カード能力解説 > 戦乙女シリーズ

ヒヨルム スケルド フィヨラ リヴル レルル
レア度 ☆3~6
カードタイプ こうげきタイプ・単体
スキル能力 nターンの間、味方の攻撃タイプカードの攻撃力アップ
Lスキル能力 味方全体の攻撃タイプの攻撃力及び、自属性カードの回復力アップ
コスト量 10,16,22,36
変身合成 ☆3→☆4:ぷよゼリー☆3、☆3、☆4、☆4、☆5
☆4→☆5:ぷよゼリー☆4、☆4、☆5、☆5、☆5魔導書
☆5→☆6:ぷよゼリー☆5、☆6魔導書、☆6魔導書、100点テスト、100点テスト

解説

2017年3月15日にチケットガチャ限定キャラとして各チケットガチャ(シルバー・ゴールド・プレミアム)に追加された。
ぷよクエアーケード出身。

戦乙女シリーズは、「ヴァルキュリアシリーズ」と読む。

ステータス

キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ヒヨルム 3315 1891 254
スケルド 3282 1853 264
フィヨラ 3348 1815 259
リヴル 3315 1815 264
レルル 3282 1891 259
☆6レベルMAXで、たいりょく3315(±33)、こうげき1853(±38)、かいふく259(±5)。
こうげきタイプとしてはいたって平均的なステータスで、魔導学校シリーズと大きな差は無い。
一方、コストは☆6で36と、魔導剣士シリーズ戦乙女アルルを超え、一部の副属性ありカード(キノコシリーズなど)に並ぶ。
これは後述の強力なスキル・リーダースキルにあわせたものだろう。

現環境ではコストの割に能力値が極端に低く、リーダースキルを意識した場合でも今度は戦乙女本人の能力値が明らかに足りておらずデッキ編成時に足を引っ張る可能性すら出てきてしまうほど。☆7が実装されていないのも痛い。
また、戦乙女アルルは能力調整の関係で同コスト枠ではなくなった。

スキル

nターンの間、味方の攻撃タイプカードの攻撃力アップ。
☆3で1ターン、2倍。
☆4で1ターン、2.5倍。
☆5で2ターン、2.5倍。
☆6で3ターン、2.5倍。
必要ぷよ消し数は40個。

剣士クルークのスキル対象をこうげきタイプに限定した下位互換。
とはいえ、こうげきタイプの強力な攻撃力を複数ターン強化できるのは非常に魅力的。
多色デッキでも充分運用可能で、剣士クルーク同様に童話シリーズとの相性がとてもよい。

リーダースキル

味方全体の攻撃タイプの攻撃力がn倍、味方自属性カードの回復力がm倍になる。
☆3で攻撃力2倍 (回復倍率はなし)。
☆4で攻撃力2倍、回復1.3倍。
☆5で攻撃力2.5倍、回復1.5倍。
☆6で攻撃力3.6倍、回復2倍。

常時攻撃3.6倍という倍率は、このカードが登場した時期の☆6では精霊使いシリーズに次ぐ威力で、
デメリット効果、多色や連鎖などの特殊な発動条件がない中では、もっとも強化倍率が高かった。
(現在は、チャーミードラコあんどうりんごが☆6で味方全体の攻撃力3.8倍を持っている)
回復力を同時にアップしてくれるが、カードの性質上こうげきタイプでデッキを固めることになるため、
元々の回復が低いこうげきタイプでの回復2倍は、その倍率から受けるインパクトほどの効果でもない。
こうげきタイプの回復の弱さを補う一定の効果はあるが、回復アップのために無理して同属性で固めるほど重要ではないだろう。

バトルでは、この高い攻撃倍率を持つ意義は大きい。
現在でこそ☆7実装や新規フェスカードで、4倍以上の攻撃倍率を持ったカードが増えたものの、3.6倍は現在でも高い部類。
さらに、攻撃力が高い攻撃タイプ全体に倍率を掛けられるのはバトルデッキ編成においては好都合といえる。
体力の補正はないが、火力さえ勝れば体力が低くても勝てるので、致命的な弱点とまではいえない。

コンビネーション

共通で「ガールズ」「はばたき」を持つ。

デッキ考察

このカードのスキル、リーダースキルの性質上、必然的に「こうげきタイプ」でデッキを固めることになる。
初代シリーズ聖獣拳士シリーズ童話シリーズ星の魔導師シリーズなど主要のこうげきタイプでデッキを構成すると良いだろう。
単色で固めてももちろん良いが、混色で構成することも十分に可能。
多色で構成し、サポートにはくろいシグ系で構成すると、強力な攻撃とある程度の耐久を兼ね備えたデッキになる。
また、のちに龍人の演舞シリーズなど、こうげきタイプ対象のスキルを持ったカードも登場しているので、これらとの併用も有効。
アルル&カーバンクルのような、属性を問わないこうげきタイプのカードをサポートにすると、属性に縛られないより自由なデッキ構成が組める。
しかしレガムントローザッテしろいフェーリかわったエコロ賢者シリーズなどはバランスタイプのため、本カードのリーダースキルが適用されず完ぺきなデッキにはならない。

評価

体力アップがなく、こうげきタイプ縛りではあるが、火力を重視する上ではある程度の有用性を持ったカード。
最近ではフェス限定カード以外の性能も全体的に底上げされており、
定常的に入手できる報酬カードでさえもよ~んシリーズが3.5倍の攻撃力を持つようになったので、
攻撃力3.6倍のリーダースキルのアドバンテージはかなり弱まっている。

いっぽう、3ターン持続するエンハンススキルを持ったカードはいまだあまり多くないので、
それを活用できるこうげきタイプのデッキを組めるならある程度の活躍ができるだろう。

後述するように課金さえすれば手に入られるものではなく、入手はまさに運次第。
さらに、☆6へのへんしんには100点テストと☆6魔導書が2つずつとかなりの労力が必要となるが、
運良く入手できたなら、このカードを有効活用できるデッキが組めるかは確認してみても良いだろう。

備考

出現確率は非常に低く、プレミアムチケットガチャ100回に1回程度、ゴールドチケットガチャ150回に1回程度という報告もある。
さらにいうと、チケットガチャの仕様上このシリーズの☆3はシルバーチケット以外の入手手段が存在しない。
入手はもちろん、図鑑埋めの大きな障害になってくるシリーズといえる。
チケットガチャは課金ではどうにもできないので、ぷよフェス限定キャラよりも希少と思われる。

各カード考察

ヒヨルム
☆4から「剣士」のコンビネーションにも対応する。剣士持ちはメジャーどころにこうげきタイプが多く、コンビ先には困らないだろう。
名前の由来はヒヨルスリムル(Hjǫrþrimul、「剣の女戦士」の意)。

スケルド
2019年7月より「ひえひえ」コンビネーションが追加された。
名前の由来はスケッギョルド(Skeggjǫld、「斧の時代」の意)。


フィヨラ
名前の由来はヘルフィヨトル (Herfiötur)。


リヴル
名前の由来はゲイルドリヴム(Geirdriful、「槍を投げる者」の意)。


レルル
ギルイベでは同じ攻撃タイプの吸収スキルを3ターン強化できる点は大きい。剣士クルークと違い編成上エンハンスが乗らないカードも出てくるだろうが、使うときは基本全盾相手だろうから気にする必要はない。
名前の由来はゲイレルル (Geirölul、「槍を持って進む者」の意)。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年09月02日 17:27