安井至

256 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 00:34:09.07 ID:SRdqjS800 [1/5]
環境学者を僭称する安井至のトンズラを許すわけにはいかん。

3月以降、地熱発電を推奨しはじめたが、その前はどうだったか。
官僚っぽい冗長な文章で、両論併記を装いながら、
はじめからある決まった結論に導こうとしていた。

しかし、「未来永劫原子力は必要無いのか?」、と問われれば、
「とんでもない。石油・石炭などでは200年しか持たない。
だから現世代だけでなくて、未来世代のためにも原子力は適切に使用すべきだ。
特に高速増殖炉の将来には期待したい」、と答える。

高木氏は、反原発の活動によって数々の賞も受けられている。 
反原発がどのような理由によるものなのか、その真意をもう一度チェックしたくなって、
最新の著書である「原子力神話からの解放」、
カッパ・ブックス、 ISBN4-334-00687-6、2000年8月30日発行を読んでみた。
かなりの部分で同意できるのだが、最終的な結論については、
必ずしも同意できるとは言えず、やはり異なった結論になってしまうのはなぜか。

しかし、500年といった長期的視野を持つと、化石燃料供給には限界があることは事実。
結構地球も懐が深くて、もっと供給余力があるという話もあるが、
しかし、いずれにしても有限であることには間違いはない。
そのときに、原子力というエネルギーを使わない手は無い。
原子力、特に、高速増殖炉という技術の可能性を現時点で捨てることは、
やはりあり得ないと思う。可能性は追求すべきだ。

見通しの持ち方によっては、原子力のリスクを受容するような時代が来る
可能性があることをどのように考えて居られたのか。

257 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 00:36:46.79 ID:SRdqjS800 [2/5]
256の続き

現時点の日本だと、中越沖地震で柏崎刈羽が止まったので、
原子力のリスクは地震が最大の要因だという理解のように思えますね。

それが、5月10日の日経新聞の主たる論旨だった。
「大震災に耐えられたのは、設計に余裕があったからだ」。
国際原子力機関(IAEA)は、計3回の現地視察を経て、
東京電力の柏崎刈羽原発の耐震性をこう評価した。
さらに、「柏崎刈羽原発から国際社会は多くを学べる」として、
震災に強い原発設計に生かす方針を強調した。
ところが、日本だと例の変電施設が黒い煙をモクモク出していて、
消防車が全くやってこないテレビ画像が未だに網膜に染みついていますよね。

日経も、「メディアに激しく批判されたのだが、海外の見方は少し違う」、としている。
注目するのは、「原発がどこまで震災に強いのか」。
地震国のチリでは、「日本の耐震技術がどう応えるか」を見極める。
日経の続き。「中国は2020年に原発の設備容量を現在の8倍の7000万キロワットに引き上げる計画を表明。
独自技術も開発し、現在の日本の1.5倍の規模の原子力大国を目指す。
インドも、32年をめどに15倍に増やす方針を打ち出した」。
「イタリアとフランスは原子力協定に調印。イタリアは22年に渡る脱原発政策を放棄した。フランスの技術を導入し、原発を四カ所に新設」。
「スウェーデンも、1980年から続いた脱原発政策を撤回」。

日経も述べているように、原発回帰のもう一つの理由がエネルギー安全保障だ。
エネルギー安全保障という考え方は、日本では非常に弱い。

となるとやはり日本も長期的には原発でしょうか。
原発の難点はいくつかあるが、その最大のものが、途上国のように、
治安が不安定な国では不可能ということだろう。
そのため、やはり先進国のものなのかもしれない。
ウランの資源は、使用済み燃料を処理してプルトニウムを使えば、かなり増やすことができるはず。
となると、日本のようにウラン資源もない国は、高速増殖炉を開発しなければ。

多分、こんな過程が必要なのだろう。
風力発電、太陽光発電を極限まで増やす。すると、その不安定さによるリスクの大きさを実感できるようになる。
あるいは、再生可能エネルギーが高価であるために、エネルギー価格が上昇するということを実感するようになる。
こうでもない限り、日本の市民社会はリスクの比較をするようになる。
そこで初めて、原子力を受け入れるかどうか、という冷静な議論ができるようになると思うのだ。


『市民のための環境学ガイド』とか銘打ちながら、
肝心のリスク評価は、市民に丸投げ。これが環境学者のやることか?
『肝心なことは、市民に下駄を預ける環境学』だ。意味なし。
で、高速増殖炉を推奨w
地震のリスクは、中越地震の教訓から学ぶことなし

258 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 00:48:01.05 ID:4H7yVGdH0 [1/4]
256
しかし、いずれにしても有限であることには間違いはない。
そのときに、原子力というエネルギーを使わない手は無い。
原子力、特に、高速増殖炉という技術の可能性を現時点で捨てることは、
やはりあり得ないと思う。可能性は追求すべきだ。<

可能性を追求する事(技術確認・運用確認)と商用利用する事は必ずしも一致しない。
航空機での商用利用による事故のフィードバックが今の安全を確保したと言うなら、
原子力発電での商用利用によるそれを当てはめるには失う物が大き過ぎる。

