カード能力解説 > ドワーフシリーズ

エリク レイフ ヨルン カッポ オルヴォ

レア度 ☆4~7
カードタイプ たいりょくタイプ・単体
スキル能力 このカードの最大「たいりょく」×nのタフネス貫通攻撃
Lスキル能力 有利属性の相手から受けるダメージを軽減する
コスト量 14,20,28,40
変身合成 ☆4→☆5:ぷよキャンデー☆3、☆4、☆4、☆5、☆5
☆5→☆6:ぷよキャンデー☆4、☆5、☆5、☆6、☆6

概要

ぷよクエ新規キャラクター。
作画は民話などで登場する、一般的な「背が低く、力強い」というものを忠実に再現している。

赤緑紫は精霊石収集祭り、青黄は第5回神殿ラッシュ!で登場。

これまでの通常特攻カードでも同じシリーズが2回に分かれて登場するのが定番なのだが、
初回が赤青緑でないパターン(今回の場合「青→紫」)はこのカードが初である。

2019年6月17日より★7へんしんが解放された。
2021年4月24日のラインナップ更新をもって、魔導石ガチャから出現しなくなった。
2022年6月からは「ドワーフ襲来!」というイベントが行われ、イベント報酬としても入手できるようになった。

ステータス

★6Lv99 たいりょく こうげき かいふく
エリク 5880 1378 266
レイフ 5829 1361 302
ヨルン 5931 1344 284
カッポ 5880 1344 302
オルヴォ 5829 1378 284
★7Lv120 たいりょく こうげき かいふく
エリク 9996 1860 359
レイフ 9909 1837 407
ヨルン 10083 1814 383
カッポ 9996 1814 407
オルヴォ 9909 1860 383

体力タイプらしく、体力が高く攻撃が並以上、回復は低めのステータス・・・なのだが、
体力がなんとあのカーバンクルを越えており、体力に下降補正のかかるレイフとオルヴォですら、★6のLv99時には5800を越える高さになる。
ヨルンに至っては体力1位だった時期もあったが今はレミに抜かれてしまっている。それでも破格の高さであることに変わりは無いのだが。

★7になると、どの属性も10000近い体力になり、特に体力に上昇補正がかかる緑属性のヨルンに至ってはLv120で既に10000を超えてしまっている。

スキル

相手単体に自身の最大体力値×n倍の攻撃をするというもの。タフネス貫通効果を有する。
★4で8倍、★5で10倍、★6で12倍、★7で70倍。消し数40個。

体力に依存して火力が増加する仕様なので、必然的に体力増加のLスキルを持つ、魔界シリーズやSUNとは相性がかなり良い。
最近ではぷよフェスキャラの登場や★7へんしんの実装で、攻撃力の上昇と共に体力が3〜3.5倍レベルで上昇するリーダースキルのキャラも多いので、魔界シリーズ・SUNシリーズに留まらず、選択肢はより広がりを見せている。

体力は数値の相場が攻撃より高く、耐久デッキでは★6でも補正込みで2万近くまで上昇できるため、該当デッキなら攻撃力も発揮しやすい。
★7キャラやぷよフェスキャラをリーダーにしたデッキなら、もっと上昇するため、さらに威力を高められる。

体力依存なので、このスキルはすずらん+αの攻撃力上昇効果や攻撃力を上昇させるLスキルの適用対象とならない。
そのため、スキルを最大限に活用するなら、体力パーティに組み込むのが望ましい。

また、タフネス貫通の性質を利用すれば、先頭キャラのタフネス処理に使える。

一昔前の旧バトルイベント時代は、このスキルで先頭のタフネス処理に出番を発揮していたが、バトルの形態が変わってしまった現在では若干、鳴りを潜めてしまっている印象もある。

