カード能力解説 > 蒸気都市シリーズ(初代ぷよ)

蒸気都市のルルー 蒸気都市のアルル 蒸気都市のドラコ 蒸気都市のウィッチ 蒸気都市のシェゾ
レア度 ☆6~7
カードタイプ バランスタイプ・単体
Lスキル能力 自属性カードの攻撃力をn倍、体力をm倍にし、
受けるダメージをネクストぷよの自色ぷよの数×3%軽減する。
さらに8個以上の同時消しで ネクストぷよをランダムでx個自色ぷよに変える
スキル(フルパワースキル)能力 nターンの間、自属性を含む攻撃で自属性カードの攻撃力をm倍にする。
Bスキル能力 なし
コスト量 52,64
変身合成 ☆6→☆7:☆7へんしんボードにて

概要

2019/03/26からのフルパワーガチャで登場。
蒸気と暗闇の塔と同時に実装された。☆7にも最初から対応。
フルパワースキルを持ったキャラクターとしては初登場。

シリーズ専用の枠デザインを持っているのも初めて。
☆6コストがぷよフェス限定を超える「52」であるのも初めてで、ワイルドさんは実装時点では(50)が最上位のため
長らく☆7へんしんには同一カード(または過去一度だけ配られたWS)が5枚必要だった。
ワイルドさん(60)は当初からゲームデータ内に画像だけ存在が確認されていたが、
2年以上が経過した2021/6/8にようやく実装されている。

各キャラクターの設定や世界観が従来のぷよぷよと異なり、
魔法が使えずスチームパンクの世界観というパラレルワールド的なものとなっており、
おためしクエストで各キャラクターのストーリーが見られるようになっているのも初。

いろいろと初めて尽くしのシリーズとなっている。
ぷよフェス限定カードではないが、ステータス面ではぷよフェスを超えるもので、より上位に位置づけされたシリーズと思われる。

ぷよフェスカードと同様、本シリーズはスキル上げやコンビネーションにおいて、
同名キャラの衣装違いカードとは別キャラ扱いとなる。
たとえば、蒸気都市のアルルに初代ぷよシリーズのアルルを合成してもスキルレベルは上がらないが、
コンビネーションを組んだり、テクニカルで一緒にデッキに入れたりはできる。

ステータス

☆6 Lv99 たいりょく こうげき かいふく
蒸気都市のルルー 4343 3081 820
蒸気都市のアルル 4278 3036 846
蒸気都市のドラコ 4408 2991 833
蒸気都市のウィッチ 4343 2991 846
蒸気都市のシェゾ 4278 3081 833
☆7 Lv120 たいりょく こうげき かいふく
蒸気都市のルルー 6514 4468 1107
蒸気都市のアルル 6417 4403 1142
蒸気都市のドラコ 6612 4337 1125
蒸気都市のウィッチ 6514 4337 1142
蒸気都市のシェゾ 6417 4468 1125

☆6としてはステータスが全体的に高く、バランスタイプとしては特に攻撃が高い。体力、回復も高水準と言えるだろう。
ただカードコストの重さを参考にする場合、コストの割に全体的に能力は低いとも取れる。コスト52ともなるとプワープチャレンジの報酬☆7カードと同等の重さになり、あちらは副属性がある上で全体的に能力が上回る形となるため、☆6の時点ではステータスでの優位性はないと言って良いだろう。
このコストはフルパワースキルが使用できることを前提として設定されている模様。

☆7になると一転して他のどの☆7と比較しても全体的に能力が非常に高くなり、☆6時同様バランスタイプとしては特に攻撃が高くなる。圧倒的なステータスを手に入れることができるため、☆7への難易度は非常に高いが、作ることができれば一線で大活躍が可能なスペックになる。

リーダースキル

自属性カードの攻撃力をn倍、体力をm倍にし、
受けるダメージをネクストぷよの自色ぷよの数×3%軽減する。
さらに8個以上の同時消しで ネクストぷよをランダムでx個自色ぷよに変える

