言ってみることにしました。
唯「ねぇ、あずにゃん」
梓「何ですか?」
唯「私達も大人になったら大人になるのかな?」
梓「いきなりどうしたんですか?」
唯「いやぁ、大人って何かな?と思いまして~」
梓「それを後輩に聞きますか・・・」
唯「あずにゃんは大人ってなんだと思う?」
梓「そうですね・・・。軽音部でたとえるなら、澪先輩みたいな人かと」
唯「澪ちゃんか・・。確かに大人っぽいよね」
梓「唯先輩はどう思ってます?」
唯「う~ん・・・。そうだね・・・」
私は、考えていました。
大人ってなんだろう?何をすれば大人なんだろう?
唯「わからないや」
梓「え?」
唯「振っといてこんな答えでごめんね。でも、私にはわからないや」
梓「いえ・・・別に」
唯「でも、私は、今を正しく楽しく生きればそれでいいと思うんだよね」
梓「唯先輩らしいですね」
唯「えへへ~」
梓「お風呂入っちゃいましょうか。沸かしてきます」
唯「よろしく~」
あずにゃんは台所を後にし、私はリビングでグッタリしていました。

梓「お風呂沸きましたよ~」
唯「どっちから入る?」
梓「唯先輩からどうぞ。私は後でいいです」
唯「一緒に入らない?」
梓「・・・・・・・・・・・・・・・ゑ?」
唯「たまには一緒に入ろうじゃないですか~」
梓「えっと・・・・」
唯「というわけで、レッツゴー!レッツゴー!ゴー!!」
というわけで、あずにゃんと一緒にお風呂に入ることにしました。

風呂場
梓「言ってくるとは思ってましたけど・・・」
唯「あずにゃんもわかってるね~。私の事」
梓「憂の方がわかってますよね?妹だから当たり前っですけど」
唯「まぁ、年中一緒だからね」
梓「憂と喧嘩とかはしないんですか?」
唯「滅多にしないね。怒ると怖いんだよね~・・・」
梓「あまり怒らない人って、怒るともの凄く怖そうですよね」
唯「そうだね。でも・・・」
梓「唯先輩?」
唯「信頼してるから怒れるんじゃないかな」
梓「そうかもしれませんね」
唯「澪ちゃんだって、りっちゃんをよくわかってるからああやってやれると思うんだよね」
梓「そうですね。私もそう思います」
唯「そろそろ上がろう?のぼせちゃうよ~・・・」
梓「そうですね・・・」

居間
唯「あいす~」ゴロゴロ
梓「どうぞ。唯先輩」
唯「ありがとうね。あずにゃん」
梓(こんな毎日がいつでも続くといいな・・・)
唯「あずにゃんは食べないの?」
梓「私は別に・・・」
唯「そっか」
梓「何かします?ゲームとか」
唯「少し狩る?」
梓「いいですよ」
私達はPSPを取り出しました。
唯「シビレ罠ここにしかけるよ!」ピコーンピコーン
梓「わかりました!今向かいます!」
唯「かかった!攻撃してるから、麻酔玉よろしく!」
梓「了解です!」
info「目的を達成しますた」
唯「よし・・・。おわったね」
梓「気が付けば時間が遅いですね」
唯「じゃあ、寝ようよ」
時刻は午前0時になっていました。

ベッド
唯「今日は楽しかったよ。ありがとうね。あずにゃん」
梓「いえ・・。私も楽しかったです」
唯「こんな毎日がいつまでも続くといいんだけどね・・・」
梓「大丈夫です。私達なら」
唯「また突撃しちゃおうかな?」
梓「いいですよ。また来てください」
唯「じゃあ、おやすみ。あずにゃん」
梓「おやすみなさい。唯先輩」
そう言って私達は目を閉じました。おやすみ、あずにゃん♪

  • この夢は正夢だったかwww -- 名無し (2012-10-24 12:59:30)
  • >「邪魔するなら帰れ」にはウケたwww -- 名無し (2012-11-04 16:37:31)
  • モンハンやってるのが以外だったw -- 名無しさん (2013-03-26 02:11:56)
  • 意外だった -- 名無しさん (2013-03-26 02:12:19)
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最終更新:2013年03月26日 02:12