259 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 01:03:14.45 ID:4H7yVGdH0 [2/4]
258の続き
どれくらい事故を起こせば「絶対安全」領域に辿り着けると考えてるのかな。

風力発電、太陽光発電を極限まで増やす。すると、その不安定さによるリスクの大きさを実感できるようになる。
あるいは、再生可能エネルギーが高価であるために、エネルギー価格が上昇するということを実感するようになる。<

この結論に至るのも「絶対安全」神話の裏打ち論理でしかないのさ。そう言われれば、現時点においてはなんとなく納得させられてしまう。
原発だって当初は「やってみなきゃ分からない」だったろう。不確実なところからここまで基幹産業に推進させた。
同じことは再生エネルギーになぜ適用できないのか、逆にたずねたいよ。



260 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 01:17:37.43 ID:SRdqjS800 [3/5]
258

俺の考えは、
高速増殖炉のリスクは、95年にはっきりしている。
それでも「可能性を追求すべき」という安井至の主張は、
無条件賛成と、ほぼ同じ。
両論併記しながら、推進に比重を置く手口は悪質。

航空機は多少の失敗を許容してきたが、
(墜落したら、搭乗者と、
運悪く落下点にいた地上の人が巻き込まれるレベル)
原発の失敗は、1回やったら、それっきりだ。
2回目はない。

環境学を僭称する学者は、そういう視点で、
自分の手でリスク評価をすべきだった。
安井至というのは、『リスク・ベネフィットのトレードオフ』
ということを盛んに言ってきたし、ごもっともな面があるが、
いちばん肝心なところで、自分の手を動かして評価せずに、
誰にやってもらうつもりだったのか。
環境学者として、当事者意識がなく、評論家的で無責任だと思うね。


369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 21:16:40.45 ID:YXV33kHf0 [4/13]
トンズラ安井至、ほんと最低だな。

01.28.2003
27日の名古屋高裁金沢支部は、高速増殖炉もんじゅの
原子炉設置許可処分の無効確認を求めた行政訴訟で、
請求を棄却した一審の福井地裁判決を取り消し、許可処分を無効とする判決を言い渡した。
B君:今回の判決では、想定される破壊機構をさらに
リスクの低いところまで拡大せよと主張しているようにも読める。
これは、ある意味で正しいが、さらに拡大して、
「予想外の事態も考慮せよ」とすることは、工学的には自己矛盾で、技術的解決は不可能になる。
A君:だから、「危ない科学・技術を使うな」というのが、一部の絶対安全論者の主張になる訳ですね。
B君:誰が危ないと判断するのだ。もしも、それを認めたら科学・技術の全面否定になる。
A君:同じく朝日新聞の朝刊で、九州大学教授の吉岡斉氏
(科学史・科学政策が専門。原子力安全委員会の専門委員)は、
今回の判決は、大事故を避けるために不可欠な、
こうした「予防原則」の考え方を採用した。まさに画期的な判決だ」、と述べていますね。
B君:吉岡氏は、技術を開発する側ではなくて、技術を論評する立場だから言える言葉だ。
C先生:吉岡氏の発言の前半部分、すなわち、
通常以上の注意義務が課せられるのは当り前である。
「予防原則」をむやみと標榜することは、
本来判断基準とすべきリスク評価を否定している行為であるとみなすべきで、
技術開発が未来の環境問題を解決する可能性を肯定した発言とは言えない。
B君:ところが、最近「予防原則」が勢いを持ってきている。
その理由は、日本人が短期的な視点のみを持っていることにあるように思えるのだ。
その理由は、日本人が短期的な視点のみを持っていることにあるように思えるのだ。
その理由は、日本人が短期的な視点のみを持っていることにあるように思えるのだ。

05.10.2009
C先生:原発の難点はいくつかあるが、その最大のものが、途上国のように、治安が不安定な国では不可能ということだろう。
そのため、やはり先進国のものなのかもしれない。
現時点で、原子力はエネルギーの10%程度に過ぎないので、ウランはまだまだ100年以上もつとされているが、もしも、
世界中が軽水炉の建設に走れば、あっという間に、ウランの奪い合いになる。
A君:ウランの資源は、使用済み燃料を処理してプルトニウムを使えば、かなり増やすことができるはず。
B君:それもやり方次第。現在始まっているMOXという燃料では、資源利用効率が1.5倍になる程度。
A君:となると、日本のようにウラン資源もない国は、
高速増殖炉を開発しなければ。
高速増殖炉を開発しなければ。
高速増殖炉を開発しなければ。

3.11後のエネルギー供給戦略
05.06.2011
その先を見れば、高速増殖炉、トリウム転換炉などが候補なのだが、当面静観で良さそう。
当面静観で良さそう。
当面静観で良さそう。

さんざん推進を煽っておいて、
問題が起きたら『静観』かよ。
言葉に責任を持たない。行動に責任を持たない。
そうやって生き残ってきたんだな。
生命力だけは強い生き物だ。学者として以前に、人間としていかがなものか。

