維持派の人までが


個々の原発の状況まではわかりませんが、本当の意味で安全な状態が確認され、
それが国民に分かる形で示されるのであれば、私も原発の再稼働に絶対反対ではなかったです。
今回の件、国としては「してやったり」なのでしょうが、結果は違う方向に出るのでしょうね……。

BB45_Colorado: 先日の会議開催妨害のために一つ明らかになった事が有る。会議中でありかつ、
当該議題が説明中であって、議論が成されてない時点であっても予定稿が報道される事だ。
あのような会議に意味があると思っていたらかなり危ない。

BB45_Colorado: 乱入か座り込みかどうかは知らないけれども、傍聴人が野次を飛ばして結果として
次回に同室傍聴が認められなくなったのは明らかに自業自得だろう。
他の傍聴者への不利益行為でも有る。勿論、そんな運営変更を当日になって言い出した保安院の愚は、それを凌駕する。
反対派を含む原子力業界全体の病理だ。

BB45_Colorado: ↓↓↓カイワレ騒動のときは、行政は何年も経ってコソコソとカイワレ冤罪説を半ば認めたが、
責任は決して負わなかった。結果、真実は闇の中に埋もれてしまった。この視点は必須だと思う。
独立した第三者による透明性が確保された測定と評価が求められる。

BB45_Colorado: 考えてみれば、原子力への憂慮として、哲学者や社会学者が人間が原子力という大きな力を
操ることが出来るに至っていないというものがよく表明されてきたが、その通りになったのがチェルノブイルであり、
福島だった。自分自身が技術過信でそういった憂慮を一笑に付してきたことは大きな誤りだった。

BB45_Colorado: 私は原子力推進陣営にラベリングされているけど、反原発陣営にとっては助言者になり得るんだけどね。
そういった人は沢山いるんだけれども、反原発陣営がそういった人を活用できた事例は片手でしか数えられない。

BB45_Colorado: 脱原子力の人は、脱原子力で全ての厄介が免除されるかのような発言がまま有るけれども、
原子力は手を付けた以上、撤退も現状維持も、その後の負担と困難はほぼ同当で有るということ。
リスクを一部、別のリスクに置き換える事は、脱原発で可能。

BB45_Colorado: @BugbearR 確かにあれだけの原子力災害を東日本壊滅に至らせなかったのは事実ですが、
4号炉燃料プールの溶融という最悪の事態は、偶然の結果で抑止されていますし、
とても人為的に制御できたとはいえないです。今回の事故はいわば天佑でこの程度ですんだと考え得て居ます。

BB45_Colorado: @katadalan 私はサイクルは放棄という考えです。もう無理ですよ。
バックエンド対策は、脱原発であろうとなかろうと、国民全体の合意によって地中処分の場所を選定する義務があり、それが唯一の解決策です。

BB45_Colorado: @katukawa それがあまりにも露骨で、しかもNHKやら何やらが、出来レース予定稿を会議中に流す始末でしたね。
あれでは信用を勝ち得ませんが、国民から信用されることも求めていないんでしょうね。とことん腐り切っていると思います。
1年くらいは徹底して公論に付す必要を感じました。

僕は原子力に関してはモラトリアム論者であって、しかも国民的合意(これは国会の議決)さええられれば、
できるだけ速やかに古い炉の第三世代炉や第三世代+炉への転換することを認めている訳であって、
モラトリアム論者としてもかなり穏健派なんだけどな。

ただ、現状の規制側のあり方では、とても恐ろしくて再稼動を容認できない。
各電力1から4基程度の状態の特に良いユニットの再稼動は認めるつもりだったけれども、
先日のストレステスト出来レース委員会とその予定稿フライング報道で、とてもそれを認められる状態でないと考えるに至った。

経済活動と生活水準を維持するためにも原子力規制当局の根本的な再建を迅速に進めて、
信頼性の高い炉から順次、再稼動してほしいものだ。現状ではその可能性は著しく低い事が嘆かわしいし、情けない。
先日のストレステスト委員会はあまりにも衝撃的だった。

現状で一番あり得るのは、札束とこん棒で国民を殴り倒しての再稼動だろうけれど、その場合古いボロ原子炉の廃炉、置換が出来なくなるし、規制行政はデタラメのままなので、非常にこわい事になる。出来る人は、海外移住を考えた方が良いな。

この場合、一番浮かばれないのは現場の技術者、労働者、管理職で、90年代に荒れ狂った原子力従事者への迫害すらおこりかねない。そんなことしたって、むしろ安全性が下がるだけで全くの天唾で無意味なんだけど、当時はそんな事が起こっていた。
実際、職員のご子息が苛められたり、親族会議で仕事を辞めろと問い詰められたり、酷い時代でしたよ。あの酷い時代に原子炉の大改修を成功させたのですから、現場の努力は凄いです。ただ、大学の原子力工学科は事実上壊滅してしまいました。

