おむつ選びについては、大人用おむつの選び方を参照してください。
おむつの当て方については、大人用当て方・替え方を参照してください。
注意点・アドバイスは、趣味でおむつを快適に使うためにを参照してください。



趣味・フェチ用途でおむつを使う場合

趣味やフェチ用途でおむつを使う場合、画一的なオススメはありません。
それは、おむつが好きな理由が個人の過去と深く関わっているからです。
一人一人の過去が違うように、趣味も好みも感覚も人それぞれです。
だから、自分と違う趣向だからといって、それを否定するべきではありません。

まずは自分の好みを知る

では、自分の好みを探るために、過去のエピソードを思い返しましょう。
その中に、あなたの理想のおむつがあるはずです。
人によってはおむつの記憶ではなく、欲求や憧れである場合もあります。

思い出せない場合は、生まれた年代で最初のおむつを選んでみると良いです。
自分が生まれてから、おねしょが終わる5歳頃までの範囲で考えてください。
おむつの歴史を参考に、自分の幼い頃のおむつを思い出してください。


なりたい・したい気持ちで選ぶ場合

心理学的に見て、大抵のおむつが趣味の方がおむつを当てる行為は
本来得られなかったものを、代わりに別のもので埋める「代償行為」です。
そのため、やりたいことで過去に何があったのかが、ぼんやりわかります。

赤ちゃんになりたい

幼少期に強い抑圧があり、わがままも言えなかった場合に抱く感情です。
この気持ちが続いているということは、現在も抑圧されている事を意味します。

お慰みに、赤ちゃん用品を大人サイズで揃えるといいかもしれません。
この場合、乳幼児用おむつが入るなら試してみると良いかも。
乳幼児用が入らなくても、なるべくゆったりと当てられるものを探しましょう。
その際は、おむつカバーもオーダーメイドしましょう。

障害者になりたい

幼少期から孤独感が強く、ほとんど救済もなかった場合に抱く感情です。
自殺しかねないほどの大きな埋めがたい孤独が続いている事を意味します。

一応、寝たきりの障害者の方を例に上げると以下の通りです。
  • 昼間はテープ止め紙おむつ単体が多く、出したら交換。
  • 夜はハイパーパッドなどを使い、しっかり当てて朝までそのまま。
  • うんちしても介護用おしりふきですし、ほとんど動けません。
介護用選び方大人用当て方を参考に再現してみると良いです。

介護されたい

幼少期に自分の元に親が居ず、愛情を失った場合に抱く感情です。
今でも失った愛情の喪失感に苛まれていることを意味します。

まず、このような方が探すべきなのは、おむつではなく相方です。
もし相方が見つかったり、自分でお慰みなら赤ちゃん路線が良いです。
あくまで相方に介護されたいのなら、
介護用選び方大人用当て方を参考にしてみると良いです。

おむつをして寝たい・おねしょをしたい

幼少期には愛されたが、そのあとストレスにさらされた場合に抱く感情です。
この気持が続いている場合、気を許せる人が少ない状態を意味します。

このタイプの方は、夜だけでも安心していられる場所がほしい事が多いです。
寝ている間にモレたりムレたりすると、逆に潜在的なストレスになります。
そのためなるべく広めで通気性の良いテープ止めを探すと良いです。
また、安心して寝ることが目的なら、大容量パッドの併用もオススメです。

ただ自慰行為をしたい

おむつを代償行為ではなく、性的な感触への愛着として捉えた方の感情です。
このケースは、性に目覚めた頃におむつ関係のエピソードがあった場合に発生します。

満足したいなら、パンツタイプにパンツタイプ用のパッドを付けるか、
厚めのテープ式紙おむつに、長時間パッドをいくつかつけると良いでしょう。
ただし、重ねすぎると漏れやすくなるので注意が必要です。
布おむつを使う場合も、カバーからはみださないように注意が必要です。

おむつをつけて外に出かけたい

歩きやすく発覚しにくい、パンツタイプがオススメですが、
もしテープ式が好みの場合、ふわふわ感は求めてはいけません。
羞恥心やプライドを捨て去ってテープ止めにパッドフル装備もいいですが、
羞恥心やプライドを捨てるのは、別の機会に取っておきましょう。


おむつの好みで選ぶ場合

可愛い柄が好き

もし履けそうなら、乳幼児用の紙おむつを試してみるといいです。
もし乳幼児用が履けない場合で、大人用紙おむつに満足できないなら、
マニア向けのおむつカバーショップがあるので、
そこでオーダーメイドしてもらうと良いでしょう。