372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 21:24:50.21 ID:YXV33kHf0 [5/13]
http://www.yasuienv.net/pg000007.htm
安井 至  (やすいいたる)
  国際連合大学名誉副学長
      副学長在職期間は、2003年12月1日~2007年12月31日。
      任期満了にて、退職しました。
  東京大学名誉教授 
      東京大学国際・産学共同研究センターの
      センター長の任務は3年任期が99年3月31日にて無事終了いたいました。
      東京大学生産技術研究所教授は、2003年11月30日にて退職。
 その後、
   2009年4月1日より (独)製品評価技術基盤機構に在籍
研究プロジェクト:
  ○ 文部省科学研究費重点領域という予算で、
   「人間生存のための地球本位型社会の実現手法」
    を平成5年から平成9年度まで実施。総括代表。    
   ○平成11年度から、科学技術庁戦略基礎研究CRESTの代表で、
   「社会受容性獲得技術」に関する研究。5年間。
専門:無機材料化学、環境科学、産学共同研究
過去:科学技術会議「21世紀の社会と科学・技術に関する懇談会」委員
    「21世紀科学・技術に関する日米対話」コアメンバー
現在:環境省中央環境審議会委員、内閣府総合科学技術会議専門委員など



重点領域研究1件、CREST1件、
これ、1件ごとに、10億前後の研究費が動くんだよね。
もったいない。『もんじゅ』と福一の収束に使うべきだった。




534 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 03:18:00.81 ID:uRqyIXaE0 [2/7]
安井至なんかも、長いこと「環境学ガイド」とか
書き続けているわけだが、
テーマはずっと「ゼロリスク信仰からの卒業」を啓蒙するだけで、
そこから先には進まない。進む能力がなかったんだろうな。
できることはせいぜい、災害が来て、結果が出てから
したり顔で解説するだけ。主婦の井戸端会議と変わらん。
↓事故前の安いの認識はこの程度だが、逮捕された福島県知事のほうが偉いよ。
http://www.yasuienv.net/Goiken072003.htm#labelatom



243 名前:地震雷火事名無し(京都府)[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 04:48:55.51 ID:/20rkqP10
安井至、相変わらずの「ゼロリスク信仰批判」。
御用・エア御用問わず、リスクの押しつけに必死。

なぜ現代人は「リスク」を定量的に理解できないのか
ttp://www.yasuienv.net/WhyZeroRisk1.htm

心理的なストレスを取り除くには、「安心すること」が第一だが、
それは簡単ではない。実際、なかなかに難しい。

そこで、一気に「安心」に行くのは諦めて、まずは「信頼」できる情報を得て、
それを理解し、早く「知識」のレベルにまで変化させ、確立することである。
自分自身で「信頼できる知識」を構築すること、これが「安心」を獲得する
ための遠回りな、しかし、確実な道である。

「正しく理解すれば安心できる」が大前提。
安心するために除染する・避難するという選択肢は、
どうやらこいつにはあり得ないらしい。

おまけに児玉先生までdisってやがる。

最近、児玉龍彦教授も国会で意見陳述を行っている。・・・
かつて造影剤として使われたトリウム系の物質が放出したα線が問題を
起こした事実を強調しているようだが、α線を放出するプルトニウムの粒子が
放出されたという意味なのだろうか。1986年に起きたチェルノブイリ事故で、
1991年にすでに甲状腺がんが多発していたということを意味する(?)主張も、
かなり疑問。要するに、疑問点が満載であるが、ビデオを見た一般市民には、
無条件に正義の味方に見えるようだ。

で、「児玉氏の主張よりも信用できる」としてリンクしてるこのブログ記事

児玉龍彦氏の発言に対する疑問
ttp://news.livedoor.com/article/detail/5747988/

どう考えても、とくに「放射性ヨウ素の影響について」のところは、
児玉さんの主張をまったく理解できていない誤読に基づいた難癖だろうに。

児玉さんの「1991年に最初、ウクライナの学者が甲状腺癌が多発している
というときに、日本やアメリカの研究者は、ネイチャーに、これは因果関係が
分からないということを投稿しております」という話は、チェルノの影響としての
因果関係のことを言ってるのに、このブログ主は、

「放射性ヨウ素(131I)を用いた甲状腺疾患の治療は50年以上前から
行われており」と書いてあります。
統計学的にどうこうではなくて、放射性ヨウ素が甲状腺がんの原因になること
くらいは当然のこととして認知されていたはずです。

と、放射性ヨウ素による発がん一般のことと勘違いしまくってる頓珍漢。

安井も年取って、いっそうアタマ悪くなってきたな。

▼ 246 名前:地震雷火事名無し(関西地方)[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 06:14:51.68 ID:6lL9JS1L0
243
例示されたページを見たが
リスクや科学の説明は
ツッコミどころだらけw

おまけに
送り火騒動は
マスコミのデタラメ報道を
そのまま信用しているw

どうしようもないなw



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最終更新:2012年12月11日 14:49