千夜一夜物語

『千夜一夜物語/千一夜物語/アラビアン・ナイト』

アラビア語: ألف ليلة وليلة‎
ラテン文字化で alfu lailatin wa lailatun もしくは Alf Laylah wa Laylah (『アルフ・ライラ・ワ・ライラ』)
ペルシャ語: هزار و یک شب‎ はラテン文字化で Hezār-o yek šab

アラビア語名の『アルフ・ライラ・ワ・ライラ』は、alfが「千」、laylahが「夜」の意味で、waが接続詞「と」であるから、一見すると「千夜と一夜」となる。
アラビア語独特の数の数え方に則り考慮すると、訳としてはむしろ「千一夜」の方であるが、日本では「千夜一夜物語」の名称の方が普及している。また、通称の「アラビアン・ナイト」と言うのは、この物語が初めてイギリスに紹介されたときの題名が Arabian Nights Entertainments であったこと、また明治初期に本作がアラビア物語などとして翻訳されたことに由来している(『暴夜物語』(1875年)、『全世界一大貴書(アラビアンナイト)』(1883年)など)。

『内容』

妻の不貞を見て女性不信となったシャフリヤール王が、国の若い女性と一夜を過ごしては殺していたのを止めさせる為、大臣の娘シャハラザード(シェヘラザード、شهرزاد)が自ら王の元に嫁ぐ。そしてシャハラザードは千夜に渡って毎夜王に話をしては気を紛らわさせ、終に殺すのを止めさせたという物語が主軸となっている(また、姉のシャハラザードの傍らに、妹のドゥンヤザードもいる)。話が佳境に入った所で「続きはまた明日」とシャハラザードが打ち切る為、王は次の話が聞きたくて別の女性に伽をさせるのを思い留まり、それが千夜続いたという。説話は、冒険商人たちをモデルにした架空の人物から、アッバース朝のカリフであるハールーン・アッ=ラシードや、その妃のズバイダのような実在の人物までが登場し、多彩な物語を繰り広げる。説話は様々な地域に起源をもち、中世のイスラム世界が生き生きと描き出されている。(wikipedhiaより)

