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サキュバス
レアリティ ★4~★7
タイプ こうげきタイプ・単体
コスト 14,20,28,40
スキル 3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×15で吸収して
味方全体を回復(1/25)
このスキル発動時のフィールド上のハートBOXの数×1.5を吸収倍率にプラス
リーダースキル コンビネーション「まもの」発生時、効果が1200%アップする
バトルスキル なし
へんしん
合成
★4→★5 【★3】むらさきぷよゼリー×1、【★4】むらさきぷよゼリー×2、
【★5】むらさきぷよゼリー×1、【★5】紫の魔導書×1
★5→★6 【★4】むらさきぷよゼリー×2、【★5】むらさきぷよゼリー×1、
【★5】紫の魔導書×1、【★6】紫の魔導書×1
CV 石黒 千尋

概要

2014年12月の収集イベント「マスカレード祭り」の特攻キャラとして登場した。
従来の特攻キャラだった童話シリーズと同じく、イベント期間中のみ魔導石ガチャから出現するようになり、2015年3月23日の「まものガチャ」でも出現した。
2015年6月24日にボイス、2019年9月2日に★7が実装された。
2021年4月24日のガチャラインナップ更新により、通常魔導石ガチャでも出現するようになった。

ステータス

レベル たいりょく こうげき かいふく
★6 Lv.99 3191 2010 268
★7 Lv.120 4707 3216 328
「こうげき」が非常に高く、ルファスぺルヴィスと並んでトップでありながら、「たいりょく」も「かいふく」もこうげきタイプの標準的な数値になっている。
特攻キャラとして登場したためか、非常に優秀なステータスを有している。

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
★4 1ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×3で吸収して味方全体を回復(1/25) 40
★5 2ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×3で吸収して味方全体を回復(1/25)
★6 3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×3で吸収して味方全体を回復(1/25)
★7 3ターンの間、相手全体の体力をこのカードの「こうげき」×15で吸収して味方全体を回復(1/25)
このスキル発動時のフィールド上のハートBOXの数×1.5を吸収倍率にプラス
★7の吸収倍率は「『こうげき』×(15+ハートBOXの数×1.5)」になる。

数ターンの間、追加攻撃しつつ回復もできる使い勝手のいいスキルで、雑魚処理にもとても便利。

自身の攻撃力を攻撃力強化系スキルで底上げすることで、ダメージ量も大幅に増加させることができる。通常攻撃終了後に効果が発生するため、通常攻撃で相手を全滅させてしまった場合は何もおこらない(ターンは経過する)。
ちなみに、相手をオーバーキルした場合でもちゃんと与えたダメージ分の回復ができる。
(例:残り体力3000の相手に、このスキルで6000のダメージを与えた場合、回復量は3000÷30=100ではなく6000÷30=200である)
サキュバスおよび同様のスキルを発動するコモネの複数体による重ね掛けもできる。また、カウンター状態の相手や反射を張っている相手に対して、このスキルで攻撃してもカウンター、反射はされずにダメージを与えられる。
後述のように、無属性攻撃扱いであることも含めて、細かいところで便利な仕様の多いスキルである。

これによるダメージは無属性扱いであり、ギルドイベントなどで登場する「属性盾」の影響を受けないという特徴を持っているため、全属性盾を持つ相手に対しての有効打になりうる。
現状では、無属性攻撃スキルの中で唯一リーダースキルやタワーボーナス、スキルなどでダメージが増幅するスキル(ほかの無属性攻撃は固定ダメージ)であり、全属性盾を持つ相手に挑む機会のあるプレイヤーから重宝されている。

+ 上方調整前(2019年9月2日~2021年9月17日)
レアリティ スキル 発動ぷよ数
★4 1ターンの間、このカードの「こうげき」×3の体力を吸収して味方全体を回復(1/30) 40
★5 2ターンの間、このカードの「こうげき」×3の体力を吸収して味方全体を回復(1/30)
★6 3ターンの間、このカードの「こうげき」×3の体力を吸収して味方全体を回復(1/30)
★7 3ターンの間、このカードの「こうげき」×7の体力を吸収して味方全体を回復(1/30)

リーダースキル

レアリティ リーダースキル
★4 コンビネーション「まもの」発生時、効果が200%アップする
★5 コンビネーション「まもの」発生時、効果が250%アップする
★6 コンビネーション「まもの」発生時、効果が300%アップする
★7 コンビネーション「まもの」発生時、効果が1200%アップする
コンビネーションボーナスによるステータス上昇がさらに強化される。
計算式は(1+0.2×倍率)倍で、これが全ステータスにかかる。
リーダーまたはサポーターが両方サキュバスの場合、倍率はかけ算ではなく、足し算になる。

