大学研究室と原発業界の癒着

684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/07/15(金) 00:49:29.74 ID:iP2OMXge0
東大も目先の金で色々失ったな
これから先「大橋なんかが教授になるような大学」の一言で馬鹿にされるだろう。

686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/07/15(金) 00:56:11.06 ID:8oAI9tzP0 [3/7]
東大は水俣と福島第一と戦後二大公害で御用活動し回って被害を拡大したから
もはや信用回復は無理じゃないのかね。
もともと官吏養成学校いわば御用学者養成大学だと思っていた自分ですら
驚くほどの御用ぶりだったから、素直に東大ブランドを信仰していた人達は
どれほど驚いたか想像に難くない。
彼らの信用は取り戻せないと思うよ。

691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/07/15(金) 01:21:03.56 ID:Yskvz90A0 [4/13]
686
素直に東大ブランドを信仰していた人達は
どれほど驚いたか想像に難くない。
東大ブランドを信奉してる者は、そこに溜まる人達の感性すら共有できる人種だから自分との大きな差異は感じてない。
故にこそ、東大なんですよ。


5億円が、東京電力から東京大学大学院の工学研究科に。
東工大や慶応義塾大学など、全国のあちこちの大学の大学院に、東京電力は現ナマをばらまいている。

東電がスポンサーになってる研究室の教授は信用できん

大学が独立法人化して「研究費は自分で稼げ」の時代、企業の
ひも付き男が教授になる。当然こういう結果になるね。
小泉、竹中のつけが今日本を滅ぼすことになっている。


それにしても文部省と科学技術庁の統合、国立大学の独立行政法人化が全ての
根源のようにも感じます。その意味では小泉純一郎、竹中平蔵の罪は大きいのでは?



5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(福岡県)[sage] 投稿日:2011/04/01(金) 10:09:56.61 ID:lriextE30
御用学者 これが問題では?

グローバルCOEプログラム
2002年度から開始された21世紀COEプログラムの考え方を基本的に継承した。ただ、「21世紀」に比して採択件数を半減させる一方で、一採択拠点あたりに配分する補助金の額を倍増する点で、より競争的な制度になっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/グローバルCOEプログラム


180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(長屋)[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 13:00:01.63 ID:N7WSYOnq0 [1/2]
東大いってた奴なら知ってるだろうけど
東大入って原子力関係行く奴は進振りの落ちこぼれだけです=馬鹿がいくところ
ここ十年あまり東大と京大の差が一方的に開いていったのは
進振り含め東大は勉強させる、京大は自由ってのが不況の社会にマッチングしてたのがあると個人的に思ってるけど
一部の人気分野に優秀な人財が集中力し
不人気分野(原子力)には馬鹿しかいかないという進振りの現実が悪い方に影響を及ぼしてしまったね


週刊現代 4/16号
「原子力分野では、東大工学部と東工大原子炉工学研究所、京大原子炉実験所の科学者たちが3大勢力です。
京大には原発の危険性を訴えている研究者グループもいますが、彼らは昇進やポスト配分などで冷遇されていて、
テレビ局なども敬遠しています。原発推進派の研究者でないと研究費も付かないし、電力会社からの寄付ももらえない。
彼らが『安心です』と繰り返すのは当然のことでしょう」(全国紙科学部記者)
 原発ムラは、かねてから産・官・学一体となった共同体だと言われてきた。
(略)テレビで解説しているような教授たちは、いわば「村の新人」に過ぎない。その背後には強固な
ネットワークが築かれている。
 経産省OBが語る。
「原発ムラの中心メンバーは東大大学院工学系研究科で原子力を専攻した人たちです。そのなかにもヒエラルキーがあって、
もっとも成績が良く、教授からの受けがいい人間が大学に残る。次は日本原子力研究開発機構(旧・動燃)のような
政府系研究機関に行く。3番目が日立、東芝、三菱といった原子力プラントメーカー。4番目が電力会社で、
最後が経産省や文科省の役人になる。
 彼らに共通するのは、『日本は核兵器を作る能力を持っている』という自負で、自分たちこそが技術系の最先端だと信じています。
大学時代から先輩が後輩を指導する形で、同じような考えを持った人々を脈々と原発ムラに送り込んできた」

原発ムラの相関図
http://twitpic.com/4in9uj

14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(北海道)[] 投稿日:2011/04/15(金) 22:08:52.98 ID:/ugykcqx0 [2/2]
東電記念財団
http://www.tgn.or.jp/tmf-zaidan/index.html
助成の応募やってるけど応募する学者いるのか?

