第1回研修会(1987年5月)


関谷晧元著「虚業教団」より、関谷晧元氏の感想

  • 「八七年の五月、第一回の研修会が催された。琵琶湖湖畔のホテルでの三日間にわたる研修会には、110名の参加者があった。研修会は後に、講師を養成する場所となっていった。三日間は、講義とディスカッショソ、意見発表の連続だった。それは、素晴らしく、そして楽しかった。大川主宰や善川顧問に親しく接し、神理を学べることが嬉しくてならなかった」
  • 「もっと学ぼう、もっと学びとろう。参加者のそんな思いが最高潮に達したところへ、あの最終日がやってきた。第一回研修会における大川隆法の最終講義は、(幸福の科学〉では、今日でも語りぐさになっている。『正心法語』の解説だったが、それは力強さと格調に満ちていて、私たちの心をワシづかみにした。高級神霊が語るとはまさにこれなのか。朗々と響く大川の声に圧倒されながら、私はそう思った」
  • 「その時まで私たちはまだ比較的冷静で、大川を見る目もどちらかと言えば客観的だった。神様あつかいしたり、妄信していたわけではない。しかしあの講義は、私たちの心に何かの火を灯したのである。私たちは魂を深く揺さぶられ、感動を通り越してほとんど呆然自失していた。そのときの大川の言葉を引いてみても、私の筆力では、その感動の万分の一も伝えられないのがもどかしい。『我々は一致団結し、霊性時代の新しい価値をつくり出さなければならない。ここに集まっているのは、そのために目覚めたエリートなのだ。いまだに物質欲や金銭欲に縛られているほかの人間とは違う。素晴らしい時代をつくっていく、光の天使である』私たちは、天の進軍ラッパを聞いたのである」


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最終更新:2012年09月19日 10:17