僕はどうすべきか案が浮かばない。政治と行政府の劣化が凄まじすぎる。

まぁ、90年代のヒロセタカシ騒動で、原子力業界の鎖国化と言うかムラ化が一挙に進んで、PAも変な方向に歪んでいったな。当時の膿が一挙に出てきている。
一方で、PAが圧力型PAに変貌し、懐疑派や市民を罵倒するようなあり得ない原子力推進派が沸いて出てしまった面もあり、この人たちはPAではやってはいけない事を散々やって市民からも嫌われているわけで、大きな不確定要因ですね。PA事業は派手に自壊しつつあります。

日本は、脱原発には最悪の条件なので、モラトリアムなら何とかなるだろうが、そうなるとボロ原子炉が残ってしまう。だから、僕は、核燃料サイクル事業の中止(常陽、東海再処理級の研究は継続)、旧式炉の迅速な廃炉と等容量での置換、その後の新設停止が実現できれば相当な成果だと思う。

ロシアのLNGを大泊までパイプラインで引っ張れば良かったんだけどな。お金だしたけど訳分からんうちに話が随分壊れちゃった。

624 名前:御用聞き ◆f1qmsMDFdM (東京都)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 00:36:34.13 ID:hjfxIt3l0 [1/2]
当時の広瀬隆現象を知らないが、BBコロラドさんがこういうと
少し説得力はあるな。こういう面はあったのか…
しかし広瀬隆現象がなくても、ムラ化は進んだんじゃないかとも思うが…

BB45_Colorado Jan 22, 9:53pm via ついっぷる/twipple
まぁ、90年代のヒロセタカシ騒動で、原子力業界の鎖国化と言うか
ムラ化が一挙に進んで、PAも変な方向に歪んでいったな。当時の膿が一挙に出てきている。


625 名前:地震雷火事名無し(WiMAX)[] 投稿日:2012/01/23(月) 00:45:39.88 ID:7AqBJoJX0
出発点がウソなので、ウソをウソで糊塗しているうちにムラ化しただけだろう

626 名前:地震雷火事名無し(北海道)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 01:34:07.54 ID:WTCvT9bT0
反対派が反対したから事故が起きた!

みたいな話はどーだか。いろんな事故や不祥事で応用できそうだけどw

627 名前:地震雷火事名無し(静岡県)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 02:17:37.55 ID:Zg8R/4KX0
「ヒロセタカシ騒動」というとこから、そこはかとない悪意を感じる
反原発運動の前哨戦的な伊達火力、大分火力反対運動に対しても
すでに封殺的だし(さらに遡れば下筌ダム反対闘争)
80年代の原子力ムラはどうなの、とみてもそれ以降より開かれていた
とは思えないな。出力調整試験を強行したのは88年だし。

ムラ化がさらに進んだように見えるのは、科技庁vs通産省モデル((c)吉岡斉)において
電力会社・通産省は本音では金のかかる核燃製造や核燃サイクルなんかやり
たくなかったので一定の歯止めがかかっていたのが、省庁再編でそのへんが溶融して
カレー味のウンコとウンコ味のカレーが一緒くたになってウンコ味のウンコになっただけだろう

628 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 02:45:53.69 ID:VE1G19ak0
624
当時の広瀬隆現象を知らないが

御用聞きさん40代じゃないの?
『危険な話』とかホントに知らないんですか?

コロラドさんは反動親父ですよ。なんで高評価なのかさっぱりわからない。
キクマコに絡み出してからフォロー外しましたけど、見るべきものは何もないでしょう。
言っちゃ悪いけど、コロラドさんには真摯な反省がないよ。
共犯関係にあったことをスルーしている。
「ヒロセタカシ騒動」なんて表記は悪意以外の何物でもないでしょう。


629 名前:地震雷火事名無し(徳島県)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 02:52:42.29 ID:xUA9Bb0Y0
628
武田徹とか飯田さんと対立してる澤とかと
同じポジションだよね。反・反原発で原発維持。
俺てきには完全な御用学者より嫌いなタイプだわ。
脱原発もいいんだけどね・・・といいながら反原発をdisりはじめる。

630 名前:地震雷火事名無し(山梨県)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 04:03:53.69 ID:6ajfH2l+0
628
コロラド氏については私もフォロー外した。
共同正犯的にはうまい逃げを打っているから支持者も多いよね。
ちょっと早野氏と同じニオイがするタイプ。
隠れ原発推進だよ
東京に原発をの広瀬隆以前から原子力村は村だった。
それが強固に防衛するようになったのが東京に原発をの時。

631 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 04:23:36.29 ID:gdkPxAwW0
628
ツイートみてるとキクマコはコロラドさんのまわりで太鼓持ちやってる感じw
反省してないのはまったくの同意ですね。まわりのお仲間さんはもっと反省してないみたいですが。
まぁ、いろいろ知ってるし中身はともかく情報だけもらって利用するって感じでいいのでは。
有用性ではキクマコよりよっぽどマシだよw

636 名前:地震雷火事名無し(WiMAX)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 07:29:55.20 ID:HaSn12EC0
629
俺てきには完全な御用学者より嫌いなタイプだわ。