800 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[] 投稿日:2011/04/30(土) 13:23:36.07 ID:KGj/dXFm0 [2/2]
諸葛さんを東大に受け入れたのは御用学者の巣窟で有名な東大法学部だからビックリだろ?
そして諸葛さんを受け入れた黒幕はとぼけながらも下記でセンター長とかやってる奴な。
ttp://pari.u-tokyo.ac.jp/index.html
エネルギー問題、食品安全、環境問題、宇宙…いろんな分野に手を出しては国の方針や寄付を
貰った企業の要望に沿うような結果しか…。
専門家もいるが中には単なる主婦だったり何だか得体の知れないエセ学者とレベルは低い。
セミナーやシンポジウムを開けば議員を読んで一見豪華に振る舞うがただの経済活動。


93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関西地方)[] 投稿日:2011/05/02(月) 01:47:37.69 ID:Ot1BwY5s0 [2/5]
90
つか、ぶっちゃけ京大の落ちこぼれ。

なら話は早い。「痩せたソクラテス」は東大ではほとんど死滅した。
東大は少数派を認めない文化。一言でいえば幼稚。

良識ある東大出の警告を無視し続けた挙句堕落した。
曰く、東大生、特に法学部生は自分で考えない「湯呑」(立花隆)。
アナーキーな雰囲気のない東大は現在支配的な価値に適合的な人材しか産めない。
ブレイクスルーは京大の役目、東大にその根性はない(内田樹)。

東大工学部にもかつては、同窓会でインターナショナルを唱和する文化があった(橘木)。
もはや東大の再生を期待するのは、福島の早期終息を期待するのと同程度に
楽観的。

東大の築いたold nipponを見限って、新日本建設を夢見る若者の今後の選択肢はただ一つ。
「そうだ、京都いこう」w。


94 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/02(月) 01:53:07.98 ID:9zv1RjvgP [2/9]
東大vs京大とかいうより、工学部vs理学部なような希ガス。

面倒なんで自分でやる気は全くしないけど、学歴とか学閥とかがど~しても気になる人は学部調べてみて。
反原発には理学部、数物理論系が多いという印象。

96 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県)[sage] 投稿日:2011/05/02(月) 01:55:00.49 ID:BPtTfify0 [1/8]
大学の役割は国益の為のエリート養成ではないよ。東大は長らくそういう役割を果たして来たのかもしれないないが
その顛末が今回の事件だろ。
好き好んで官僚になりたい奴はそうすればいいが、それと拮抗するような価値観も養わなければ大学の意味が無い。
国益よりももっと社会一般の普遍的な価値の一部を担うべきだ。それが見いだせないから、官僚気取りとビジネスごっこが蔓延した。

97 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関西地方)[] 投稿日:2011/05/02(月) 02:03:42.64 ID:Ot1BwY5s0 [3/5]
94
確かに、理学部は自由闊達な議論を貴ぶ伝統なのでそれはあるだろう。
教授を「さん」づけで呼ぶ文化はおそらく理学部発。

しかし、フクシマ後の日本で東大は長期凋落傾向に入るのは確実。
理由は過保護のお受験ママが被爆地トウキョウの大学・超進学校に子弟を送るとは思えないから。
ラサールは逆に復権するかもしれない、九州なので。
まあ東大の罪は深い。


98 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/02(月) 02:10:34.37 ID:6XIgJgFj0
97
来年の東日本の大学の競争率がどうなるかは興味あるね。福島大学は、下がるだろうな。
東北大学や東京大学はどうなるだろう。

