カード能力解説 > 亡霊騎士シリーズ

ゾルタン ガルム ゲオルグ ルミール ペロー
レア度 ☆4~7
カードタイプ たいりょくタイプ・単体
スキル能力 nターンの間、同属性の味方に苦手属性の盾を付ける
Lスキル能力 同属性の味方の攻撃力をn倍し、さらに通常攻撃にタフネス貫通効果を付与する。
コスト量 中(12,18,26,36)
変身合成 ☆4→☆5:ぷよキャンデー☆3、☆3、☆4、☆4、☆5
☆5→☆6:ぷよキャンデー☆4、☆5、☆5、☆6、☆6

解説

収集イベントマスカレード祭り及び魔力消費イベント第11回プワープカップの特攻カードとして登場。全てぷよクエ新規モンスター。
ゾルタン、ガルム、ゲオルグは収集イベント、残りのルミールとペローは一足遅れてバトルアリーナで実装された。
同一シリーズの特攻カードが複数のイベントにまたがって登場する、また違う種類の特攻を持つのはこのシリーズが初めて。

2015/11/16に☆6、2017/11/21に☆7が解禁となった。
ちなみに、同時期にその後何シリーズが登場した
「イラストが☆6と変わらない」初めての☆7となってしまった。
その後いくつかのシリーズは新規イラストに差し替えられたが、本シリーズは同じまま。
さらにとどめをさすかのように、2021/4/24のラインナップ更新より、魔導石ガチャから出現しなくなった。

ステータス

☆6Lv99で体力5313(±18)/攻撃1363(±6)/回復301(±5)
☆7 Lv120 たいりょく こうげき かいふく
ゾルタン 9032 1847 399
ガルム 9001 1839 412
ゲオルグ 9062 1831 405
ルミール 9032 1831 412
ペロー 9001 1847 405

スキル

同属性の味方に、苦手属性を付ける。赤属性のゾルタンなら青盾が付く。ぷよ消し数40個。
持続時間は☆4で1ターン。☆5で2ターン。☆6で3ターンで、75%カット。☆7では3ターンのまま90%カットになる。
敵側が使ってくる属性盾のような99%カットではないので、間違えないように。
たいりょくタイプには様々な防御スキルを持つカードがあるが、苦手属性から受ける攻撃を防御するカードとしては初である。
(たとえば、キキーモラは緑属性ダメージ軽減、かめんいんこは緑属性封印、ハーティアは緑属性反射である)

ちなみに黄紫では、黄色ならば紫盾・紫なら黄色盾とSUNシリーズアリスシリーズと同じ色が対象であるため、それらのほぼ劣化版になってしまっている。

潮騒の騎士シリーズが同様に属性盾をつけられるスキルを持つがあちらは有利属性からの攻撃を防ぐものであり、対象が違う分使い方も異なる。
だが、黄紫属性の場合は効果対象が亡霊騎士と被り、倍率も上回るせいで事実上の完全劣化スキルと化してしまっている。
他の属性も☆7で潮騒側の特訓スキルで(倍率こそ80%カットでこちらより軽減率は低いものだが)全属性盾を入手できるため、全盾スキルの汎用性を考えるとやはり本スキルが優るところはほぼないと言って差し支えない。
あえて利点をあげるとすれば本シリーズと潮騒の体力値が雲泥の差で落とされにくいことくらいだが、スキル面では完敗している以上そこまでしても得られるものはわずかと言って良いだろう。

SUNシリーズのスキルは、全てのレアリティで亡霊騎士よりターン数が長く、☆6では攻撃力80%減少と効果も大きい(一応、SUN☆5までではこちらのほうが効果が高くはなる)。
ただし、亡霊騎士は味方に盾を張るのでステージをまたいでも効果があるというのはSUNにはないメリットである。

一方のアリスシリーズのスキルは、全てのレアリティで亡霊騎士よりターン数が長く、ダメージを100%反射、効果対象が味方の色に左右されないという代物。
そして味方に盾を張るのでステージをまたいでも効果があり、亡霊騎士ではアリスシリーズのスキルに勝る部分が全くない。

現段階ではあまり有用性は高くないと言える。
黄紫については先述したが、赤青緑でもわざわざ弱点色で敵に向かう需要は無く、相手が3色構成ならば、先に弱点色の敵を倒すなり、黄紫で行ったほうが効率が高いためである。
使う機会があるとすれば、敵が別の属性で攻撃してくるときだろうか(例えば、赤属性の敵が緑属性の攻撃を行う場合など)。