【目次】

『完訳千一夜物語』*1
+ ...
※編集・修正中の目次です。
『1 シャハリヤール王と弟シャハザマーン王との物語』
 『1.1驢馬と牛と農夫との寓話』
『2 商人と鬼神(イフリート)との物語(第1夜 - 第3夜)』
 >>「2.1 第一の老人の話」
 >>「2.2 第二の老人の話」
 >>「2.3 第三の老人の話」
『3 漁師と鬼神との物語(第3夜 - 第9夜)』
 >>「3.1 イウナン王の大臣と医師ルイアンの物語」
  >>「3.1.1 シンディバード王の鷹」
  >>「3.1.2 王子と食人鬼の物語」
 >>「3.2 魔法にかけられた若者と魚の物語」
『4 荷かつぎ人足と乙女たちとの物語(第9夜 - 第18夜)』
 >>「4.1 第一の托鉢僧の話」
 >>「4.2 第二の托鉢僧の話」
 >>「4.3 第三の托鉢僧の話」
 >>「4.4 第一の乙女ゾバイダの話」
 >>「4.5 第二の乙女アミナの話」
『5 斬られた女と三つの林檎と黒人リハンとの物語(第18夜 - 第24夜)』
 >>「5.1 大臣ヌーレディンとその兄大臣シャムセディンとハサン・パドレディンの物語」
『6 せむし男および仕立屋とキリスト教徒の仲買人と御用係とユダヤ人の医者との物語(第24夜 - 第32夜)』
 >>「6.1 キリスト教徒の仲買人の話」
  >>「6.1.1 右手のないバグダードの若い商人の話」
 >>「6.2 シナ王の御用係の話」
  >>「6.2.1 親指のない商人の話」
 >>「6.3 ユダヤ人医師の話」
  >>「6.3.1 右手のないモースルの若者の話」
 >>「6.4 仕立屋の話」
  >>「6.4.1 足の悪い若者とバグダードの床屋の物語」
  >>「6.4.2 バグダードの床屋とその6人の兄の物語」
   >>「6.4.2.1 床屋の物語」
   >>「6.4.2.2 床屋の第一の兄バクブークの物語」
   >>「6.4.2.3 床屋の第二の兄エル・ハダールの物語」
   >>「6.4.2.4 床屋の第三の兄バクバクの物語」
   >>「6.4.2.5 床屋の第四の兄エル・クーズの物語」
   >>「6.4.2.6 床屋の第五の兄エル・アスシャールの物語」
   >>「6.4.2.7 床屋の第六の兄シャカーリクの物語」
『7 アニス・アル・ジャリスとアリ・ヌールの物語(第32夜 - 第36夜)』
『8 ガネム・ベン・アイユーブとその妹フェトナーの物語(第36夜 - 第44夜)』
 >>「8.1 スーダンの第1の黒人宦官サワーブの物語」
 >>「8.2 スーダンの第2の黒人宦官カーフルの物語」
 >>「8.3 スーダンの第3の黒人宦官カーフルの物語」
『9 オマル・アル・ネマーン王とそのいみじき二人の王子シャールカーンとダウールマカーンとの軍物語(第44夜 - 第145夜)』
 >>「9.1 三つの門についての言葉」
 >>「9.2 オマル・アル・ネマーン王崩御の物語ならびにそれに先立つ至言」
  >>「9.2.1 第一の乙女の言葉」
  >>「9.2.2 第二の乙女の言葉」
  >>「9.2.3 第三の乙女の言葉」
  >>「9.2.4 第四の乙女の言葉」
  >>「9.2.5 第五の乙女の言葉」
  >>「9.2.6 老女の言葉」
 >>「9.3 僧院の物語」
 >>「9.4 アズィーズとアズィーザと美わしき王冠太子の物語」
  >>「9.4.1 美男アズィーズの物語」
  >>「9.4.2 ドニヤ姫と王冠太子の物語」
 >>「9.5 ダウールマカーン王の崩御」
 >>「9.6 ダウールマカーンの王子、若きカンマカーンの冒険」
『10 鳥獣佳話(第146夜 - 第151夜)』
 >>「10.1 鵞鳥と孔雀の夫婦の話」
 >>「10.2 羊飼いと乙女の挿話」
 >>「10.3 亀と漁師鳥の話」
 >>「10.4 狼と狐の話」
 >>「10.5 小鼠と鼬(いたち)の話」
 >>「10.6 烏と麝香猫の話」
 >>「10.7 烏と狐の話」
『11 美しきシャムスエンナハールとアリ・ベン・ベッカルの物語(第152夜 - 第169夜)』
『12 カマラルザマーンとあらゆる月のうち最もうるわしい月ブドゥール姫との物語(第170夜 - 第236夜)』
『13 「幸男」と「幸女」の物語(第237夜 - 第248夜)』
『14 「ほくろ」の物語(第250夜 - 第269夜)』
『15 博学のタワッドドの物語(第270夜 - 第287夜)』
『16 詩人アブー・ヌワースの事件(第287夜 - 第290夜)』
『17 船乗りシンドバードの物語(第290夜 - 第315夜)』
 >>「17.1 船乗りシンドバードの物語の第一話 そしてこれは第一の航海である」
 >>「17.2 船乗りシンドバードの物語の第二話 そしてこれは第二の航海である」
 >>「17.3 船乗りシンドバードの物語の第三話 そしてこれは第三の航海である」
