松本零士


松本零士(漫画家)も原発文化人の一人です。
松本は、自分の代表作を原発推進PRに利用して、汚してしまいました。

メーテル、また会えた 九電「銀河鉄道999」新作公開(朝日新聞 2010年10月7日)
http://mytown.asahi.com/areanews/fukuoka/SEB201010060035.html
松本零士さん原作のアニメ「銀河鉄道999(スリーナイン)」の「新作」を、九州電力が
ホームページで公開している。アクセス数は2カ月余りで10万件近く。宇宙を舞台に九電の
事業をPRする内容だが、根強いファンもいてひそかな人気だ。
「時空を超えたエネルギーの旅」のタイトルで、本物と同じ鉄郎とメーテルが宇宙を旅する
物語。約4分ずつ5話あり、7月末から1話ずつ順に配信し、9月24日に最終回を迎えた。
制作費は数千万円。北九州育ちの松本さんも参画し、制作会社も声優もほぼオリジナル通り。
温暖化による海面上昇で陸地が水没寸前だったり、資源が乏しく高エネルギー燃料のリサイクル
を進めたりしている星を舞台に、温暖化防止への取り組みや核燃料サイクルをアピールしている。
九電の担当者は「さりげなく事業のPRができた」と話す。(大畑滋生)

ちなみに、「宇宙戦艦ヤマト」の関係者を調べると、偶然にも原発推進派が多いことが分かります。
まず、原作者の西崎義展の親友は、原発族政治家の大物・石原慎太郎です。石原慎太郎は、
「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」の原案に加わっています。また、「ヤマト」監督の松本零士は、
さきに引用した朝日新聞の記事にあるように、九電の原発PRに加わった男です。
そして、「ヤマト」テレビシリーズ原案を担当したSF作家の豊田有恒は、現在、
日本原子力文化振興財団の理事であり、原発文化人の大物と言える人物です。
「宇宙戦艦ヤマト」のテレビシリーズを製作し、放送したのは、読売テレビです。CIAのスパイで
原発導入の父の正力松太郎がつくった日テレ・読売グループで、「ヤマト」は放送されたのです。
実写版「宇宙戦艦ヤマト」で機関長の徳川彦左衛門を演じた西田敏行は、今年(2011年)の4月1日、
郡山市のスーパーで福島産の野菜を試食してPRし、安全デマに加担しました(そんな偽善者西田が、
「福島を汚したのは誰だ!」とその場で叫んで、正義ぶっていたんですよ)。



(編者注、実際、福島の人間に「氏ね」とは言えないだろう、小出先生も「50歳超えたら関係ない、食べても良い」
と発言している)
それより問題なのは、敦賀市内に散在する松本作品の像であろう。どこから金が出ているか、想像するに明白である。
最終更新:2012年12月26日 16:26