リーダースキル

同属性の味方の攻撃力を強化し、さらに通常攻撃に限りタフネスを貫通させる。
倍率は☆4で1.2倍、☆5で1.5倍、☆6で1.8倍。☆7で3倍。
タフネスを貫通した時には「パリーン」と割れるような効果音が入る。
後日、下位互換のリーダースキル持ちのカード(攻撃力が上昇しない)が登場したことに伴い、レベル表記が1上昇している。
この関係で整合性を取られた結果、☆4からのカードでありながら☆4の時点で最初からLv2の表記となっているカードである。

実装当初は「スキル攻撃は貫通するのか否か?」で混乱が生じたが、データ更新でいつのまにか(更新の告知がないので正確な日時不明)通常攻撃のみ貫通すると説明文が変更された。


現在のバトルにおいては、☆7実装により召喚士シリーズなどのタフネス対策ができるリーダー候補のひとつとなった。
タフネス貫通と十分な攻撃倍率を持つのは、2021年現在本カードの☆7と潮騒の騎士シリーズのみ。
潮騒の騎士シリーズは攻撃倍率アップとタフネス貫通に2連鎖が必要で、こちらは連鎖が必要ない点が異なる。
先行して☆7が実装されたこちらは、潮騒の☆6に1連鎖の倍率が勝っていたが、
現在は潮騒の騎士シリーズに☆7が実装され、1連鎖の倍率が本シリーズと同じになってしまったため、
(潮騒はタフネス貫通に2連鎖が必要な点以外は)本カードは潮騒に対する優位性を大きく失っている。

コンビネーション

「おばけ」「まもの」。
ゾルタン、ルミール、ペロー(☆5から)は「剣士」ものる。
ルミールとペローは実装初日はのらなかったが、次の日のアップデートで乗るように修正された。

デッキ考察

タフネス貫通要因として起用した際には、バトルで主流の黄または紫の単色デッキにして残りのメンツはステータスとコンビネーションで選びたい。
+ 実装当時の考察
紫の☆6なら、まもの・あくま・インキュバス・ゴルゴーン・ペルヴィス・サキュバス・サロメにまものコンビが乗る。
インキュバスはサブリーダーに適しており、ゴルゴーン・ペルヴィス・サキュバス・サロメはガールズも乗るので控えにチキータやダークアルルを入れておくと控えともコンビが継続できる。
☆5のグリープ・コカトリスを加えると9枚まものデッキにできるが、これらはステータスが低めなので実用性は微妙か。
無理に全員にコンビを乗せようとせず後ろ4枚をボーイズにするのももちろんあり。
黄のまものデッキは質・量ともに微妙なので、先頭のコンビは無視してラフィーナorアレックスサブリーダーのガールズで組むのが無難だ。

火力で押し切れないならば、素直に他の高倍率キャラとリーダーを交代した方がいいだろう。
例えば☆6ボス!?リーダーのデッキと比べると、リーダースキルの攻撃力増加量に約1.66倍の差がある。
亡霊騎士リーダーでタフネスリーダーの防御デッキに挑むのは、ボス!?リーダーでこの差分だけの体力増加のリーダーのデッキを相手にするのと同等。

ボーナスタイム中ならサブに童話・漁師などの「通常攻撃を強化する」スキルを持ったキャラを起用しよう。
ただし、亡霊騎士がスキルスタンバイをしても効果が薄いことには注意。
これはある意味、1/5の確率でスキルスタンバイを捨てているとも言えるため少々勿体無い。
さらに、一部で流行ったボーナスタイム中に「サブに王冠ぷよを入れて他カードのスキル発動率を上げる」という技も使えなくなるという難点もある。

評価

+ 過去の評価
主にリーダースキルのタフネス貫通を中心に運用するのが基本となる。
ただ、昨今のバトルでは攻撃力3倍の倍率は決して有利を取れる倍率ではない。
このカードをタフネス貫通を見込んで使う場合はコンビネーションを整えたり、
他のカードに火力が十分望めるカードを用意したり等して、相手に打ち負けない工夫を凝らす事も必要だろう。
スキル、リーダースキルともに☆7同士では潮騒の騎士シリーズの劣化という典型的な下位互換カードとなっている。
潮騒とは☆6までは別方向と言い張ることはできたが、☆7になると(対不利属性はこちらの方が強いが)汎用性、実用性で大きく差をつけられてしまった。
体力こそこちらの方が大きく上回るものの、多くのかばうスキルのような汎用性はなく、不利属性攻撃対策を目的に入れてもそもそも違うデッキで向かえば良いと言う結論なりやすく実用性も低い。
現在のカード資産が揃っていなくてタフネス貫通が欲しいなど、そういう目的でもない限りはあえて作る程のものでもないという評価になるあたり、立ち位置はかなり厳しい。

ゾルダン

ガルム

ゲオルグ

ルミール

ペロー

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最終更新:2021年06月05日 20:27