小林圭二

328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(長屋)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 17:43:40.09 ID:FWXQNxqK0 [2/3]
『原発震災の現状と展望』(仙台弁護士会講演会・講師:小林圭二氏(元京都大学原子炉実験所講師))
http://www.ustream.tv/channel/senbenkouen



353 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 20:02:21.47 ID:NIlNWhkE0 [5/5]
328 の小林圭二氏(元京都大学原子炉実験所講師)

会場からの、誰の情報を信用すればいいのかという質問に対して。

今はだれも正確な情報を確認できていない状態。
だから、自分の話しも含めて半分は推測が入っている。
そのような中、不要なものから切り落としていく必要がある。(ひどい順を)順番に言うと、

1. 学者。「御用学者っていうんですか。あれはひどいですね。」
2. 国。専門家じゃないから受け売り。保安院。東電と一体化している。
3. 東電。情報を小出しにしている。

講師プロフィール:
1939年大連市生まれ。京都大学工学部原子核工学科卒、京都大学原子炉実験所助手、
同講師をへて2003年定年退職。
原子力発電の実用化に夢を抱き原子力を専攻、原子力開発研究者の道を歩み始めた。
やがて、原子力界の矛盾に気づき、70年代前半、四国電力伊方原子力発電所1号建設に反対する
住民訴訟の支援を契機に原発反対へと舵を切る。

仙台弁護士会主催。福島の弁護士さんも発言。

414 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/06/07(火) 23:27:21.53 ID:RMc5lzZe0 [8/9]
353
今はだれも正確な情報を確認できていない状態。
だから、自分の話しも含めて半分は推測が入っている。
そのような中、不要なものから切り落としていく必要がある。(ひどい順を)順番に言うと、

1. 学者。「御用学者っていうんですか。あれはひどいですね。」
2. 国。専門家じゃないから受け売り。保安院。東電と一体化している。
3. 東電。情報を小出しにしている。

1~3を切り落としたらあと何処誰の情報が残るんだ。皆無に等しいやん。
僅かな残りから有為な情報を選択するのが「科学リテラシー」つうんだったら、そいつは傲慢だよ。


201 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/13(土) 13:49:17.95 ID:tTAUhkp00 [7/7]
京都民報 2011年8月13日 13:00
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/08/13/post_8090.php

小林圭二氏・元京大原子炉実験所助手に聞く(1)

京都、関西を襲う核爆発の危険性
 ─「もんじゅ」にはどのような危険性があるのですか

小林 福島第1原発事故で莫大な放射性物質・「死の灰」が広範囲に撒き散らされ、多くの方が苦しんでおられます。
ウランを燃料にする原発(軽水炉)が、不安定で危険なことが示されました。
私は、若狭湾にある高速増殖炉「もんじゅ」は、軽水炉型の原発よりもさらに制御が難しく、危険であることを長年訴え、
廃炉にするよう求めています。
 福島第1原発事故では燃料が溶け落ちるメルトダウンが起こり、水素爆発等で放射性物質を撒き散らしましたが、
原子炉内にある放射性物質の9割以上は施設内に留まっていると言われています。
もし、もんじゅで同様の事故が起こった場合、さらに大きな事故になる可能性が高いのです。
高速増殖炉は、プルトニウムを燃料としながら、燃やした以上のプルトニウムを生み出すという構造上、暴走する可能性が高い。
燃料が溶けて集まると核爆発を起こし、大量の放射性物質を撒き散らして、隣接県の京都はもちろん、
関西、日本の広範囲にわたって放射能汚染を起こす危険性があります。
 それだけのリスクを持つ高速増殖炉は制御が非常に難しいのです。もんじゅは91年に完成してから何度も事故を起こし、
運転できたのはわずかな期間で、1度も定格出力の28万キロワットを発電したことがありません。
(「週刊しんぶん京都民報」2011年7月31日付)

※役職は原文ママです。


624 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 13:47:05.24 ID:h57m6LoI0 [2/6]
(>>623の続き)

【すべての原発なくす決断を】
─使用済み核燃料が増えていくと、どのような問題が起こりますか

小林 「核燃料サイクル」は実現できず、行き場を失った使用済み核燃料はどんどん増えています。
各原発にある使用済み核燃料プールは、容量が残り少なくなっています。
現在事故原因を解明中ですが、福島第1原発の4号機では、使用済み核燃料プールで燃料が反応し、
水素爆発が起こったことが考えられます(3号機から水素が混入したとの説もあり)。
1~3号機は運転中の事故でしたが、4号機は定期点検中でした。
 定期点検のために、原子炉の中にあった「まだ燃える燃料」を使用済み燃料プールに
いったん置いておくということはよくあることです。その燃料が地震によって冷やせなくなり水と反応した可能性があります。
 定期点検中の原発含め、すべての原発でこうした事故が起こる危険性があります。
 福島原発事故が起こり、原発からの撤退を求める世論が広がっています。
原発や高速増殖炉から生まれたプルトニウム利用が目的の「核燃料サイクル」は事実上破綻しています。
「もんじゅ」の廃炉はもちろん、すべての原発をなくす決断が求められています。
(「週刊しんぶん京都民報」2011年8月7日付)


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最終更新:2012年12月10日 14:44