 >>「17.4 船乗りシンドバードの物語の第四話 そしてこれは第四の航海である」
 >>「17.5 船乗りシンドバードの物語の第五話 そしてこれは第五の航海である」
 >>「17.6 船乗りシンドバードの物語の第六話 そしてこれは第六の航海である」
 >>「17.7 船乗りシンドバードの物語の第七話 そしてこれは第七の最後の航海である」
『18 美しきズームルッドと「栄光」の息子アリシャールとの物語(第316夜 - 第331夜)』
『19 色異なる六人の乙女の物語(第331夜 - 第338夜)
『20 青銅の町の綺談(第339夜 - 第346夜)
『21 イブン・アル・マンスールと二人の乙女の物語(第346夜 - 第353夜)』
『22 肉屋ワルダーンと大臣の娘の話(第353夜 - 第355夜)』
『23 地下の姫ヤムリカ女王の物語(第355夜 - 第373夜)』
 >>「23.1 ブルキヤの物語」
  >>「23.1.1 悲しみの美青年の物語」
『24 智恵の花園と粋の庭(第373夜 - 第393夜)』
 >>「24.1 アル・ラシードとおなら」
 >>「24.2 若者とその先生」
 >>「24.3 不思議な袋」
 >>「24.4 愛の審判者アル・ラシード」
 >>「24.5 いずれを選ぶか?青年か、はたまた壮年か?」
 >>「24.6 胡瓜の値段」
 >>「24.7 白髪」
 >>「24.8 悶着解決」
 >>「24.9 アブー・ヌワースとセット・ゾバイダの浴み」
 >>「24.10 アブー・ヌワースの即詠」
 >>「24.11 驢馬」
 >>「24.12 セット・ゾバイダの現行犯」
 >>「24.13 雄か、雌か?」
 >>「24.14 分け前」
 >>「24.15 学校の先生」
 >>「24.16 下着の縫取り文」
 >>「24.17 盃の彫り込み文」
 >>「24.18 籠の中の教王」
 >>「24.19 臓物の掃除夫」
 >>「24.20 乙女「涼し眼」」
 >>「24.21 乙女か?青年か?」
『25 奇怪な教王(第393夜 - 第399夜)』
『26 「蕾の薔薇」と「世の歓び」の物語(第399夜 - 第414夜)』
『27 黒檀の馬奇談(第414夜 - 第432夜)』
『28 女ペテン師ダリラとその娘の女いかさま師ザイナブとが、蛾のアフマードやペストのハサンや水銀のアリとだましあいをした物語(第432夜 - 第465夜)』
『29 漁師ジゥデルの物語または魔法の袋(第465夜 - 第487夜)』
『30 アブー・キールとアブー・シールの物語(第487夜 - 第501夜)』
『31 匂える園の道話(第502夜 - 第505夜)』
 >>「31.1 三つの願いごと」
 >>「31.2 若者と風呂屋のあんま」
 >>「31.3 白にもいろいろ」
『32 陸のアブドゥッラーと海のアブドゥッラーの物語(第505夜 - 第515夜)』
『33 黄色い若者の物語(第515夜 - 第526夜)』
『34 「柘榴の花」と「月の微笑」の物語(第526夜 - 第549夜)』
『35 モースルのイスハークの冬の一夜(第549夜 - 第551夜)』
『36 エジプトの百姓とその色白き子供たち(第551夜 - 第554夜)』
『37 カリーフと教王(カリーファ)の物語(第554夜 - 第576夜)』
『38 ハサン・アル・バスリの冒険(第576夜 - 第615夜)』
『39 陽気で無作法な連中の座談集(第616夜 - 第622夜)』
 >>「39.1 歴史的な放屁」
 >>「39.2 二人の悪戯者」
 >>「39.3 女の策略」
『40 眼を覚ました永眠の男の物語(第622夜 - 第653夜)』
『41 ザイン・アル・マワシフの恋(第653夜 - 第666夜)』
『42 不精な若者の物語(第666夜 - 第671夜)』
『43 若者ヌールと勇ましいフランク王女の物語(第671夜 - 第714夜)』
『44 寛仁大度とは何、世に処する道はいかにと論じ合うこと(第714夜 - 第720夜)』
 >>「44.1 サラディンとその大臣の物語」
 >>「44.2 比翼塚」
 >>「44.3 ヒンドの離婚」
『45 処女の鏡の驚くべき物語(第720夜 - 第731夜)』
『46 アラジンと魔法のランプの物語(第731夜 - 第774夜)』
『47 人の世のまことの智恵のたとえ話(第774夜)』
『48 薔薇の微笑のファリザード(第774夜 - 第779夜)』
『49 カマールと達者なハリマとの物語(第780夜 - 第787夜)』
『50 羊の脚の物語(第787夜 - 第788夜)』
『51 運命の鍵(第788夜 - 第794夜)』
『52 巧みな諧謔と愉しい頓智の集い(第794夜 - 第806夜)』
 >>「52.1 減らない草履」
 >>「52.2 アル・ラシードの道化役バハルル」
 >>「52.3 世界平和への誘い」
