北海道


2011年12月20日東京新聞

北電 2014年度にも風力発電からの電力購入を拡大するための事業者説明会(非公開で実施)
道内外の風力発電事業者、道内自治体関係者など52社・団体が参加

出力制御ができる風車の設置の義務付け→事業者側から戸惑いの声

北電は風力発電の電力を現在36万キロワット購入、これを20万キロワット増やす
指令が出てから15分以内に需要に合わせて調整完了するよう求めた。

「市民風力発電」(札幌)「夜間でも出力を短時間で制御しなければならない。小規模事業者はつらい」
ソフトバンク(東京)「今後詳細を検討したい」
※道北の日本海側に計500万キロワット級の風力発電群の構想を持つ

来年二月下旬に抽選し、九月に参入事業者を決める。

道内…風力発電事業者37
263基が稼働
道内の総発電電力量に占める再生エネの割合 風力1.2%、太陽光0.01%

北電「出力の変動幅が大きく、大量に導入すると電気の周波数が不安定になる」と拡大に慎重

北電は道内の需要を上回る余剰電力は東京電力へ送るが、本州を結ぶ電力連携設備は60万キロワットしかない。
道北の送電網の増強も必要となり、費用負担などから消極的だ。

北大大学院の吉田文和教授は「北電が再生可能エネの購入を大幅拡大できないのなら、
発送電分離など独占体制を改める方法を検討すべきだ」


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年12月11日 21:48