村上春樹

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(埼玉県)[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 14:28:41.67 ID:+2CUmKuH0
【村上春樹】村上春樹カタルーニャ国際賞スピーチ要旨
http://www.47news.jp/47topics/e/213670.php

村上春樹ファンとしてはうれしい

201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県)[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 14:34:17.65 ID:sILpFIxX0 [4/4]
199
なんだか涙が出てきた。さすがだ。

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/06/10(金) 15:23:06.26 ID:CccFrOGi0 [1/2]
201
ただね。この感覚的な表現の中に科学者をいらだたせる部分があるんだと思うんだよね。

 反原発とくくられている人の中にも分岐があって
  原子力を含む核はおよそ人類とは相容れないという立場と現時点の利用は危険だからダメだ
という立場がある。原子力情報室は前者の立場で,共産党は後者の立場だ。原発批判派でも
両者は水と油に近いところがある。小出さん位じゃないから両方とうまくやっている人は。

 後者の立場の人から見ても村上さんのこの言い方が将来の利用の可能性まで否定するもので
あるとするならば受け入れられないということになる。

205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/06/10(金) 15:32:56.74 ID:8x4FKgU00 [1/4]
203
 後者の立場の人から見ても村上さんのこの言い方が将来の利用の可能性まで否定するもので
あるとするならば受け入れられないということになる

どうだろ。自分は原子力は人類が扱うべきもんではない、神の摂理がどうのこうのなんて
サラサラ思わないタイプだから「およそ人類とは相容れないという立場」じゃないはずだけど、
別に将来の利用の可能性なんて否定してくれてもかまわないと思うけどな。
遺伝子操作とかヒトクローンについてもそうだ。

「将来の利用の可能性まで否定するもので あるとするならば受け入れられない」と思うとすれば、
「およそ人類とは相容れないという立場」の否定てだけじゃない、他の何かがあるんだよ、きっと。
原発で言えば、他のエネルギーで用が足りるなら、将来の利用の可能性なんて否定されたからって
別に困ることなくない?

もし「受け入れられない」と思うなら、逆に、人類とは相容れないものなんてないと挑戦し続け
たい気持ちが強過ぎるとか、戦争の道具だった原子力を平和利用萌え~とか、何か他の動機が
あるんじゃないかなあ。

210 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府)[] 投稿日:2011/06/10(金) 16:16:50.90 ID:ohVETnPX0 [2/7]
203

原子力を含む核はおよそ人類とは相容れないという立場と現時点の利用は危険だからダメだ
という立場がある

いや、俺は「たかだか湯を沸かすために核分裂を使うとかお前ら頭おかしいんじゃないのか?」という立場w

211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 16:33:55.11 ID:jiK9DYDd0
203
コスモクリーナーさえできれば、すべては解決するよ。
村上春樹だって「放射能」の危険性を言っているわけだから、それが無害化できればいいんだ。

…って、環境に散っちゃったら、将来的にもまず不可能な話だけど。

229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 18:18:51.01 ID:3vcxDwCe0 [4/4]
203
原子力を含む核はおよそ人類とは相容れないという立場と現時点の利用は危険だからダメだ
という立場がある。

人類というより日本(人)固有の問題として、石橋克彦氏が指摘する世界有数の地震地帯にある
という自然条件と、ノモンハン事件を例に秦郁彦氏が論じたように、上層の指導的立場になるほど
無能・無責任さが露になるという組織的問題がある。
原発の技術志向のスレでは、日本人には巨大技術は無理だという諦めの書き込みもあるな。


988 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/13(月) 18:58:35.10 ID:K857gvWB0 [3/6]
「非現実的な夢想家」も、文学者のスピーチとしては素晴らしいと思うよ。
江川紹子が「いや、私は現実的な夢想家でありたい」なんて、小学校の学級委員が
気の利いたことを言おうとしてスベってるような感想言ってたけど、
全然春樹の意図が読めていない。

文学者の言葉を、通り一遍に簡単に理解できると思える傲慢さはどこから来るのか理解に苦しむ。

990 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/13(月) 19:07:09.98 ID:K857gvWB0 [4/6]
例えばムラカミの言葉は、素朴な子供たちには、端的に自らの若い理想を鼓舞する言葉として響くだろう。

そして、もう少しだけ周到に理解しようとする大人たちには、
「私たちは、現実的なものと現実的でないものを即座に区別できるほど賢くない」
そして「私たちが日ごろ堅固な<現実>と考えているものは、実は非現実と同程度には脆い」という警句として響くだろう。

3.11前まで<現実>とされていたものが、今どれほど凄惨に崩れ去っているかを思えば、あえて「非現実的な夢想家」
などという古めかしい素朴さを帯びた言葉をここで持ち出してきたかを理解するのはそう難しくないはず。

995 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/13(月) 19:16:48.43 ID:DL2kyjFT0 [2/3]
村上春樹さんのスピーチについては >>990 さんの指摘はなるほどです。
ただ、私はなぜ、すでに日本以外では「現実」になり始めていたことが、
なぜ日本では「非現実な夢想」として揺らぎもせず捉えられ続けていたのか、
ということのほうが興味があるのです。

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最終更新:2012年12月10日 17:52