安斎育郎とは口を利かない

「私の研究室では、安斎育郎とは口を利かないになっていましたから、
朝行っても誰も口を利きません。教育業務から外され、研究発表も
教授の許可なくしてはいけないと申し渡されました。もっとも、それは研究者固有の
研究発表の権利を侵すことになりますから、無視していました。
私の隣には、電力企業から派遣された人が席を占め(世に言うスパイですね)、
講演に行けば「安斎番」という人が尾行していて、一部始終を録音して報告する
仕組みができていました」(p.149)

1970年代、安斎が東大医学部の助手だったころのエピソード。

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最終更新:2012年12月11日 21:04