キャリアプラン・惑星開発従事者

惑星開発とは

EVE宇宙で得られる資源は、宇宙空間にあるものだけに限られません。
惑星上にも資源は眠っています。
溶岩惑星のマグマの中、ガス惑星の雲、海洋惑星の海中等です。
それらを採取し加工することで多様な工業品が生産されます。
そのための工場や採掘施設を惑星に設置し運用するのが惑星開発です。

成果物の価値

惑星上で生産される成果物は、多岐にわたって利用されます。
POSと呼ばれるプレイヤー設置の宇宙ステーションの燃料、高性能艦船の材料等です。
用途によって値段も様々ですが、高価なアイテムほど材料となる資源の種類が多くなります。
つまり、基地を設置しなければならない惑星の数が増え、難易度が上がり手間がかかるのです。
しかし基地の運用自体はほとんど自動で、基地さえ設置すれば何日かに1回採掘プログラムを更新するだけで資源が得られます。

工場運用のためには

スキル
惑星資源を調査するスキル、より大きな工場を運用可能とするスキルなどがあります。
数はそれほど多くないので、難しく考えなくても大丈夫です。
10日ほどもあればそこそこ使える値になります。

情報
これが惑星開発の最大のポイントでであり、一番手間のかかる部分かもしれません。
まず何を作るか目標を決めます。
必要となる資源を調べ、どの惑星で採取可能なのか、何種類の惑星が必要なのかを把握しましょう。
次にそれらの惑星を持つ恒星系を探します。
場合によってはいくつかの星系を渡り歩くことになるかもしれません。
目ぼしい星系を見つけたら、実際にそこへ行って資源量、税関の税率等をチェックしてください。
儲けが出そうだと判断できるのなら、司令センターを投下して惑星開発を開始しましょう。

注意点

このように惑星開発とは、すこしの手間で利益を得られる生産活動です。
ですが、世の中そんなにおいしいことだけではありません。
以下の注意点をよくご覧ください。

治安と埋蔵量
惑星ごとに資源の上限が設定されており、セキュリティの低い星系ほど資源が豊富です。
ハイセキュリティで得られる利益は雀の涙ほどですので、基地設置の練習くらいにとどめるのがいいでしょう。
となると、本番はローセキュリティ以下の治安度の星系となります。
特にヌルセキュリティ(セキュリティ0.0以下)やランクの高いワームホールスペースの埋蔵量は莫大です。
ぜひともこういったエリアを狙いたいところです。
が、惑星から得られる資源は結構な体積となり、輸送艦クラスの積載量がなければ現実的とはいえません。
危険地帯を輸送艦で航行するだけでも危険だというのに、カーゴの中には高価な生産品が満載です。
遮蔽装置をうまく使う、偵察や護衛をつける等、万全の対策が必要です。

税金
惑星によってはプレイヤーが税関を設置しており、NPCよりも高い税金を要求される場合があります。
この額はスキルにより軽減できますが、できるだけ安い場所を探しましょう。
いっそ税関を破壊して自分達で新たに設置し、税率を操作するという力技もあります。
ただし、その場合の報復などについては、あくまで自己責任で・・・。
一見平和な惑星開発にも荒事がつきまとう、それがEVE宇宙です。

最終更新:2014年10月05日 11:32