原発作業の男性が死亡(2011年10月7日東京新聞)

福島、死因は不明

東京電力は六日、福島第一原発の水処理システムのタンク設置作業に従事していた
協力企業の五十代男性作業員が死亡した、と発表した。
死因は判明していない。

男性は八月上旬から働き、作業日数は四十六日間。内部被ばく量は調査中だが、
外部被ばく量の累積は2.02ミリシーベルトで、東電は被ばくが死因に
関係している可能性は低いとみている。

東電によると、男性は五日午前の朝礼で気分が悪いと訴え、
福島県いわき市内の病院で治療していたが、六日午前五時ごろに亡くなった。

男性の死亡について、松本純一原子力・立地本部長代理は
「死亡診断書をみて判断したい」と話した。

作業員の死亡は三人目。五月に心筋梗塞で、八月に急性白血病で
それぞれ死亡している。


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最終更新:2012年12月11日 17:31