99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/02(月) 02:16:43.74 ID:9zv1RjvgP [3/9]
97
自由闊達、というより数物理論系は「正論」しか語れないw

98
それも大学自体よりも、「原子力工学科」が酷いことになりそう。



498 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/05/08(日) 07:29:22.32 ID:j88lBkuM0 [2/2]
原子力関係学科・専攻の在学生数の推移
ttp://www.pref.fukui.jp/doc/seiki/22seifuyosanteianyoubou_d/fil/004.pdf
平成6年を境に1/10以下
狭い人間関係の中でますます硬直化しそうだな。


115 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/05/11(水) 21:20:33.17 ID:AqKkaR+s0
東大が御用学者養成所となる原点かな
http://www.twitlonger.com/show/9plpo9

『腐蝕の連鎖――薬害と原発にひそむ人脈』(広瀬隆)

スリーマイル島原発事故のあと、私たちは市民運動のなかで、このフィルムの上映会を何度もおこなったが、
この作品では、日本が、広島と長崎に原爆を投下された被爆国として、特に放射能について
世界に正しい知識を普及する大きな役割を果たした状況が、克明に、しかもすぐれた科学者が登場して、実証的に描かれていた。
しかし連続上映会後、私たちの心に最後に残ったのは、「当時これほど放射能の危険性を全世界に訴えた日本の科学者たちが、
中曾根の原子力予算の国会提出後、なぜ突然、原子力に走りはじめたのか」という疑問だった。
そしてみなで歴史を調べたところ、映画に登場した放射性同位元素協会の良心的な科学者たちは、学会から追放され、
「学者がぐずぐずしているから、札束でほっぺたをひっぱたいてやれ」という
中曾根のひと言でメンバーが大幅に入れ換えられたという。
日本の天才物理学者・武谷三男氏が、この危険な暴走する原子力政策に異議を唱えて彼らと訣別したのが、この時代であった。
それまで核実験の放射能汚染を追跡してきた科学者集団は、代って、名前も日本アイソトープ協会となり、
X線や医療用放射性物質を”善玉”として見せることによって、日本中にバラ色の原子力という夢をまく役割を果たしはじめた。

 その学会の中心人物は、GHQが選んだ茅(かや)誠司であった。
49年に日本学術会議が発足すると、茅誠司はその副会長として「原子力の研究にとりかかるべきである」という提案を52年におこない、
これに刺激されて、54年に中曾根が原子力予算を提出することになった。
実はその年から、茅誠司は日本学術会議の会長となって君臨し、学会の主力を原子力に傾注させ、
さらに、57年には東大学長となって、東大そのものを原子力研究の学府として育てはじめたのである。


2011年4月21日 日刊ゲンダイ
「原発御用学者を増産させた国立大学の独立行政法人化」

「直ちに健康被害はない」「心配ありません」―。
福島原発の事故で“流行語”になった「御用学者」。原発建屋内で水素爆発が起きようと、周辺に大量の放射性物質がまき散らされようと、涼しい顔で安全性を強調する姿勢は奇異だった。しかし、この「原発礼賛」にも小泉・竹中改革が関係している。環境関連の学会理事がこう言う。
我々の学会はもともと『反原子力』であり、環境と共生できるエネルギーの研究が盛んでした。自然破壊のリスクがあり、厳重に管理しなければならない原子力の限界を皆が理解していたからです。ところが、小泉の打ち出した『国立大学の独立行政法人化』によって、この方向が一変してしまったのです
国立大学の法人化は04年に導入された。小泉が「郵政民営化」とともに進めた肝煎り施策で、スローガンは「競争的環境の中で世界最高水準の大学を育成する」だった。
「この独法化で国からの補助金が激減し、研究費が捻出できなくなった教授が続出したのです。我々の学会も数百万円あった予算がゼロになりました。仕方なく、企業からカネを集めると、電力会社の寄付がケタ違いに多かった。原子力は国家事業だから国の予算も潤沢。企画書に『原子力とクリーンエネルギー』などと書いただけでカネがどんどん出ました。こうして原子力を批判していた学者が次々に礼賛派に回り、逆に原子力を否定する論文を書いた学者は針のムシロ。学者の世界はどの分野もムラ社会だから、村八分を嫌う傾向にある。御用学者の輪はこうやって広がったのです。(前出の学会理事)
福島原発の事故は、小泉が首相になった時点から始まっていたのだ。