ビニール感が好き

近年では、ビニールの製品があまり売られなくなり残念に思う方が多いです。
なので、リサイクルショップやオークションで古いものを探しましょう。
また、布おむつでも良いなら、ビニールのおむつカバーがあります。

がっしりしたものが好き

どう聞いても、布おむつで育った年代の方ですね。
布おむつを作るか、オークションで買ってきましょう。
もちろん、おむつカバーもがっちりしたものをどうぞ。

ビチャビチャが好き

紙おむつで味わうにはリスキーな感覚です。布おむつをおすすめします。
紙おむつで味わうなら、厚めのテープタイプを選ぶと良いです。
いずれにしても、介護シーツは必須です。

肌触りが好き

こういう方は、漏らしても通気性がよくサラサラのものを選ぶと良いです。
濡れると肌触りが悪くなるので、おもらししないほうがいいかも。
おもらししたいなら、吸収量が多いものは必須の項目です。

ふわふわ感が好き

よりゆとりがあって広いテープ止めタイプを探すと良いでしょう。
おむつのゆとりが減るので、尿とりパッドはないほうが良いかも。
布おむつで再現する際は、タオルと成形布おむつを用意しましょう。

モコモコが好き

テープタイプなら硬くて厚く吸収体の横幅が狭いブランドか、
吸収体が前後に大きく分かれているパンツタイプがお勧めです。
また、大きめの尿とりパッドを数枚備え付けるのも良いでしょう。
布おむつも調整が効いて良いでしょう。

プニプニが好き

吸収量の割に薄めのブランドを探すと良いでしょう。
それに夜用パッドやハイパーパッドをあわせると良いと思います。
ただ、プニプニするものは気がつくと横モレすることが多いです。

ふわふわもプニプニも好き

ふわふわもプニプニも好きで、両方の感触を得たいという方は、
よりゆとりがあって広いテープ止めにハイパーパッドをして、
お漏らししながらプニプニ・モコモコを待ちましょう。


紙おむつのサイズについて

大人用の紙おむつのサイズは、メーカーによってまちまちです。
あるメーカーではLがちょうどよくても、
別のメーカーだとMがちょうど良いなんてことがあります。
そのため、カタログやパッケージを見てサイズを確認しましょう。


紙おむつの吸収量について

通常の大人のおしっこの量は、一回あたり200cc~500ccです。
しかし、大抵の紙おむつは一回あたり150~180ccとして算出されています。
そのため、表示情報から最適な商品を選ぶ事の妨げになっています。

1g≒1ccなので、最適な吸収量の製品を見つけるには、
取り替える際のおむつの重さを量ることが大切です。
※おしっこの場合、1cc≒1mlとなります。

吸収量と実際の回数

  • 2回分吸収(300~360cc吸収)
量が多い方の場合、1回目で確実に漏れます。
量が普通の方の場合でも、2回目は漏れます。

  • 3回分吸収(450~540cc吸収)
量が多い方の場合、少し漏れるか1回だけ耐えられる。
量が普通の方の場合でも、1回目で交換したほうが良い。

  • 4回分吸収(600~720cc吸収)
量が多い方の1回目なら漏らさずに吸収できるが、2回目は無理。
量が普通の方の場合、2回目で交換したほうが良い。

  • 5回分吸収(750~900cc吸収)
量が多い方の1回なら余裕で吸収できるが、2回目は漏れる。
量が普通の方の場合、2回目で交換したほうが良い

  • 6回分吸収(900~1080cc吸収)
量が多い方の場合、2回目で少し漏れるかギリギリ耐える。
量が普通の方の場合、3回目までに交換したほうが良い。

  • 7回分吸収(1050~1260cc吸収)
量が多い方の2回目にギリギリ耐えるが、勢いが強いとアウト。
量が普通の方の場合、3回目までに交換したほうが良い。

  • 8回分吸収(1200~1440cc吸収)
量が多い方の場合、2回目までを吸収できる。
量が普通の方の場合、4回目までに交換したほうが良い。

  • 9回分吸収(1350~1620cc吸収)
量が多い方の場合、2回目までを余裕で吸収できる。
量が普通の方の場合、4回目までに交換したほうが良い。

  • 10回分吸収(1500~1800cc吸収)
量が多い方の3回目にギリギリ耐えられるかどうか。
量が普通の方の場合、5回目までに交換したほうが良い。

  • 13回分吸収(1950~2340cc吸収)
量が多い方の3回目に余裕で耐えるが、4回目の保証はない。
量が普通の方の場合、6回目までに交換したほうが良い。


最終更新:2013年02月19日 15:26