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「Extreme火起こし」(2012/12/20 (木) 00:34:27) の最新版変更点
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<p><strong>■ロケットストーブを参考にした火越し(ボイル・シャルルの法則着火法)<br /></strong> <br />
私は七輪で火を起こす時に、写真のような煙突(海苔の缶の底を切ったモノ)を<br />
七輪の上に被せて使用しています。高さは約160mm。<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex01.JPG" /><br />
高校化学(?)で習う<u><a href="http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2564542.html">ボイル・シャルルの法則</a></u>でおなじみですが、七輪全盛期の頃は普通に<br />
このような「煙突効果」器具で炭を起こしていたそうです。<br />
さて、近年この「煙突効果」そして「断熱(ボイルry)」を利用した簡易型ストーブが流行っています。<br />
それが、タイトルにも書いてる「ロケットストーブ(ロケットマスヒーター」です。<br /><br />
詳しくは<u><a href="http://bluetailhappiness.ldblog.jp/archives/3419449.html">ここ(判りやすくてお勧め)</a></u>とか、つべにて「ロケットストーブ」で検索して下さいw<br />
リンク先によると「60cmのヒートライザー(断熱した煙突)は30Mの煙突に匹敵する」<br />
・・・って事は、この「海苔缶煙突」に断熱処理をしたら、凄くなるんじゃね??<br />
七輪本体は断熱の固まりだし、これは・・・<br /><br />
前置きが長くなりましたが、実証実験をしました(注:R18、要各種免許)<br />
</p>
<p><strong>・使用材料<br /></strong>グランドパッキン(ヤーンパッキン等)をどうにか入手して下さいw
この材質はグラスウール(ガラス繊維)<br />
耐熱温度は約500℃。以前は石綿(アスベスト)だったのですが、禁制品になりました。<br />
セラミックパッキンだと、1000℃にも耐えれますが高い!この材料でも結構良い値段します。<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex02.JPG" /><br /><br />
それを「海苔缶」に巻きます。車とかバイク好きな人は、マフラーに巻く(最近流行ってないけどw)<br />
包帯状のアレと同じと思って下さい。ちなみに接着剤とかは今、良いコーキングとかありますが、私はコレ↓ 大丈夫です!<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex03.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex04.JPG" /><br /><br />
さて、ここで巻いてる材料や有機溶剤ですが、一度「火入れ」しないと実用なりません。<br />
グラスウールだからチクチクする&接着剤(有機溶剤)の匂いとか。<br />
てなわけで「焼き入れします」(要ガス切断等、酸素ボンベがある環境)<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex05.JPG" /><br /><br />
おもむろに、徒然なるまま・・・ファイアー!(写真写り意識してプロパン多めに出してます) 汚物は消毒だ~!!<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex06.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex07.JPG" /><br /><br />
いい感じに「焼き」が入りました。何となくチタンっぽい色?に。 七輪に装着するとこんな感じ↓になります。<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex08.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex09.JPG" /><br /><br />
断熱煙突は完成しましたが、それが果たして効果があるのかどうか?そこで、客観的に数値で比べるために<br />
今回、風速計を使用しました(職権乱用ですね、上記の材料、器具といいw)<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex10.JPG" /><br /><br />
こんな感じで「空気口」に検出部をセット。風の影響を考えて、室内にて測定。まずはミント(?)状態の七輪。<br />
見難いですが、レンジは0~0.6m/sの範囲。計測値は約0.37m/sになりました(青色一番上の目盛)<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex11.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex12.JPG" /><br /><br />
続いて「断熱煙突装着七輪」。レンジは0.5~6m/s(青色二番目の目盛)。どれどれ?おお!0.95!約1mだ!!<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex13.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex14.JPG" /><br /><br />
凄いぞ断熱煙突!よ~し、パパ調子にのって500mmノーマル煙突でも試しちゃうよ~どれどれ?<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex15.JPG" /><br /><br />
え?ええええええ???1.15m/s???ええええええ??????<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex16.JPG" /><br /><br /><br />
作業所感:今回断熱煙突はある一定の効果はありましたが、普通にホームセンターで長めの煙突の方が<br />
費用対策、コストパフォーマンスに優れていることが判明しました。断熱煙突の利点は<br />