 >>「52.4 不能のお呪い(おまじない)」
  >>「52.4.1 二人のハシーシュ食らいの物語」
   >>「52.4.1.1 法官「屁の父」の物語」
   >>「52.4.1.2 法官の驢馬」
   >>「52.4.1.3 法官と仔驢馬」
   >>「52.4.1.4 抜け目のない法官」
   >>「52.4.1.5 女道楽の達人の教え」
   >>「52.4.1.6 ハシーシュ食らいの判決」
『53 ヌレンナハール姫と美しい魔女の物語(第807夜 - 第814夜)』
『54 「真珠華」の物語(第814夜 - 第819夜)』
『55 帝王マハムードの二つの世界(第819夜 - 第821夜)』
『56 底なしの宝庫(第821夜 - 第826夜)』
『57 気の毒な不義の子のこみいった物語(第826夜 - 第844夜)』
 >>「57.1 若者の猿の物語」
 >>「57.2 第一の狂人の物語」
 >>「57.3 第二の狂人の物語」
 >>「57.4 第三の狂人の物語」
『58 九十九の晒首の下での問答(第844夜 - 第847夜)』
『59 細君どもの腹黒さ(第847夜 - 第851夜)』
 >>「59.1 菓子屋の話した物語」
 >>「59.2 八百屋の話した物語」
 >>「59.3 肉屋の話した物語」
 >>「59.4 竪笛吹きの話した物語」
『60 アリ・ババと四十人の盗賊の物語(第851夜 - 第860夜)』
『61 バグダードの橋上でアル・ラシードの出会った人たち(第860夜 - 第876夜)』
 >>「61.1 白い牝馬の主人の若者の物語」
 >>「61.2 インドとシナの曲を奏する人々を従えた馬上の若者の物語」
 >>「61.3 気前のよい掌の老人の物語」
 >>「61.4 口の裂けた不具の学校教師の物語」
 >>「61.5 橋上で頬を殴ってもらう盲人の物語」
『62 スレイカ姫の物語(第876夜 - 第881夜)』
『63 のどかな青春の団欒(第881夜 - 第894夜)』
 >>「63.1 頑固な頭の少年と小さな足の妹」
 >>「63.2 足飾り」
 >>「63.3 王女と牡山羊の物語」
 >>「63.4 王子と大亀の物語」
 >>「63.5 エジプトの豆売り娘」
 >>「63.6 解除人」
 >>「63.7 警察隊長」
 >>「63.8 誰がいちばん寛大か」
 >>「63.9 去勢された床屋」
 >>「63.10 ファイルーズとその妻」
 >>「63.11 生まれと心」
『64 不思議な書物の物語(第895夜 - 第904夜)』
『65 金剛王子の華麗な物語(第904夜 - 第922夜)』
『66 滑稽頓智の達人のさまざまな奇行と戦術(第922夜 - 第925夜)』
『67 乙女「心の傑作」鳥の女代官の物語(第926夜 - 第937夜)』
『68 バイバルス王と警察隊長たちの物語(第937夜 - 第954夜)』
 >>「68.1 第一の警察隊長の語った物語」
 >>「68.2 第二の警察隊長の語った物語」
 >>「68.3 第三の警察隊長の語った物語」
 >>「68.4 第四の警察隊長の語った物語」
 >>「68.5 第五の警察隊長の語った物語」
 >>「68.6 第六の警察隊長の語った物語」
 >>「68.7 第七の警察隊長の語った物語」
 >>「68.8 第八の警察隊長の語った物語」
 >>「68.9 第九の警察隊長の語った物語」
 >>「68.10 第十の警察隊長の語った物語」
 >>「68.11 第十一の警察隊長の語った物語」
 >>「68.12 第十二の警察隊長の語った物語」
『69 海の薔薇とシナの乙女の物語(第954夜 - 第959夜)』
『70 蜂蜜入りの乱れ髪菓子と靴直しの禍をまきちらす女房との物語(第959夜 - 第971夜)』
『71 智恵と歴史の天窓(第971夜 - 第994夜)』
 >>「71.1 詩人ドライド、その高邁な性格と高名の女流詩人トゥマーディル・エル・ハンサーへの恋」
 >>「71.2 詩人フィンドとその二人の娘、女丈夫日輪オファイラと月輪ホゼイラ」
 >>「71.3 王女ファーティマと詩人ムラキースとの恋の冒険」
 >>「71.4 フジル王の復讐」」
 >>「71.5 妻からの夫の品定め」
 >>「71.6 両断者ウマル」
 >>「71.7 歌姫空色のサラーマー」
 >>「71.8 押しかけ客」
 >>「71.9 薄命の寵姫」
 >>「71.10 悲しき首飾り」
 >>「71.11 モースルのイスハークと新曲」
 >>「71.12 二人の舞姫」
 >>「71.13 落花生油のクリームと法学上の難問解決」
 >>「71.14 泉のアラビア娘」
 >>「71.15 しつこさの報い」
『72 ジャアファルとバルマク家の最後(第994夜 - 第998夜)』
『73 ジャスミン王子とアーモンド姫の優しい物語(第998夜 - 第1001夜)』
 『大団円』

