山下宏文


144 返信:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2011/10/05(水) 20:14:47.91 ID:7Hbx26Xa0 [6/7]
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もういっちょ。
『婦人公論』2010年12月22日/2011年1月7日号(←ファイル名から推測)から。

ここで茂木健一郎・内田麻理香と対談している山下宏文は、 「わくわく原子力ランド」「チャレンジ!原子力ワールド」
を作った 企画制作委員会の委員長。

"持続可能な社会"への鍵は、子どもたちが握っている
2011年、いよいよ実践されます! 日本の「エネルギー環境教育」
茂木健一郎(脳科学者)
内田麻理香(サイエンスライター)
山下宏文(京都教育大学教授)
司会:三木哲男(「婦人公論」編集長)
http://www.fepcor.jp/about_us/pr/ads/__icsFiles/afieldfile/2011/01/24/f_20110107_1.pdf

茂木 現代社会は、電力の安定供給がなければ成り立たない状況になっ
ています。インターネットや銀行のATM、鉄道の自動改札などが、電
力不足で動かないなんて考えられませんからね。自分たちがおかれてい
る状況を客観的に見れば、原子力発電の果たす役割が大きいこともわか
ると思います。確かに原子力にはリスクもありますが、リスクがゼロの
暮らしなんてありえないでしょう。交通事故や飛行機事故、地震などの
災害もあるし、小惑星がぶつかってくる可能性も……。僕たちはそうい
う世の中に生きているんですね。

内田 エネルギーを考えるうえで大切なのは、正しく知ることだと思い
ます。原子力についてなら、日本の電気の約30パーセントをまかなって
いるとか、発電の過程でCO2を排出しないなどは必要な知識だと思いま
す。太陽光や風力などの自然エネルギーにはクリーンなイメージがあり
ますが、膨大なエネルギー需要をそれだけで支えることができないとい
う事実もありますね。イメージや情緒に流されず、自分で考えて判断し
ていくためには、まずはじめに事実を知ることが大事なのではないでし
ょうか。

山下 「エネルギー環境教育」で原子力発電を扱うのは、難しいことでは
ないと思いますよ。事実だけをシンプルに伝えればいいわけですから。
その先は、子どもたちが自分で考えて判断すればよいのです。フランス
では、全発電量の約80パーセントを原子力発電でまかなっているのです
が、だからといって、教育の現場で「原子力がよい」とは言いません。
自国のエネルギー自給率やエネルギー事情、電源構成などを教えるだけ
です。子どもたちは原子力発電所を見学したりもしますが、そこで説明
する発電所の所員も、将来どんな発電方法を選択するのか決めるのはあ
なたたちですよ、というスタンスなんです。日本の「エネルギー環境教
育」でも、原子力に限らず環境やエネルギーの真実をきちんと伝えれ
ば、子どもたちは自ら考え、判断するようになります。

197 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2011/10/06(木) 21:56:22.32 ID:EoLw1ff50 [1/2]
144
山下宏文は「らでぃ」という放射線教育の推進サイトでコラムを書いていた。
来年からの放射線教育も、>>144の時点と基本姿勢はそう変わらなさそう。。。。

エネルギー環境教育において「原子力」や「放射線」の扱いは避けて通れない!
(前編)http://www.radi-edu.jp/pages/columns/15
(後編)http://www.radi-edu.jp/pages/columns/16

 こうした学習は原子力発電を擁護するための学習ではない。しかし、否定する
ための学習でもない。将来のエネルギー選択に対して、必要な知識や情報を提供
するというスタンスである。エネルギーを選択するのは教育ではなく、将来の
市民でなければならない。

このサイトのFAQもなかなか。今さら引っ込められないのだろうか。
http://www.radi-edu.jp/faqs/index

Q8  学校菜園で育てた野菜はもう食べられないのでしょうか。(2011年4月5日)
A8  普通に食べられます。
  放射性物質の付着が心配な場合は十分流水で洗い流してから調理してください。
  重要な点として、放射性物質が空気中や雨水中に含まれる量は、風の向きや雨の
  降り方によって大きく変わりますので、現時点で高いからといって、今後ずっと
  高い状態が続くことはありません。

このサイトの監修者は当然のように有馬朗人。。。。

放射線教育推進委員会構成員(敬称略)
http://www.radi-edu.jp/pages/copyright

監修 有馬 朗人
(学校法人根津育英会 武蔵学園 学園長・公立大学法人 静岡文化芸術大学 理事長・
(財)日本科学技術振興財団 会長(非常勤)・科学技術館館長(非常勤)・元文部大臣)

推進委員
清原洋一 (文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官)
宮下彰 (前全国中学校理科教育研究会会長・中野区立第七中学校校長)
網屋直昭 (川崎市教育委員会指導主事)
飯本武志 (東京大学准教授)
掛布智久 (日本科学技術振興財団)

事務局 日本教育新聞社内
最終更新:2012年12月25日 21:43