神津カンナ

79 : 地震雷火事名無し(やわらか銀行)[sage] : 投稿日:2013/04/08 22:26:19 ID:o5cqhD0S0 [1/2回(PC)]
原発(に限らないが、住民に押し付ける迷惑施設計画)立地で「○○(地名)の 
未来を考える会」とかあったら、だいたい推進派の住民団体だったりする。 
それも男性ではなくて女性主体とする団体が多い。 

確かに「女性」のかかわりを強調する団体名が多いですね。
こういうとこにも列挙されてました。

地域活動紹介 | フォーラム・エネルギーを考える
ttp://www.ett.gr.jp/information/index.html

2012年度の活動だそうです。
イベントに呼ばれる女性文化人も講師も、いつもの顔ぶればかり。。。


代表挨拶
『フォーラム・エネルギーを考える』(ETT)は平成2年(1990年)に発足し、22年の歴史を積み重ねてまいりました。
これまでの私たちの活動は、「暮らしのなかのエネルギー」という基本的なコンセプトのもとで、地球温暖化対策、原子燃料サイクル、電力自由化など、エネルギーを取り巻くその時々の大事な問題を広く取り上げ、生活者の視点・立場から共に語り、学び合ってきました。

そして今、私たちの周りでは東日本大震災と原子力事故を契機に、原子力や再生可能エネルギーのあり方など、国のエネルギーの将来を左右する重要な問題が議論されています。

しかし今の状況は、暮らしや経済・産業を支えるきわめて大切なエネルギー問題が、とかく感情的な対立議論に陥ったり、実現性の裏づけに乏しい数値だけの議論に終始したりと、不安定なエアポケット、乱気流のなかにいるようにも思えます。

こういう時にこそ、空気や感情論に左右され、方向感覚を失って漂流しないように、冷静でバランスの取れた視点に立った考え方と行動が大切ではないでしょうか。

そのためにも、私たちは、Energy Think Together、まさに、「共にエネルギーを考える」という原点をしっかり見つめ、エネルギーの根本的なところ、基本的なところをきちんと学んでいくことが欠かせないと考えています。

そのような問題意識のもとで、今後の基本的な活動方針については、昨年のメンバーの方々との意見交換、ETT企画会議での話し合いなどを経て、シンプルな3つの柱を考えました。「より広く、より深く、より密に」です。

「より広く」は、エネルギーの問題について、電気、石油、ガスなどを中心としつつ、さらに宇宙における発電や深海の地層や未開発資源の最先端研究、医療など、様々な分野を幅広く取り上げてより大局的に視野を広げていきたいということ。

「より深く」は、たとえば石油やガスのサプライチェーンや発電送電の系統メカニズム、コストと各種料金の関連性、そして国のエネルギー政策の歴史や世界のエネルギー戦略といった、これまでも表面的には学んできた事柄についても、さらにまた一歩掘り下げて学んでいきたいと思います。

また、福島の再生に私たちがどんなサポートをできるのか、どんなふうに福島の皆さまと寄り添えるのか、という最重要課題についても、積極的に論議してゆきたいと思っています。

「より密に」は、それぞれの地域で行われている勉強会の成果を各地のメンバーで共有したり、中央からのタイムリーな情報発信と地域の現状や課題に見合った勉強会を実施するなど、メンバーの方々と手を携えながら共に学び支えあっていくことです。

そして、このような活動や学びを通じて一人ひとりがしっかりと価値観を備え、生活者の視点、目線を失うことなく、きちんと自らの言葉で地域の方々へ伝えていただけるお力になれればと願っております。

私の好きな言葉に、ホンダの創業者、本田宗一郎氏の「右手と左手」の話があります。

「ハンマーをふるう右手はいつも目立ちます。逆に左手は陰になっていて、いつも犠牲になっています。だから必要ないかと言えば、とんでもない。左手があるからこそやれる。人間の仕組みも人間の組み合わせもそうじゃないですか」