あー、何か分かるわ。
ある意味、こいつらと比べたら大橋や中川のほうがましに思えてくる。


637 自分:御用聞き ◆f1qmsMDFdM (東京都)[sage] 投稿日:2012/01/23(月) 08:25:32.61 ID:hjfxIt3l0 [2/3]
625->>631
やっぱそうか。

ヒロセタカシ現象はまったく記憶にない…
コロラドさんは隠れというか、維持派であることを公言してるね。
技術者だったんかね。当時、業界のど真ん中にいたら
広瀬隆にああいう感情をもっても仕方ないかも。
東京に原発をの広瀬隆以前から原子力村は村だった。
これに同意

コロラドさんが自分で書いてたけど「反原発派は自分みたいのを
うまく利用すればいいのに」
これは実際そうなんじゃないかな。
必要な知識を得られる気がする。

先週こんなページ作ってみた。


コロラドさんのことはもう少し追いかけてみる。


日本は、脱原発には最悪の条件なので、モラトリアムなら何とかなるだろうが、そうなるとボロ原子炉が残ってしまう。だから、僕は、核燃料サイクル事業の中止(常陽、東海再処理級の研究は継続)、旧式炉の迅速な廃炉と等容量での置換、その後の新設停止が実現できれば相当な成果だと思う。
posted at 01:02:26

無理と思う。僕のはモラトリアムと言うには穏健すぎる。ドイツみたいに新規建設は全部駄目、敦賀1の世代は廃炉と言うのがドイツ式だけど、20年遅かった。

ドイツについて補足するけど、ドイツはモラトリアムに移行すること自体は成功して、当時、日仏などの原子力推進国の脅威となっていた。当時、推進側の文書で、モラトリアムを如何に否定するかを分析したものは幾つかみた。大変な危機感だった。ただ、ドイツはその後、炉の維持を続けるしかなかった。
posted at 00:27:05
何度かモラトリアム解除、脱原発の間で揺れたが、結局、モラトリアムを続ける以外は手がなく、モラトリアムそのものは成功といえるが、そこから先にどう進むかという点では失敗というしかないと思う。結局、温暖化対策と好景気によりモラトリアム解除を決めた直後に福島事故で脱原子力に転換した。
ドイツは、LNGをパイプラインで輸入し、産油国が近く、国内炭が生きており、フランスとの電力融通といった脱原子力に最高の条件がありながら、モラトリアムを続けるしかなかったこと、一度推進に転換したことが何故であるかは考慮せねばならない。決して脱原発国の模範国とは言いがたい。
そもそも、ドイツのモラトリアムだって、最高の条件に関わらず、成功したとは言いがたい。

原子力を今世紀中に仕舞うのなら、高速増殖炉は要らない。フランスとロシアにお金を払って使用済み核燃料からMOXを作ってもらえば十分今世紀中は持つ。今世紀後半には、やる気があれば海水ウラン抽出が実用化するだろうし。

自然エネルギーはまさに分散エネルギーとして有望で、電力の場合は、消費地に於ける発電は積極的にすべきです。核融合は・・・・・・・・・・今世紀中の実現が可能と考える人はとても少ないです。(多分、軌道発電衛星の方が実現性が高いと思う。)
核融合そのものは磁場閉じ込めや慣性閉じ込めで出来るのですが、ブレークイーブン(投入エネルギーを生産エネルギーが超える)を達成するにはまだまだ時間がかかります。また、所詮D-T反応炉でトリチウムが燃料と言う事も難です。使うトリチウムの量が多いんです。

でも、バックエンドのめどが立たねば、脱原子力は出来ないんだよね。そこら中に管理が怪しい使用済み核燃料が発生してしまう。発電している間は管理されてるけどね。
原子炉が数基程度なら仮にしまっておくと言うのも可能なんですが、量が多いですから、バックエンドは脱原子力の必須条件なんですよね。これは原子炉の運転を止めたときに一斉に前倒しされる巨大なリスクです。
僕は択捉島にバックエンド基地を作ると言う考えだったんだけど、択捉を金出してでも取り戻すことが出来なかったからね。

トリウムをワンススルーで且つ、軽水炉で燃やすのは今の技術で出来ます。一方で、溶融塩炉の実用化は無理です。当然、増殖も無理となります。理由の第一は、きわめて強い腐食性を持つ溶融塩に耐える原子炉材料が無いと言う事です。
恐らく、トリウム増殖炉よりは、FBRの方が素性がよいと思います。
トリウム生産国ならその資源を使えるのですが、バックエンドが大変ですよ。γ線が強くて、作業員の被曝が問題になります。トリウムは、サイクルを実現できれば夢のエネルギー源です。その為には溶融塩炉の実現が最短距離で、その為には耐腐食材料が要る。
というか、そんな材料存在しないんですよ。今ある炉は、配管が腐る事が前提の筈です。
実験炉や原型炉なら何とかなるんですが、実証炉は難しいと思います。インドと中国は、トリウム資源が豊富なので積極的です。人口が10億代ですから、大規模エネルギーの国内調達の必要性は日本の比ではないです。

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最終更新:2012年12月11日 18:50