『アラビアンナイトストーリー』※手書きブログで紹介されていた作品です。*2

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【バートン版『千一夜物語』ダイジェスト】
※現在編集中です。
『1 シャーリヤル王とその弟の物語』
 >>「牝牛と驢馬の話」
『2 商人と魔神の物語』
 >>「2.1 一番めの老人の話」
 >>「2.2ニ番めの老人の話」
 >>「2.3三番めの老人の話」
『3 漁師と魔神の物語』
 >>「3.1 大臣と賢人ズバンの話」
  >>「3.1.1 シンディバッド王と鷹の話」
  >>「3.1.2 亭主と鸚鵡の話」
  >>「3.1.3 王子と食人鬼の話」
 >>「3.2 魔法にかかった王子の話」
『4 バクダッドの軽子と三人の女』
 >>「4.1 最初の托鉢僧の話」
 >>「4.2 二番目の托鉢僧の話」
  >>「4.2.1ねたみ深い男とねたまれた男の話」
 >>「4.3 三番目の托鉢僧の話」
 >>「4.4 姉娘の話」
 >>「4.5 門番女の話」
『5 三つの林檎の物語』
『6 ヌル・アル・ディン・アリとその息子バドル・アル・ディン・ハサンの物語』
『7 せむし男の物語』
 >>「7.1 ナザレ人の仲買人の話」
 >>「7.2 料理人の話」
 >>「7.3 ユダヤ人の医者の話」
 >>「7.4 仕立屋の話」
 >>「7.5 床屋の身の上話」
  >>「7.5.1 床屋の長男の話」
  >>「7.5.2 床屋の二番目の兄の話」
  >>「7.5.3 床屋の三番目の兄の話」
  >>「7.5.4 床屋の四番目の兄の話」
  >>「7.5.5 床屋の五番目の兄の話」
  >>「7.5.6 床屋の六番目の兄の話」
 >>「7.6 仕立屋の話の結び」
『8 ヌル・アル・ディン・アリと乙女アニス・アル・ジャリスの物語』
『9 恋に狂った奴ガーニム・ビン・アイユブの物語』
 >>「9.1 最初の宦官ブハイトの話」
 >>「9.2 二番目の宦官カフルの話」
『10 オマル・ビン・アル・ヌウマン王とふたりの息子シャルルカンとザウ・アル・マカンの物語』
 >>「10.1 タジ・アル・ムルクとドゥニャ姫の話」
 >>「10.2 アジズとアジザーの話」
 >>「10.3 麻薬を飲んだ男の話」
 >>「10.4 バダウィ人はマッドの話」
『11 鳥と獣と大工の物語』
『12 隠者の話』
『13水鳥と亀の物語』
『14 大神と狐の話』
 >>「14.1 はやぶさと鸚鵡」
『15 二十日鼠と猫いたちの話』
『16 猫と鳥の話』
『17 狐と鳥の話』
 >>「17.1 のみと二十日鼠」
 >>「17.2 雌鷹と小鳥」
 >>「17.3 雀と鷲」
『18 はり鼠とじゅずかけ鳩の話』
 >>「18.1 商人とふたりのぺてん師」
『19 泥棒と猿の話』
 >>「19.1 馬鹿な機織工」
『20 雀と孔雀の話』
『21 アリ・ビン・バッカルとシャムス・アル・ナハルの物語』
『22 カマル・アル・ザマンの物語』
 >>「22.1 ニアマー・ビン・アル・ラビアとその奴隷娘ナオミの話」
『23 アラジン・アブ・アル・シャマトの物語』
『24 タイイ族のハティム』
『25 ザイダーの子マアンの話』
『26 ザイダーの子マアンとバダウィ人』
『27 ラブタイトの都』
『28 ヒシャム教王とアラブ人の若者』
『29 イブラヒム・ビン・アル・マーディと理髪外科医』
『30 円柱の多い都イラムとアビ・キラバーの子アブズラー』
『31 モスルのイサアク』
『32 掃除婦と上臈』
『33 いかさま教王』
『34 ペルシャ人アリ』
『35 ハールン・アル・ラシッドと奴隷娘と導師』
『36 泥棒のふりをした恋人の話』
『37 バルマク家のジャアファルと豆売り』
『38 怠け者のアブ・モハメッド』
『39 バルマク家のヤーヤ・ビン・ハリドがマンスルを寛大にあつかった話』
『40 偽手紙を書いた男にハリドの子ヤーヤが情けをかけた話』
『41 アル・マアムン教王と異国の学者』
『42 アリ・シャルとズムルッド』
『43 ジュバイル・ビン・ウマイルとブズル姫の恋』
『44 アル・ヤマンの男と六人の奴隷娘』
『45 ハールン・アル・ラシッド教王とひとりの乙女とアブ・ノワス』
『46 犬皿に使った黄金の皿を盗んだ男』
『47 アレキサンドリアのいかさま師と警備頭』
『48 アル・マリク・アル・ナシルと三人の警備頭』
 >>「48.1 カイロの警備頭の話」
 >>「48.2 ブラックの警備頭の話」
 >>「48.3 旧カイロの警備頭の話」
『49 泥棒と両替屋』
『50 クスの警備頭とぺてん師』
『51 イブラヒム・ビン・アル・マーディと商人の妹』
