『高橋信次霊言集』発行の背景


『高橋信次霊言集』まえがき

「1986年7月、私が、神理伝道のために、勤務していた総合商社を退職するや否や、高橋信次氏からの、ご自身の現在の考えを世に問いたいという、強烈な願いが一条の光となって、私の胸を貫きました。私は同氏の熱意に打たれて、ついにこの書を世に問う決断を致しました」

関谷晧元「虚業教団」より、本当の作者は?

  • 「中原幸枝とのこの出会いが、大川隆法に『高橋信次霊言集』を書かせたと私は推測している。なぜなら、潮文社から最後に出たこの霊言集は、それまでの七冊とはあまりにも違っているからである。まず、善川というインタビューアがいなくなり、大川の──いや霊の独白に変わった。また、高橋信次という名前じたい、それまで霊言していた日蓮や空海、キリスト、ソクラテス、孔子、坂本龍馬、卑弥呼などの中に置くと、明らかに異質なものを感じる。歴史の教科書には必ず登場するような有名人の霊言集がつづいていたところへ、ほんの一握りの人しか知らない、しかも死後10年にしかならない人物が突然出現したのである。内容のほうも『集まれ、団結せよ』と説く、アジテーション風に急変していた」
  • 「こうして見てくると、中原の影響とまでは言わないが、彼女との出会いをきっかけとして『高橋信次霊言集』があらわされたと結論するしかない。しかも、中原を前にしてテープに吹き込まれたものとなれば、この霊言集の産みの親はまさしく中原幸枝なのである」


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最終更新:2012年09月17日 20:17