574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(福岡県)[sage] 投稿日:2011/05/21(土) 08:53:26.13 ID:xYqcA4hh0
571

過去にさかのぼって言うならば、
原発反対派が
石油資本を味方にして東大の教授や講座ごと買収してたら良かったんじゃね?という話でもある。

純丘曜彰のブログや、それに対する大屋先生のコメントからすると
ありえないシナリオではなかったとも思える。

587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/05/21(土) 09:23:26.46 ID:2YGWSPdEO [3/3]
574
大屋氏って「おおやにき」の人だよね。
あの大屋氏のコメントは、揚げ足取りというか、ちょっと誤魔化しが多い気がする。
直接の授受関係がなくても、利権というのは陰に陽に成立しうる。
例えば他の同僚の利権関係を黙認したり、積極的に支持したりすることが、
自らの利権についての同僚の黙認なり支持を得ることにつながる
そんな状況は大学教員の世界では山ほどあるわけで。
むしろ、そんなベタベタの直接なカネの流れなんてのはよほどあくどいケースのみであって、
実際は、研究室の学生の就職で代々少しずつ優遇してもらったり、
講演を世話してもらったり、人脈を紹介してもらったりといった程度のことでも、
大学教員なんてのはわりと素朴に篭絡されてるのが実態。

たしかに純丘氏の主張もややセンセーショナルだけど、
大屋氏の方も大学業界に無知な人を騙すレトリックが多いなという印象。


712 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[] 投稿日:2011/05/30(月) 20:30:26.44 ID:WXKIYbRX0 [2/2]
原子力にかかわらず、お上にたてついてする研究は金銭的に干される
企業に好かれない研究は干されるって現状をどうにかしないと
構造的に何も解決しないでしょ。

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 20:42:44.21 ID:KBpco3eB0 [8/11]
712
それは、「大学の自治」とか「学問の自由」とかいうのを、大学が利権誘導の方便にしか使わないという、
組織の特性を考慮して対策を考えないといけなくて、脱原発より難しいと思う。
アカデミズムの問題はこのスレにそぐわないと注意した人が以前いたが、その通りだと思う。
だから、あまり深入りするのは危険かと。

そういう注意点を承知のうえで、一言付け加えると、有馬朗人総長以後の東大は、ゼネコンや電力会社や霞ヶ関と同じ
利権集団と見なさないと、挙動を理解できない。
本当の意味の学術を日本に取り戻したかったら、まず利権解体からはじめないといけない。


【原子力村の圧力とはどういうものかがイメージできる文章】

874 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/06/17(金) 11:47:52.65 ID:iV1282W80 [4/8]
以前にも名前出したけど、コラムニストの小田嶋隆
(個人的にこの人のコラムが好き)
会員登録がないと読めないかもしれないので長文引用失礼
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110616/220823/

ベルルスコーニ首相は、原発との決別を約束している。
 わが国では、自民党の石原伸晃幹事長が、翌14日の記者会見で、
この件について以下のように述べた。
「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは、心情としては分かる」
 驚くべき言及だ。
 石原さんが「ヒステリー」という言葉を、
「興奮・激情により冷静な判断力を喪失している状態」という辞書に載っている語義そのままの意味で使ったのだとすると、
彼は、イタリア国民を「愚民」呼ばわりにしたことになる。これはよろしくない。
 いくらなんでも、国政の中枢にある人物が、公式の会見の場で、こんな失礼な発言をカマして良いはずがない。
幹事長は、言葉の選び方を誤った。おそらく、石原さんは、大きな数字を目の当たりにして、
単独ヒステリー状態に陥っていたのだと、そう考えてさしあげるのが彼のためであり、日本のためでもあると思う。