『52 貧者に物を施して両手を切られた女の話』
『53 信心深いイスラエル人』
『54 アブ・ハサン・アル・ジャディとホラサンの男』
『55 貧しい男と親友』
『56 落ちぶれた男が夢のお告げで金持ちになった話』
『57 アル・ムタワッキル教王と側女マーブバー』
『58 肉屋のワルダンが女と熊を相手に冒険をした話』
『59 女王と猿』
『60 黒檀の馬』
『61 ウンス・アル・ウユドと大臣の娘アル・ワルド・フィル・マクアム』
『62 アブ・ノワスに三人の美少年とハールン・アル・ラシッド教王』
『63 アブダラー・ビン・マアルにバッソラーの男とその奴隷女』
『64 オズラー族の恋人たち』
『65 アル・ヤマンの大臣と若い弟』
『66 授業中の少年と少女の話』
『67 アル・ムタラミスと妻のウマイマー』
『68 ハールン・アル・ラシッド教王と水浴中のズバイダー妃』
『69 ハールン・アル・ラシッドと三人の詩人』
『70 ムスアブ・ビン・アル・ズバイルとタラーの娘アイシャー』
『71 アブ・アル・アスワドと奴隷娘』
『72 ハールン・アル・ラシッド教王とふたりの奴隷娘』
『73 ハールン・アル・ラシッド教王と三人の奴隷娘』
『74 粉屋とその女房』
『75 薄ばかといかさま師』
『76 判官アブ・ユスフにハールン・アル・ラシッド教王とズバイダー妃』
『77 アル・ハキム教王と商人』
『78 キスラ・アヌシルワン王と村の娘』
『79 水汲み男と細工師の女房』
『80 フスラウ王と妃シリンと漁師』
『81 バルマク家のヤーヤー・ビン・ハリドと貧乏な男』
『82 モハメッド・アル・アミンと奴隷女』
『83 ヤーヤー・ビン・アル・ハリドの息子たちとサイド・ビン・サリム・アル・バヒリ』
『84 亭主をだました女房の策略』
『85 信心深い女と邪なふたりの老人』
『86 バルマク家のジャアファルと年老いたバダウィ人』
『87 オマル・ビン・アル・ハッタブ教王と若いバダウィ人』
『88 アル・マアムン教王エジプトのピラミッド』
『89 盗人と商人』
『90 宦官マスルールとイブン・アル・カリビ』
『91 行者の王子』
『92 歌を聞いて恋におちた愚かな先生』
『93 あほうな先生』
『94 学校の先生になりすましたあき盲』
『95 王と貞淑な妻』
『96 マブリビ人アブド・アル・ラーマンの大鳥の話』
『97 マディ・ビン・ザイドと王女ヒンド』
『98 ディイビル・アル・フザイと上臈とムスリム・ビン・アル・ワリド』
『99 モスルのイサアクと商人』
『100 三人の不幸な恋人』
『101 アブ・ハサンが屁をした話』
『102 タイイ族の恋人たち』
『103 恋に狂った男』
『104 回教徒になった副修道院院長』
『105 アブ・イサクとクラト・アル・アミンと叔父アブラヒム・ビン・アル・マーディー』
『106 アル・ラシッドの子アル・アミンと叔父アブラヒム・ビン・アル・マーディー』
『107 アル・ファス・ビン・ハカンとアル・ムッタワキル教王』
『108 男女の優劣についてある男が女の学者と議論した話』
『109 アブ・スワイドとこぎれいな老婆』
『110 アリ・ビン・タヒル太守とムウニスという娘』
『111 若いつばめをもった女と大人を情夫にもった女』
『112 カイロ人のアリとバグダッドの幽霊屋敷』
『113 巡礼男と老婆』
『114 アブ・アル・フスンと奴隷娘のトワッズド』
『115 死の天使と高慢な王と導師』
『116 死の天使と富裕な王』
『117 死の天使とイスラエルの子孫の王』
『118 イスカンダル・ズ・アル・カルナインと貧しい人々』
『119 アヌシルワン王の威徳』
『120 ユダヤ人の判官と貞節な妻』
『121 難船の憂きめにあった女とその子供』
『122 信心深い黒人奴隷』
『123 道心堅固な盆作りとその女房』
『124 アル・ハッジャジと信心家』
『125 日をつかんでも平気な鍛冶屋』
『126 神から雲を授けられた信者と敬虔な国王』
『127 回教徒の戦士とキリスト教徒の乙女』
『128 キリスト教王の王女と回教徒』
『129 預言者と神の審き』
『130 ナイル川の渡し守と隠者』
『131 島の王と敬虔なイスラエル人』
『132 アブ・アル・ハサンと癩患者アブ・ジャアファル』
『133 巨蛇の女王』
 >>「133.1 ブルキヤの冒険」
 >>「133.2 ヤンシャーの話」
『134 船乗りシンドバッドと軽子のシンドバッド』
 >>「134.1 船乗りシンドバッドの最初の航海」
 >>「134.2 船乗りシンドバッドの第二の航海」
 >>「134.3 船乗りシンドバッドの第三の航海」
