脳ニュース

1. 鬼トレで脳に変化!

ワーキングメモリートレーニングを続けると、脳に変化が起きることが、東北大学の川島教授の実験で明らかになりました。
変化したのは脳の前頭前野の皮質です。
前頭前野の皮質は、8才頃から少しずつ減少していきます。
しかしワーキングメモリートレーニングにより、前頭前野の皮質が増加する、という実験結果が得られました。
つまり減少するはずの脳の一部が、トレーニングにより逆に増加したことになります。
川島教授は、これが脳の機能が向上する要因ではないかと考え、さらに研究を進める方針とのことです。

2. 脳トレの効果を科学的に検証!

2005年に発売された、脳を鍛える大人のDSトレーニングシリーズ、このソフトを使った実験結果が、科学論文として発表されました。
実験を行ったのは東北大学の川島教授らです。
高齢者を対象として実験を行い、脳の整理・計画・処理を行う実行機能と、情報処理速度の向上が確認されたとのことです。
この実験により、脳を鍛える大人のDSトレーニングの効果が、科学的に検証されたことになります。

3. ご協力お願いいたします

鬼トレ中の皆様にお願いです。
現在、東北大学加齢医学研究所川島研究室では、皆様のトレーニングの記録を募集しています。
トレーニングの記録は脳科学の研究資料として、大切に使わせていただきます。
トレーニング開始から1ヶ月後に、川島教授がおうかがいします。
詳細はそのときにご説明いたします。
長い期間トレーニングを続けると、皆様の脳は継続して鍛えられます。
そしてトレーニングの記録は、研究資料として価値あるものになります。
ぜひ鬼トレを続けて、脳科学の研究にご協力ください。

4. 人類がサル化!?

東北大学の川島教授は、人類の「サル化」を懸念しています。
ものごとを論理的に説明できず、コミュニケーションをとる気がなく、イヤなことにがまんができない、「サル化」した人にはこのような特徴がみられます。
移動手段の進歩は人類から体力を奪いました。
同じように情報機器の進歩が、人類から考える力を奪っている、教授はそう考えています。
考えることをしなくなった人類は、猿に退化、つまり「サル化」するのです。
川島教授によると「サル化」を防ぐには、毎日の「鬼トレ」が有効とのことです。

5. トレーニングの新たな効果!

ワーキングメモリートレーニングの、新たな効果が明らかになりました。
ワーキングメモリーを鍛えることで、いらいらした気持ちや、落ち込みがちな気持ち、心がつかれた状態、これらの改善が期待できるとのことです。
ワーキングメモリートレーニングについての、さらなる研究が期待されます。

6. 鬼トレをやめると・・・!

鬼トレの継続をやめると、効果が元に戻ってしまう可能性があるようです。
脳科学の研究によると、ワーキングメモリートレーニングをやめた後、ゆっくりと効果が失われていく・・・ということが報告されています。
一方で、長期間トレーニングを続けると、効果が持続しやすいという研究報告もあります。
教授は、鬼トレの効果を維持するためにも、長期的に鬼トレを続けることをおすすめしています。
これからも引き続き、鬼トレをよろしくお願いいたします。

脳クイズ

Q. ワーキングメモリートレーニングを続けるとどうなる?
A. 前頭前野の皮質が増加する

Q. 川島教授らの実験で検証された「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の効果は?
A. 高齢者の脳の機能が向上する

Q. トレーニングの記録はどこに送られる?
A. 東北大学加齢医学研究所川島研究室

Q. 「サル化」した人の特徴は?
A. イヤなことにがまんができない

Q. ワーキングメモリートレーニングの新たな効果とは?
A. 心のつかれが改善する

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最終更新:2012年09月05日 10:25
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