877 名前:874(東京都)[] 投稿日:2011/06/17(金) 11:51:21.15 ID:iV1282W80 [5/8]
菅さんには人脈が無い。頼りになる親分の庇護のもとにあるのでもないし、
号令ひとつで馳せ参じる子分をかかえているわけでもない。同僚議員の人望もない。
資金パイプもない。背後から支えてくれる団体も持っていない。
菅さん以外の有力な政治家は、民主党に所属する議員であれ自民党の領袖であれ
いずれも、原発と簡単に絶縁できる立場にはいない。
 というのも、わが国の政治家として、多少とも地に足のついた政治活動をしてきた人物が
電力会社と無縁であることは考えにくいからだ。
いや、私は、「利権」や「癒着」について話しているのではない。
「電力マフィア」がどうしたとか、
「原発ファミリー」が裏から手を回して云々といったタイプの陰謀論を展開しようとしているのでもない。
 そんな極端な見方をするまでもなく、原発は、あまりにも巨大で、その光はあまりにも明るい。
だとすれば、影ができるのは、当然の帰結なのだ。

圧力は、必ずしも脅迫を意味していない。癒着や利権や利益誘導や保身でもない。
もちろん、そういうものが圧力を生むことはあるのだろう。
多くの場合、圧力は、悪意の無いところから生じる。
しかも、圧力の種は、圧力をかけている本人たちがまったく意識していない動作の中に宿っている。
そういう空気の中でわれわれは暮らしているのだ。
 原発が建っている町には、当然のことながら、原発で働く人々がたくさん住んでいる。
彼らには家族がいる。友達もいる。同じ学校のクラスに、原発や関連の施設で働く親を持つ子が何人かいれば、
クラスの雰囲気は、おのずと、原発に対して容認的にならざるを得ない。
 「臆病」や「ものほしげな心」がそうさせるのではない。
われわれが生まれつき備えている「思いやり」や、「心遣い」や「惻隠の情」が
時に、ありのままの感情を口外することをさまたげるのだ。
それどころか、圧力は、特定の出来事に対して、特定の感情を抱くという精神の自然な動きを抑圧する。

政治家も例外ではない。選挙区に原発があり、
所属する党の基本政策がある中で、どうやって原発に反対できる?
 できるはずがないではないか。
 補助金がなくても、癒着や献金や選挙協力がなくても、
恫喝や無言電話がやってこなくても、普通に選挙区で政治活動をしながら後援者と関係を取り結んでいれば、
政治家は、余計な面倒を避けるべくふるまうようになる。
 だから、原発のような巨大な存在は、あえて厳重な緘口令を敷くまでもなく、
普通に人員を雇用し、賃金を払い、法令通りの補助金を供給しているだけで、
結果としては、あらゆる周辺者を黙らせることができるものなのだ

アウトサイダーでいることもまた、別の意味で、容易な人生ではない。
 菅直人という政治家が、自らの信念に従ってアウトサイダーの立場を選んだのか、
単に力不足のゆえに結果として傍流を歩いてきただけなのか、そのあたりの事情はよくわからない。
 が、とにかく、この機会を逃したら、脱原発はできないという、そのことだけははっきりしている。
 菅さんという一見眠そうなアウトサイダーが原発に引導を渡すというストーリーは、
こうして考えてみると、なんだか非常に魅力的に見える。
 「まれびと」(流れてきた客人、流浪の異郷人)が、村に厄災をもたらす怪物を退治するという、
神話の話型にもかなっている。
 ニュークリアを分解して、ニューでクリアなエネルギーを作る。
たしかに、お伽話じみている。このお伽話を実現するためには、
石原さんの言う、「集団ヒステリー」(←地すべり的な世論の爆発)が必要なのかもしれない。
 面白そうだ。
 私は乗るつもりだ。

不要と思われる所は勝手にカットしました。


11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県)[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 05:51:20.15 ID:uiGQqIIq0
★東大教授ほか原発事故解説者がもらった「8億円原発マネー」 2011.06.30 07:00