 >>「134.4 船乗りシンドバッドの第四の航海」
 >>「134.5 船乗りシンドバッドの第五の航海」
 >>「134.6 船乗りシンドバッドの第六の航海」
 >>「134.7 船乗りシンドバッドの第七の航海」
 >>「134.8 船乗りシンドバッドの第七の航海」(カルカッタ版による)
『135 真鍮の都』
『136 女の手管と恨みー負うとその王子と側女と七人の大臣の物語』
 >>「136.1 王と大臣の妻」
 >>「136.2 菓子屋とその女房と鸚鵡の話」
 >>「136.3 洗い張り屋と息子」
 >>「136.4 遊治郎の策略と貞節な妻」
 >>「136.5 ケチン坊とパン」
 >>「136.6 浮気女とふたりの情夫」
 >>「136.7 王子と食人鬼」
 >>「136.8 一滴の蜂蜜」
 >>「136.9 夫に泥をふるわせた女房」
 >>「136.10 魔力をもった泉」
 >>「136.11 大臣の息子と風呂屋の女房」
 >>「136.12 亭主をだました女房の策略」
 >>「136.13 金細工とカシミルの歌姫」
 >>「136.14 長い生涯に一度も笑わなかった男」
 >>「136.15 王子と商人の妻」
 >>「136.16 鳥の話がわかるふりをした小姓」
 >>「136.17 人妻と五人の求婚者」
 >>「136.18 三つの願-<神の夜>を見たがった男の話」
 >>「136.19 盗まれた首飾り」
 >>「136.20 二羽の鳩」
 >>「136.21 ベーラム王子とアル・ダトマ王女の物語」
 >>「136.22 見晴らし台のある屋敷」
 >>「136.23 王子と魔神の情婦」
 >>「136.24 白檀商といかさま師」
 >>「136.25 放蕩者と三歳の童子」
 >>「136.26 盗まれた財布」
 >>「136.27 狐と人間」
『137 ジュダルとその兄』
『138 ガーリブとその兄アジブの身の上話』
『139 オトバーとライヤ』
『140 アル・ヌーマンの娘ヒンドとアル・ハッジャジ』
『141 ビシュルの子フザイマーとイクリマー・アル・ファイヤズ』
『142 学者ユヌスとワリド・イン・サール教王』
『143 ハールン・アル・ラシッド教王とアラビア娘』
『144 アル・アスマイとバッソラーの三人の乙女』
『145 モスルのイブラヒムと悪魔』
『146 ウズラー族の恋人たち』
『147 バダウィ人とその妻』
『148 バッソラーの恋人たち』
『149 モスルのイシャクとその恋人と悪魔』
『150 アル・メディナーの恋人たち』
『151 アル・マリク・アル・ナシルとその宰相』
『152 やりて婆のダリラーと兎とりの娘ザイナブが悪戯を行ったこと』
『153 カイロの盗神アリの奇談』
『154 アルダシルとハヤット・アル・ヌスフ姫』
『155 海から生まれたジュルナールとその子のペルシャ王バドル・バシム』
『156 モハメッド・ビン・サイバク王と商人ハサン』
 >>「156.1 サイフ・アル・ムルク王子とバディア・アル・ジャマル王女の話」
『157 バッソラーのハサン』
『158 バグダッドの漁師ハリファー』
『159 マスルールとザイン・アル・マワシフ』
『160 アリ・ヌル・アル・ディンと帯づくりのミリアム姫』
『161 上エジプトの男とフランク人の妻』
『162 落ちぶれたバグダッドの男と奴隷女』
『163 インドのジャリアッド王と宰相シマス-ジャリアッド王の世継ぎウィルド・ハン王とその妻妾と大臣の後日談』
 >>「163.1 二十日鼠と猫」
 >>「163.2 托鉢僧とバターの甕」
 >>「163.3 魚と蟹」
 >>「163.4 鴉と大蛇」
 >>「163.5 野生の驢馬と豹」
 >>「163.6 非道な王と巡礼の王子」
 >>「163.7 鴉と鷹」
 >>「163.8 蛇使いとその女房」
 >>「163.9 蜘蛛と風」
 >>「163.10 ふたりの王」
 >>「163.11 盲とちんば」
 >>「163.12 愚かな漁師」
 >>「163.13 少年と泥棒」
 >>「163.14 亭主と女房」
 >>「163.15 商人と盗人」
 >>「163.16 豹と狼」
 >>「163.17 羊飼いと泥棒」
 >>「163.18 鸚鵡と亀」
『164 紺屋のアブ・キルと床屋のアブ・シル』
『165 漁師のアブズラーと人魚のアブズラー』
『166 ハールン・アル・ラシッド教王とオマンの商人アブ・ハサンの話』
『167 イブラヒムとジャミラー』
『168 ホラサンのアブ・アル・ハサン』
『169 カマル・アル・ザマンと宝石商の妻』
『170 アブズラー・ビン・ファジルとその兄弟』
『171 靴直しのマアルフとその女房ファティマー』