インキュバスゴルゴーングリープあくままものなどで組みやすく、従来の「ボーイズ」「ガールズ」以外でも組める利点がある。

全能力を強化できる初代ぷよシリーズと比べると、Wサキュバスで「まもの」コンビネーション発動時は全ステータス2.4倍、W初代ぷよシリーズコンビネーション発動時は2.352倍になる。
登場当時は同キャラにはコンビネーションがかからず、リーダー・サポーター双方をサキュバスにしてもサポート側には効果がない状態になっていたが、
ver6.2.0以降はサポーターに限り、同キャラでもコンビネーションに対応するようになった。

コンビネーション

「ガールズ」「まもの」「つの」「はばたき」

登場当初は「はばたき」には対応していなかった。

デッキ考察

スキルを発動するか、リーダースキルを使用するかで、組む方向性が全く変わってくる。
詳細は上記の各項目も参照。

補足すると、紫属性カードの攻撃力強化系スキルと初代スキルを持つ、フェーリとシェゾには「まもの」に対応していないので、せっかくのリーダースキルが生かせない。
かといって、コンビネーション「まもの」で固めると、他の単色デッキのように上記二つのスキルが使えないという板ばさみの状況になってしまう。
さらに、コンビネーション「まもの」の倍率底上げは、サキュバス以外に代役がおらず、サキュバスが倒されてしまうと一気に攻撃力と耐久力が落ちてしまう欠点を持つ。
強いて代役が勤まるのは、同じコンビネーション「まもの」に対応するあやしいクルークあたりがベスト。
コンビネーション「まもの」をもつ赤属性キャラに、リリンやヘド、スキュラ、ドラウドがいるため、サキュバスが倒されたあともある程度の攻撃力は維持できる。
また、高い攻撃力を生かせる紫単バトル用デッキやWボス!?9倍デッキへの採用もおすすめ。
ダークアルル・チキータ・ペルヴィス(ver.HW)らと高い攻撃力のコンビネーション「ガールズ」が組める。
ただし、いずれもスペシャル特攻キャラだったり、ぷよPが必要だったりと、結構なキャラ資産が必要なので、ある程度キャラがそろっているプレイヤーに向いている。

評価

通常のクエストにおいて、長いターンに渡って、攻撃と回復を底上げしてくれるスキルは堅実に働く。
スキルはデッキの属性を問わず、所持するコンビネーションも多いため、リーダーとして使うよりサブで使ったほうが輝きを魅せてくれるカードといえる。
また、スキルの吸収効果が属性盾によるダメージカットの影響を受けないことを利用し、ギルドイベントの全属性99%カット(いわゆる「全盾」)持ちのボスへの対策としても用いられている。
非常に強力なリーダーとしてクールなシェゾが登場したため、さらに活躍の場が増えたと言える。
後に登場したクロミおよびコモネは、サキュバスと同様のスキルを持ち、リーダースキルが扱いやすく、コストが高い分ステータスでも上回る。
ただし、どちらも入手難易度が高いため、両方を所持すること自体が難しく、また。コンビネーションの有無も異なるため、劣化の一言では済ませがたい。
コモネの★7が実装された際に、サキュバスの★7スキルも上方調整され、スキルの面では同じだが、ステータスではコモネが上回るようになった。

余談

魔導物語やぷよぷよの外伝*1にも「サキュバス」は登場したが、ぷよクエでは同名なだけの別デザインのキャラになっている(まものガールズシリーズのラミアも似た境遇だが、サキュバスはセガが旧デザインの権利の方も持っているという点が異なる)。
ぷよクエ版のデザインは過去作とは姿が大幅に異なる(元は黒髪で角や翼はなかった)他、過去のぷよシリーズや魔導物語に登場したサキュバスと比較すると、露出度が抑えられている。
『魔導物語1-2-3』や『す〜ぱ〜なぞぷよ通』では裸に布一枚という露出度の高い衣装、『SS魔導物語』や『ぷよぷよBOX』ではボンテージ姿のSM女王様風の衣装を纏っていた。
従来のサキュバスの衣装では、アップルのレーティングに引っかかってしまうため、新規デザインのキャラクターとして出さざるをえなかったのかもしれない。
なお、『ぷよぷよ 25周年アニバーサリーブック』では他のぷよクエオリジナルキャラが省かれている中でサキュバスとラミアは掲載されており、デザインこそ大きく異なるが、一応、旧版と同じキャラ扱いになっているのかもしれない。

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最終更新:2022年09月13日 15:34

*1 ナンバリングタイトルでは『ぽけっとぷよぷよ〜ん』のオープニングのみに登場。対戦相手としては外伝作の『す~ぱ~なぞぷよ通 ルルーの鉄腕繁盛記』と『ぷよぷよBOX』のみ。