関村直人・東京大学大学院工学系研究科教授5760万円が「受託研究費」の名目で(日本原子力研究開発機構)、
山名元・京都大学原子炉実験所教授が「寄付金」の名目で120万円(日本原子力産業協会)、
山口彰・大阪大学大学院工学研究科教授が「受託研究」の名目で3385万円(ニュークリア・デベロップメント)……。

 これは、東京電力・福島第一原発事故の発生直後から、連日テレビに出演し、
事故について解説していた大学教授たちに渡っていた「カネ」のリストの中からの抜粋である。
ちなみに諸葛宗男・東京大学特任教授=当時と中島健・京都大原子炉実験所教授は「0円」だった。

 これらの資金の存在は取材班による情報公開請求によって初めて明らかになった。
震災直後に一部で報じられた、大学HPで公開されている寄付とは違う。
総額約8億円カネを出していたのは電力会社、原発メーカー、そして政府。

 学者たちの意見は、本当に“公正中立な見解”だったのか。
そして、「科学者の公正中立」とは、どう担保されるべきものなのか。
ジャーナリストの佐々木奎一氏と本誌取材班がレポートする。
 * * *
「ほとんどの核燃料は、今も原子炉の中に収まっていて、原子炉はすでに停止している状況だ。住民には冷静な対応をお願いしたい」
 関村教授がNHKに出演し、こう視聴者に呼びかけたのは震災翌日の3月12日のことだった。

 福島第一原発1号機の原子炉建屋が水素爆発で吹き飛んだこの日以来、
“専門家”である大学の科学者たちはコメンテーターとして各局、各紙に出ずっぱりとなった。
以下、各コメンテーターによる発言の一部を紹介する。(続く)


709 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/06/30(木) 10:35:23.72 ID:tqBSnZ0DO [1/2]
702
ちなみに諸葛宗男・東京大学特任教授=当時と中島健・京都大原子炉実験所教授は「0円」だった。

モロクズさんはタダで御用やってたんだ。

710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(京都府)[] 投稿日:2011/06/30(木) 10:45:02.18 ID:ME3SpHYZ0 [2/2]
諸さんは、その前に自身の給料がその筋から出ているんじゃないか。
それに所属が公共政策大学院だから、普通の意味での理工系の研究費はまわってきにくいだろう。
広報や啓蒙名目の外郭団体のカネだろうな、もしもらっているとしたら。

730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東日本)[sage] 投稿日:2011/06/30(木) 14:43:28.07 ID:rl53DLwe0
709
寄付講座での特任教授だから、出資(笑)してもらわないと失業だよ


39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 11:53:15.74 ID:+IfnjJBX0 [2/7]
東電顧問の尾本彰鈴木達治郎秋葉悦子大庭三枝
原子力委員なので御用追加で良いと思います。

それから各御用の「専門」を少し調べてみたのですが、班目や石川爺が機械工学出身だったり、
どうして原子力の専門家と言えるのか非常に疑問な点が多々あります。
原子力工学でも色々分野があって、分野を外れればよくわからない人が多いようなのになぜ断言できるのか。
畑違いのことに断言する御用やエア御用の思考回路はここでも度々指摘されてきたけれども、
御用の無知が安全神話を広める原因になった可能性があり、詳細に分析する必要があると思う。
核燃料サイクル(昔風に言えば冶金)の専門の前原子力安全委員会委員長の鈴木篤之が
国会で原子力プラントに関する吉井英勝の質疑を受けた際に理解不足のちぐはぐな答弁に終始しているのは象徴的。

43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/07/02(土) 12:45:54.51 ID:JlzfuGtLO [1/13]
39
班目や鈴木はともかく石川爺の頃は原子力工学科はまだ存在しなくて
機械工学科卒業の奴らが原子炉設計に携わったんじゃないのか。石川爺は紛れもなく原子炉の専門家だよ。

