『アラジン』
①『アラジンと魔法のランプ』の主人公
②『アラジン・アブ・アル・シャマトの物語』の主人公
■『アラジンと魔法のランプ』
シナ(中国)に住む怠け者の少年。
顔は良いが、仕立屋の息子だが怠け者の為にそれも身につかず、遊んで暮らしていた。
15の時に叔父を名乗る魔法使いにだまされるが、運良く魔法のランプを手に入れる。
ランプの魔人の力で慎ましく健全に暮らしていたアラジンだが、帝王の姫君に恋をしてしまう。
王の難題や大臣の思惑を乗り越え姫と結婚する。
その後も魔法使いやその弟の策略により幾度と危地に立たされるが姫とそれを乗り越え最後にはシナの国の王になる。
出典表記:アラー・アッディーン(علا الدين/Alā' al-Dīn)、西欧式表記(Aladdin)
■『アラジン・アブ・アル・シャマトの物語』
カイロの商人、シャムス・アル・ディンの子
生まれた時、両親により「呪詛(のろい)の目」から守るために地下室で育てられた。
14歳の時バグダットで賊に襲われ身ひとつになるが、「身代わり結婚」がきっかけで結婚。
その後、汚名を着せられ処刑されそうになるが、ハールン・アル・ラシッド王に助けられる。
処刑を免れたアラジンはアレクサンドリア(ジェノア)にいるフスン・マリアムというお姫様の恋物語を始めとする、数々の冒険をした後再びバグダットに戻り、王や息子と対面し幸せになる。
はじめに旅に出た時、マームッドという男色家の商人に襲われかけたりしている。
一人目の妻:ズバイダー、二人目の妻:ジェサミン
【アラジンにちなむ作品】
リンク
アラジンと魔法のランプ【Wikipedia】
『シンドバッドの冒険―アラビアン・ナイト』(文研児童読書館)ラング (著), 久米 宏一 (イラスト), 花岡 大学 (翻訳)
『アラビアン・ナイト 別巻 アラジンとアリババ』前嶋信次/訳〈東洋文庫443〉 平凡社 <平凡社東洋文庫>
『アラジンと魔法のランプ アラビアン・ナイト1』 バートン版 山主 敏子 編訳 <ぎょうせい>
『アラビアンナイトストーリー』實吉 達郎/著 新紀元社
最終更新:2017年08月05日 09:35