余談だが、第5回神殿ラッシュ!では、クロード&レイフ(特攻で全ステータス3倍)を用いることで簡単に数百万単位のダメージを叩き出す事が出来ていた。

とはいえ現環境では冒険家シリーズの大躍進により、かなり苦しい立場になってしまっている。
あちらよりもダメージ倍率は上でタフネス貫通効果を持つのは魅力的ではあるが、貫通効果を実感できる場面が非常に少ないことと冒険家シリーズのスキルは体力タイプ全員がそれぞれの最大体力×40で攻撃するという性質上あちらの編成にもよるが冒険家のスキル発動時スタメン全員が体力タイプの場合手数でも倍率でも見劣りするという事態になってしまう。
ついでに「3属性以上同時攻撃」などの条件エンハンスや、きいろいサタンによる同様の効果を持つ条件系リーダースキルも使用できるので単体での倍率でも抜かれやすい。
さらに発動数の観点でもあちらに分がある。(冒険家シリーズのスキルは30個)
こちらは本人だけで完結する点を生かしたいが、蒸気初代くらいしかまともな条件枠がないのが難点。
一応単発攻撃なので麻痺が有用ではあるが、それでもダメージ効率の観点で見ると冒険家に劣る可能性の方が高い。

また、スキルが本人のリーダースキルの性質とも噛み合っていないのも痛い。

リーダースキル

★4~6
味方全体が受ける有利属性のダメージを50%カットする。

★7
味方全体が受ける有利属性のダメージを70%カットする。

軽減する属性ダメージは自分から見て有利属性となるもののみである。例えば、エリクでは緑属性攻撃のダメージを軽減、カッポでは紫属性攻撃のダメージを軽減する効果となる。

とりシリーズの完全上位互換であり、類似Lスキルにかいぶつシリーズの「体力MAX時同属性カードの初撃を半減する」がある。もちろん、リダサポ両方で使えば受けるダメージは4分の1になる。(★6の場合)

同様の条件で★6と★7なら受けるダメージは15%(1/2×3/10=3/20=0.15)、★7同士にすると脅威の9%((3/10)^2=9/100=0.09)となる。
ただ、ここまでしても本人のリーダースキルでは能力に一切干渉しないため実数値になんの変化もないせいで見た目よりも柔らかいのでその点は注意。

ギルイベのように相手が単色の場合、このカードのLスキルは★6では味方全体の体力と回復力を2倍にすると、★7では味方全体の体力と回復力を3.33……倍にするのと実質的に同じ効果となる。
この恩恵は大きく、今までギルイベの割合入れなどで主流だった「エジプト神話シリーズ」や主流の耐久パ「SUN」の完全上位互換になり得る。
よって、SUNリーダーと異なり、デッキの回復値が小さくても回復が間に合うという長所がある。
「フィーバー回復」でも全快しやすいだけではなく、「ひつじ執事」「王冠シグ」でも回復が間に合うようになるのが大きい。

味方の属性には依存しないため、リダサポさえ有利色のこの系列にしておけば他のスタメン4枠で毒入れ・割合入れなどの補助が出来る面子で固めて全く問題が無いため魔界シリーズやSUNシリーズに比べてパーティの自由度が高い。これもギルイベ向きの特徴である。

ただし、赤青緑の場合は被ダメージに有利色補正がかかるためリダサポドワーフでダメージが1/8になるが、
黄紫の場合は苦手色補正がかかってしまいリダサポでもダメージ1/2と他色リダサポSUNよりも粘れないことには注意。
といっても、基本的にこのカードをリダにするのは毒入れや割合入れのときであり、SUNだとスタメンに融通が利かないため、結局の所こちらを使った方がやりやすいのだが。

なお、現在では体力、回復の両方が3.5倍の高倍率を誇る雅楽師シリーズが実質的な上位互換となっている。
あちらは実数値を増加させることと、こちらは被ダメージを抑えることであり単純比較はできないが、雅楽師は回復倍率も高いため結果的に実数値を上げた方が効果的な場面が多く本シリーズが実質下位互換扱いとなる。