「素手でさわっても火傷しない程度の能力」<br /><br />
PS:Ex火お越しVer.2に続く(かもw)</p>
<p><strong>■ロケットストーブを参考にした火越し(ボイル・シャルルの法則着火法)<br /></strong> <br />
私は七輪で火を起こす時に、写真のような煙突(海苔の缶の底を切ったモノ)を<br />
七輪の上に被せて使用しています。高さは約160mm。<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex01.JPG" /><br />
高校化学(?)で習う<u><a href="http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2564542.html">ボイル・シャルルの法則</a></u>でおなじみですが、七輪全盛期の頃は普通に<br />
このような「煙突効果」器具で炭を起こしていたそうです。<br />
さて、近年この「煙突効果」そして「断熱(ボイルry)」を利用した簡易型ストーブが流行っています。<br />
それが、タイトルにも書いてる「ロケットストーブ(ロケットマスヒーター」です。<br /><br />
詳しくは<u><a href="http://bluetailhappiness.ldblog.jp/archives/3419449.html">ここ(判りやすくてお勧め)</a></u>とか、つべにて「ロケットストーブ」で検索して下さいw<br />
リンク先によると「60cmのヒートライザー(断熱した煙突)は30Mの煙突に匹敵する」<br />
・・・って事は、この「海苔缶煙突」に断熱処理をしたら、凄くなるんじゃね??<br />
七輪本体は断熱の固まりだし、これは・・・<br /><br />
前置きが長くなりましたが、実証実験をしました(注:R18、要各種免許)<br />
</p>
<p><strong>・使用材料<br /></strong>グランドパッキン(ヤーンパッキン等)をどうにか入手して下さいw
この材質はグラスウール(ガラス繊維)<br />
耐熱温度は約500℃。以前は石綿(アスベスト)だったのですが、禁制品になりました。<br />
セラミックパッキンだと、1000℃にも耐えれますが高い!この材料でも結構良い値段します。<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex02.JPG" /><br /><br />
それを「海苔缶」に巻きます。車とかバイク好きな人は、マフラーに巻く(最近流行ってないけどw)<br />
包帯状のアレと同じと思って下さい。ちなみに接着剤とかは今、良いコーキングとかありますが、私はコレ↓ 大丈夫です!<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex03.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex04.JPG" /><br /><br />
さて、ここで巻いてる材料や有機溶剤ですが、一度「火入れ」しないと実用なりません。<br />
グラスウールだからチクチクする&接着剤(有機溶剤)の匂いとか。<br />
てなわけで「焼き入れします」(要ガス切断等、酸素ボンベがある環境)<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex05.JPG" /><br /><br />
おもむろに、徒然なるまま・・・ファイアー!(写真写り意識してプロパン多めに出してます)汚物は消毒だ~!!<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex06.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex07.JPG" /><br /><br />
いい感じに「焼き」が入りました。何となくチタンっぽい色?に。 七輪に装着するとこんな感じ↓になります。<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex08.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex09.JPG" /><br /><br />
断熱煙突は完成しましたが、それが果たして効果があるのかどうか?そこで、客観的に数値で比べるために<br />
今回、風速計を使用しました(職権乱用ですね、上記の材料、器具といいw)<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex10.JPG" /><br /><br />
こんな感じで「空気口」に検出部をセット。風の影響を考えて、室内にて測定。まずはミント(?)状態の七輪。<br />
見難いですが、レンジは0~0.6m/sの範囲。計測値は約0.37m/sになりました(青色一番上の目盛)<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex11.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex12.JPG" /><br /><br />
続いて「断熱煙突装着七輪」。レンジは0.5~6m/s(青色二番目の目盛)。どれどれ?おお!0.95!約1mだ!!<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex13.JPG" /> <img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex14.JPG" /><br /><br />
凄いぞ断熱煙突!よ~し、パパ調子にのって500mmノーマル煙突でも試しちゃうよ~どれどれ?<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex15.JPG" /><br /><br />
え?ええええええ???1.15m/s???ええええええ??????<br /><img alt="" src="http://www50.atwiki.jp/1892?cmd=upload&act=open&pageid=43&file=ex16.JPG" /><br /><br /><br />
作業所感:今回断熱煙突はある一定の効果はありましたが、普通にホームセンターで長めの煙突の方が<br />
費用対策、コストパフォーマンスに優れていることが判明しました。断熱煙突の利点は<br />
「素手でさわっても火傷しない程度の能力」<br /><br />
PS:Ex火お越しVer.2に続く(かもw)</p>