50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/07/02(土) 13:14:47.37 ID:+IfnjJBX0 [3/7]
43
もう少し調べてみたら、東大工、原子力工の一期生は現在70歳前後のひとのようだから、
1934年生まれの石川の時はたしかに原子力工はなかったようだ。
1957年に日本原研に入っているから卒業後すぐか?
あの爺さんの発言を追っているけど、素人相手の説明ということを加味しても正直本当に専門家か?と疑ってしまう。
たしかに『1963年に日本で初めての発電に成功した動力試験炉「JPDR」の建設、
運転に従事し、米国SPERT計画に参加後、反応度事故に関する実験計画「NSRR」を立案、
実施した。』らしいが、事故前とは言え専門家であそこまで楽観的になれるのが異常すぎる。
朝生で一応炉心溶融していると言っていたが、それでも取り出せると思っているのが…
原子力工の世界ではやはりあれがデフォなのか?
44
え~無知とか間違っているとか言いまくりじゃ?
45
ウクライナやベラルーシで異常な頻度で奇形児が生まれているのを知らないと見た。


hirakawah東大でも80年代半ばには既に原子力工学は進学振り分けで底辺ラインだったと、そこに進んだ友人が言ってました。RT @smoketree1: 最近は多くの工学部が学科群で入試を行い、後で配属を決定するので、不人気分野は成績不… (cont) http://deck.ly/~Qwef6


04年には学科数がゼロに、凋落した原子力研究

 原子力研究は今や凋落傾向にある。最先端のエネルギー研究というイメージをまとい、花形の学科だったのは70年代まで。
86年のチェルノブイリ原発事故や99年の東海村JCO臨界事故により、学生の原子力離れが急速に進んだ。

 文部科学省の調べでは、「原子力」の名を冠する学科、研究科の在学生数は減少。2007年度の学部生は全国でわずか100人と、
ピークだった94年度の17分の1にまで急減している。

産業・業界 .産業・業界一覧へ.原子力研究の落日、使命を見失った学者たち――象牙の塔の「罪と罰」
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/938362cd3933f921406bb8bc9d8704c7/page/2/

92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/07/12(火) 15:25:44.01 ID:wvK3JAj30 [5/8]
「東電の中でも原子力部門は閉鎖的。火力や水力のように人材の往来がない。
火力から原子力に移ってくる人や、家庭の事情(?)で現離職から離れる人はいても、稀なケース。
最近は人材交流が行われているようだが小数。原子力教育にお金がかかるからローテーションさせない。
東電内でも原子力ムラが形成されている。(原子力部門の社員は)最先端の技術を扱っているという自負もある。
自負がないとやっていけない」

by 蓮池透氏 @ iwakamiyasumi ch2 インタビュー
蓮池氏は東電時代に福一勤務。


891 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県)[] 投稿日:2011/07/15(金) 21:01:18.56 ID:/h7K5NzU0 [1/3]
こんな論文もあったんだ。

田邉 朋行, 稲村 智昌, (2009). 米国原子力事業における秘密情報管理と我が国への示唆 . 社会技術研究論文集, 6, 26-41


科研費もすごいね。

原子力利用ガバナンスの確立に向けた社会技術に関する研究 研究課題番号:21360464 代表者 2009年度~2010年度 班目 春樹 研究者番号:80092336 東京大学・工学(系)研究科(研究院)・教授
研究期間 2009年度~2011年度  研究分野 原子力学 審査区分 一般 研究種目 基盤研究(B) 研究機関 東京大学
配分額
総額:18590千円
2011年度:5330千円 (直接経費:4100千円, 間接経費:1230千円)
2010年度:5980千円 (直接経費:4600千円, 間接経費:1380千円)
2009年度:7280千円 (直接経費:5600千円, 間接経費:1680千円)

さすがに2011年度は班目さん研究代表降りちゃったのか。でも科研費の支出の大半は学生や院生への「謝金」だよね。あと高性能PC買って私物化しちゃうのかな。
最近、海外学会出張と称して観光旅行(しかも家族連れ)という猛者をはじめ、科研費の私的流用にもようやくメスが入れられるようになったが・・・

でも班目さん、共同研究者も含めて抜群の採用率だ。1986年~1992年と2003年~2011年連続で採用されている。



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年12月25日 15:55