ソロモン王

ソロモン(紀元前1011年頃 - 紀元前931年頃)(在位:紀元前971年 - 紀元前931年)(実在)
旧約聖書の『列王記』に登場する古代イスラエル(イスラエル王国)の第3代の王
エジプトに臣下の礼をとり、ファラオの娘を降嫁されることで安全保障を確立し、古代イスラエルの最盛期を築いた。
出典表記:(ヘブライ語: שלמה‎ Šəlōmōh Shlomo, ギリシア語: Σολομών,
      ラテン語: Salomon, アラビア語: سليمان Sulaymān, トルコ語: Suleyman)
名前由来:「平和、平安」の意味を持つシャロームに由来
出生:(父)ダビデ、(母)バト・シェバ

【出典】
『旧約聖書』
  >>『列王記』
   >>『ソロモン王の治世(上1:1-11:43)』

ダビデの子ソロモン
表記:Sulaymān-ibn Dāʽūd.(スライマーン・イブン・ダーウード)
 実在の人物であるが、アラビアの説話中ではほとんどが伝説化され、転から授かった護符を持ってジンの族に絶大な支配力を持つ霊妙な帝王となっている。
その護符とは鉄と真鍮でつくった指輪印章で、真鍮の部分には善のジンを、鉄の部分は悪のジンを駆使する場合に用いる。
ソロモンは鳥獣虫魚なども支配し、それらの言葉をも聞き分け、風をも使役する。
ソロモンに忠実に使えた大臣の名をバルヒヤーの子のアサフ(Asaf ibn Barkhiyā)といい、死者をよみがえらせる神通力を備えていたと言われている。

リンク


ソロモン王【Wikipedia】
『アラビアン・ナイト1』前嶋信次/訳〈東洋文庫71〉 平凡社〈平凡社東洋文庫>
最終更新:2013年02月21日 23:58