高岡滋

121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/18(土) 00:28:37.87 ID:h1P7/XLc0 [3/3]
医師の中にも、急性低線量被曝について、もっと慎重に検証すべきだという見解がでてきた。


st7q 高岡 滋
(鼻血3) @ymori117さんは、血液内科医として放射線の可能性を否定しておられますが、
それはあくまで既知の被曝形態、既知の疾患における鼻出血からの演繹的考察です。
しかし、未知の分野(急性低線量被曝)についての因果関係は、まず疫学的に(帰納法的に)考察されなければなりません。

st7q 高岡 滋
【追記】ここでの「慎重な判断」は「安易に否定すべきでない」の意味が強いと考えて下さい…予防原則の立場から…
(鼻血6)新たな疾患や新たな曝露状況では慎重に判断されるべきです。特に環境汚染物質による症候の因果関係に
ついては疫学が重要で、演繹的・帰納的思考を区別しておく必要があります…

st7q 高岡 滋
(鼻血6)新たな疾患や新たな曝露状況では慎重に判断されるべきです。特に環境汚染物質による症候の因果関係に
ついては疫学が重要で、演繹的・帰納的思考を区別しておく必要があります。まず、鼻出血や下痢などの出現時期、
地域、頻度、年齢等発症した人々の特徴等の情報が重要です。


高岡氏は、水俣協立病院→神経内科リハビリテーション協立クリニック
http://twitter.com/#!/st7q
やはり水俣病患者の経験が、判断を慎重にさせているんだろうな。

936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/06/21(火) 00:05:53.64 ID:Pqp8OOwn0 [17/17]
高岡 滋 st7q

(情報1)情報(入力)→判断→行動(出力)というのが望ましい行動の道筋です。
未知の現象や、未知の状況での出来事は、その解釈と関係なく正確に情報を記述することが、人道的かつ科学的態度です。
最初から「何でも放射能のせいにするな」は、情報なしの判断、行動という誤った態度です。

(情報2)被曝の可能性を考えられる方々は、@arinogotokuさんのブログ(http://t.co/4EWNfwz
にみられるような記述をされておくことが大切です。例えば、そういう方々で同じ時期に同じような症状があれば、
何かの関連を想定し、対策や科学(的分析)が始まります。

(情報3)もしかしたら放射能とその症状は全く関係ないかもしれません。そうであれば、それは喜ばしいことです。
ただ、科学は万能ではありませんので、現在の情報、知識だけでものが言えないことがありうることも考慮する必要があります。
それでも、常に情報が重要です。

(情報4)環境汚染が起こった時、真の汚染実態が科学的に明らかになることは補償問題の決定的証拠となるため、
国や企業は環境、人体汚染の証拠収集を、露骨にあるいは巧妙に回避します。
彼らの一番の関心は「健康」ではなく、「カネ」です。国民自身による証拠保全こそが闘いの武器です。

「確率」も法的な根拠になりえます。原爆訴訟でもそうですし、水俣病でも議論されました。
RT @unseen_wall しかし(水俣病訴訟の経過を見てもお分かりのように)科学的因果関係、
特に医学・生理学の分野は確率でしか表しえず、確率は法的には決定的な証拠にはならないのです。…

因果関係の実証は疫学調査が大きなカギ。その調査に住民の声を代弁する専門家が参加することが必要。
一般的因果関係だけでなく被曝の証拠が要求されるのでは→「行動記録」!


737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/06/25(土) 10:21:25.91 ID:U/M5ws6m0 [4/4]
わかってても怖い。

高岡 滋 st7q

5/20原子力安全委見解、5/27健康調査、6/17日本学術会議会長談話、6/23長崎大学学長声明は、
山下氏を利用し続けるという行政の強い意志を受けたものであろう。それにしても、関わった学者達は
今後の福島の事態をどう想定し、将来における自らの責任についてどう考えているのだろうか?

(調査1)水俣病で私たち医師団は万を超える住民を診断し、その詳細なデータを持っている。
逆に、国は殆ど調査なく、この状況で国が主導権を握るのは困難であった。今回福島県が
「健康調査」に積極的な姿勢の裏には、国民自身にデータを握らせないという「水俣病から学んだ」意図があると見る。

(調査2)6/24福島県健康調査基金構想の1000億円は、水俣病でおこなわれた補償(調査費用ではない!)に
匹敵する桁数の金額。国が今後の福島県内の健康被害を想定した時、認定基準を左右できるなら調査で
1000億円(県民1人当たり5万円)でも高くないと読んだのであろう。

(調査3)当然のことながら、国は私のツイートをチェックしている。調査内容はともかく「数が多いほうが勝ち」と
考えている可能性もある。水俣でしてこなかった健康調査を、福島ではおこなうという行政の姿勢の違いの意味を
慎重に考え、住民独自の調査も計画しながら、行政の次の手に注目しよう。


590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県)[sage] 投稿日:2011/07/14(木) 17:41:48.40 ID:YeinnVqb0 [4/5]
高岡 滋 st7q
 水俣病で一貫していた国の姿勢は、(健康)被害の実態を認めないこと。被害を断定しない救済(してあげる)制度
 …水俣病「特別医療事業」「総合対策医療事業」。この制度をカナダに輸出。ノーモア・ミナマタ訴訟和解でやっと
 被害者と認めた。原発事故の「精神的苦痛」「風評被害」の今後を要注視。

 国も福島県も、健康調査に30年間で1000億円出すと決めたのなら、さっそく鼻出血や下痢などの3月以来の
 気になる症状についてのパイロット調査をすればよいのに。億単位の金はいらないでしょうに。


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最終更新:2012年12月11日 12:49