コンビネーション

ヒゲ、ボーイズが乗る。ヨルンはさらに「めがね」を持つ。

デッキ考察

このカードを入れる意義は、大きく分けると
①ダメージ軽減(リーダー)
②体力デッキの攻撃要員(サブ)
の2点となる。

①のダメージ軽減を利用する際には、必ず回復・バランスタイプと併用しよう。ジリ貧が防げる。
1番使用するであろうギルイベで、漁師・西洋妖怪シリーズがバランスタイプなのは嬉しいところ。
ただし、例外として相手からのダメージを減らせる「SUN」は入れてもいいだろう。

②の体力デッキに組み込む際、☆6の魔界シリーズをリーダーにした場合、スキルによる攻撃のダメージは「12×6.25×元のHP」となり元のHPの75倍となる。
6000のたいりょくならば単純に45万。エンハンス無しの中ではある程度高い部類に入るので、体力パなら攻撃に役立てられる。

なお、通常クエストなど有利属性以外の敵も出現する場面ではLスキルを活用しづらい。そのような状況でスタメンに起用する場合は、デッキ後列に配置するのが無難。

評価

かつてはダメージ軽減が有力な場面があったためそれなりに使われることがあった。
体力倍率を参照するスキルの有効性が開拓される前だったことが何よりも痛手であり、それらが開拓され始めたのが冒険家シリーズの★7実装後。
発動数の問題やリーダースキルのインフレによりこのカードが注目されることはほとんど無くなったと言って良いほどになっている。
似たようなコストで有力なスキルを求めて今から育てるなら、冒険家シリーズを育成した方が無難である。

なお、応援デッキの体力を上げる場合には大変お世話になるシリーズとなる。特に赤色はモニカを並べるとコンビネーションが魔獣ではなくあっちっちとなってしまい体力補正がかからないからである。ほかの4色は魔獣ガールズを30人並べればよいが赤だけはエリクを30人並べた方が体力は上がる。魔獣ガールズは大量のぷよPが必要だがこちらは襲来やまぜまぜなどで本体を獲得しておけば変身素材の心配がなく作りやすいのも特徴。
(一応エリクを30人並べるよりもリンとしたシズナギを30人並べた方が体力は上がるがあちらはフェスキャラで簡単に量産ができない。そのため襲来で手軽に増やせるこちらの方が作りやすい。)


+ かつての評価
ギルイベでの活躍はかなり期待できるので、ギルイベガチ勢の人ならば優先するといいカード。
しかし、それ以外のクエストでの汎用性も考えるならば魔界シリーズのほうが優秀なので、最優先カードとまでは言い切れない。

とは言え、体力を高めるほどに攻撃力が増すスキルはシンプル且つ使い勝手が良く、耐久デッキにおいては
ステージ次第では単発とはいえ初代砲を上回る火力を期待できるケースも多々ある。
特に昨今では体力に非常に高い倍率の掛かるフェスカードも増えてきた為、それらと組み合わせれば
必然的にこのカードの火力も大きく上がってくる。手持ちにSUNや魔界シリーズを始め、体力を大幅に
伸ばせる強力なフェスカードがあるならば是非起用していきたい。

各カード詳細

エリク
スキル名の「ヴィハ・ヴァサラ(Viha Vasara)」はフィンランド語で「怒りの鉄槌」を意味する。


レイフ
スキル名の「ヴィハ・パンプ(Viha Pamppu)」はフィンランド語で「怒りの棍棒」を意味する。


ヨルン
スキル名の「ヴィハ・ハック(Viha Hakku)」はフィンランド語で「怒りのつるはし」を意味する。


カッポ
スキル名の「ヴィハ・キルヴェス(Viha Kirves)」はフィンランド語で「怒りの斧」を意味する。


オルヴォ
特殊素材超激辛などで、毒+封印の耐久デッキを運用する場合、強力な火力源となる存在。
漁師のスキルブーストと摩擦が生じる初代(というかシェゾ)よりも、この人を採用したほうが快適になる場合もある。

(くろい)ポポイ・ブラックタイガー・あくまと共に紫ヒゲデッキを組むことが出来る。
スキル名の「ヴィハ・パッロ(Viha Pallo)」はフィンランド語で「怒りの球」を意味する。

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最終更新:2022年07月01日 16:58