【『千夜一夜物語拾遺』ダイジェスト』
『172 アラジンと魔法のランプ』
『173 アリ・ババと四十人の盗賊』
『174 道化ものアブ・アル・ハサン』
『175 アーマッド王子と仙女ペリ・バヌー空飛ぶ絨毯の物語』
『176 賢者と三人の息子の話』
『177 強盗と女の話』
『178 三人の男と主イサの話』
『179 王座と財宝を取り返した王の話』
『180 ふたりのぺてん師の話』
『181 ふたりのいかさま師ぺてん師』
『182 いかさま師と両替屋と驢馬の話』



【実在した登場人物】

ハールーン・アル=ラシード>>シンドバッドの項目参照
ズバイダ
ジャアファル・アル・バルマキー>>ジャーファルの項目参照
アル・アミーン
アブー・ヌワース

『完訳千一夜物語 13』岩波文庫 豊島与志雄・渡辺一夫・佐藤正彰・岡部正孝/訳
アラビアンナイトストーリー』實吉 達郎/著  新紀元社
『千夜一夜物語』【Wikipedia】
最終更新:2013年06月25日 23:46

*1 『完訳千一夜物語 13』岩波文庫 豊島与志雄・渡辺一夫・佐藤正彰・岡部正孝/訳(マルドリュス版)より

*2 『アラビアンナイトストーリー』實吉 達郎/著 (バートン版他)より