今、日本ではハンマーを振り上げる〈右手〉がおびただしいように思います。けれども支える〈左手〉がいなければ、釘は上手には打てないはず。そのことがつまり、現実、現場をきちんと見据えた冷静な議論ができない状態を表しているように感じます。

こういう時こそ、エネルギーの問題に真摯に向き合っている多くの皆さまと共に私も、右手に押し流されないように、しっかりと釘を支える左手のような働きをしてゆきたいと切に願っております。

目立たない左手の役目をきちんと担う。基本を見失わない=Back to the Basicの思いを胸に、これからも地道な活動を目指す所存です。どうかよろしくお願いいたします。

(2012 年11月末)


作曲家の神津善行、女優の中村メイコの長女として東京に生まれる。東洋英和女学院高等部卒業後渡米。
帰国後、執筆活動の他、テレビ、ラジオの出演、講演、また、公的機関や民間団体の審議委員なども数多く務めて精力的に活動。
豊かな感性と冷静な視点に支えられ、幅広い層から支持されている。


メンバーリスト
『フォーラム・エネルギーを考える』は生活者の立場でエネルギー問題を考え、
語り合うために、 幅広い分野のメンバーで構成されています。

北海道
上村正子  茅野昭子  佐々木恵美子  橋本登代子  
東北
芦野 英子  穴山武  新野良子   五十嵐 有美子  歌代 勝子  遠藤恵子  北山淑江  久田 伸一  
田中 正之  田中裕子  築舘忍  寺瀬 千恵  外石栄子  西澤 潤一  芳賀 龍平  林 久美子
日景 弥生  三善万里子  向井麗子  山田 叶子  和田 英子
関東
碧海酉癸  青山佳世  青山理恵子  秋庭悦子  浅田浄江  渥美雅子  新井範子  安藤和津  
石井威望  石井 幹子  石川英輔  市川まりこ  出光ケイ  今井通子  岩崎美紀子  岩本敏  
内山洋司  餌取 章男  大場恭子  大宅映子  大山のぶ代  長見萬里野  柏木孝夫  勝部 領樹
金谷年展  茅陽一  川口順子  川戸惠子  木場弘子  木元教子  草間 朋子  隈部 まち子
ケント・ギルバート  小泉武夫  神津カンナ(代表)  河野 光雄  堺屋太一  坂本春生  佐藤寿美  澤昭裕
清水鳩子  進藤晶子  末次克彦  杉本 まさ子  竹内 宏  ダニエル・カール  露木茂  東嶋和子
鳥井弘之  永岡文庸  中上英俊  永田 康子  中野 和江  中林美恵子  中村浩美  中村政雄
西浦みどり  深川幸子  深海 博明  堀紘一  本間 千枝子  舛添要一  増田明美  松田英三
松本真由美  松本惟子  三屋裕子  三村 光代  宮崎緑  森ミドリ  柳瀬 丈子  山地憲治
山谷えり子  芳野 友子  吉村作治  渡辺 利夫
中部
浅野 智恵美  油田淑子  大竹由紀子  佐々木千代子  寺田 朝子  橋爪 貴子  水尾 衣里  吉田 邦子
北陸
秋本 和美  安藤 スミ子  小林 良子  白崎 幸子  政野 澄子  松田 うめ子  吉村 佳美
関西
稲岡眞理子  井上 チイ子  角田 禮子  北浜 榮子  木下 緑  近藤三津枝  鈴木 胖  髙木美千子
中尾佳世子  中村 桂子  西川 禕 一  前嶋 節子  槇村 久子  山名元
中国
石原孝子  沖 陽子  佐伯 正子  高橋 保子  徳田 洋子  樋口章子  吉冨 崇子
四国
窪田恕子  藤井 宣恵  やの ひろみ
九州
天野廣行  伊佐真理子  石窪奈穂美  出光一哉  大谷 鮎子  鈴木 岑二  薗田 潤子  高松 美恵子  
田中三恵子  堤直子  土井裕子  林田スマ  星子邦子  松村 紅実子  松村 博久
155名(2012年12月17日現在・敬称略、地域別五十音順)
最終更新:2013年04月09日 00:59