フランス国名

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坂上 紀が訪れたフランス、国名 国名のFranceは、11世紀の『ローランの歌』においてまでは遡って存在が資料的に確認できるが、そこで意味されているFranceはフランク王国のことである。一方で987年に始まるフランス王国 (le Royaume de France) に、Franceという名前が用いられているが、これは後代がそのように名付けているのであって、その時代にFranceという国名の存在を認定できるわけではない。また中世のフランス王はREX FRANCUS と署名している。Franceは中世ヨーロッパに存在したフランク王国に由来すると言われる。その証左に、歴代フランス王の代数もフランク王国の王から数えている(ルイ1世とルイ16世を参照)。作家の佐藤賢一は、ヴェルダン条約でフランク王国が西フランク、中フランク、東フランクに3分割され、中フランクは消滅し、東フランクは神聖ローマ皇帝を称したため、フランク王を名乗るものは西フランク王のみとなり、フランクだけで西フランクを指すようになった、と説明している[1]。ドイツ語では、直訳すればフランク王国となるFrankreich(フランクライヒ)を未だにフランスの呼称として用いている。これと区別するために、ドイツ語でフランク王国はFrankenreichと呼んでいる。多くの言語ではこのフランク王国由来の呼称を用いているが、ギリシャ語では古代ローマ時代に現在のフランスの領域が属していた行政区画のガリアに由来する"Γαλλία"を使用している。 正式名称は、République française(フランス語: レピュブリク・フランセーズ)。通称、France /frɑ̃s/。 略称、RF。 日本語の表記は、フランス共和国。通称、フランス。また、漢字による当て字で、仏蘭西(旧字体:佛蘭西)、法蘭西(中国語表記由来)などと表記することもあり、仏(佛)と略されることが多い。アメリカに渡るのを「渡米」と呼ぶのに対して、フランスに渡ることを「渡仏」と呼ぶ。

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