☆6では、攻撃力3.5倍、体力3倍、同時消しで3個変換。
☆7では、攻撃力4.5倍、体力3.5倍、同時消しで4個変換。

ダメージ軽減率は個数によって決まり、最大でネクストぷよが全部自色の時の8×3=24%となる。マジカルウォールシリーズよりは軽減率が低いものの、ネクストぷよ変換のおかげでこちらの方が安定してダメージを軽減させやすいのが利点。

ランダムではあるものの、既に自色ぷよになっている場所はカウントせずに4個変換される。そのためネクスト変換の位置が自色ぷよと被ることはない。
リーダー、サポーター両方とも☆7のこのカードにすると、8個以上の同時消しでネクストぷよをすべて自色ぷよにするという芸当も可能になる。
さらにこの状態で受けるダメージ量は57.76%まで減らせるため、回復も困りにくいのが利点。ただし軽減貫通攻撃には注意。
ちなみにこのリーダースキルは「ハートBOXを消すとダメージを受けるステージ効果による無属性ダメージ」も軽減できるという、他の軽減スキルにはない特徴もある。

攻撃・体力倍率ともにフェス限定キャラとして一線級でありながら、
ステージ中でのネクストぷよ変換効果という、これまでになかった効果もあり、それに伴ったダメージ軽減効果まであるという、
数ある単色リーダースキルでも、指折りの性能を誇っている。

スキル

nターンの間、自属性を含む攻撃で自属性カードの攻撃力をm倍にする。
☆6では2ターン3.5倍、☆7では3ターン4倍。
必要ぷよ消し数は40個。

スキルを発動せずにさらにぷよ消し数を貯めるとフルパワースキルになり、より強力な効果を発揮する。
☆6では2ターン4.5倍、☆7では3ターン5倍となる。
必要ぷよ消し数は55個。

ローザッテ・リャタフーポップなアミティシズナギなどと同じ、条件付きのエンハンススキル。
ほかの条件付きとは重複しないが
すずらん+αシリーズのような従来のエンハンスとは重複させることができる。

既存の条件付きエンハンスと比べても単色かつぷよ消ししないスキルの威力にも適用できるのが大きな強み。
条件エンハンスには共通して発生した「攻撃」自体にかかるという特性があるので、
ロックなハーピー・大勇者ラグナスにゃんこシリーズなどのスキルだけでなく、
闇の天使シリーズねこガールズなどこうげきを参照しないスキルにも適用される。

ただし攻撃回復が逆転しているステージの場合、
条件付きのエンハンスも通常のときとは違い発生した「回復」に対してかかるため、
闇の天使のスキル攻撃を攻撃回復逆転ステージで増幅させるという使い方はできない。

基本単色デッキで運用することを考えると、条件はきわめて容易で、ほとんどあってないようなものだが、
たとえば蒸気都市ルルーの場合、赤が主属性、青が副属性のカードが副属性だけで攻撃したような場合だけはエンハンスが適用されない。

コンビネーション

初代ぷよシリーズから変更されている。
「初代メンバー」の代わりに「蒸気都市」を持つ。
お食事処を開いているルルーには「商人」、踊り子の一環で短剣を持つドラコには「剣士」が追加されている。
その一方で明らかに剣を持っていなさそうなシェゾも「剣士」が乗っているが。
その他は初代ぷよシリーズと同じ。

デッキ考察

リーダースキルは自属性という簡単な条件で、スキルも通常エンハンスに重ねられるので、
その汎用性、性能の高さからリーダーでもそれ以外でも、とりあえずで既存の単色デッキに入れられる。
バランスタイプであるため、真理の賢者シリーズと組めるのも大きな強み。

しかし上記の通り攻撃回復逆転ステージでのスキルは回復にしかかからない為、
ラビットダンサーシリーズをリーダーにして逆転を元に戻さない限り
いかなる攻撃にもエンハンスをかけることはできない。
ただ、スキルの使用は考えずに、リーダースキルで早めに闇の天使のスキルを溜めることを目的した運用は可能である。

評価

高い倍率を誇るフルパワースキルはもちろんのこと、
リーダースキルでのネクスト変換により、漁師スキルなしでも多少なりともスキル加速ができるのは単色デッキにおいて非常に強力。
ステータスへの補正も高く、☆7の同属性のこのシリーズをリダサポに置くだけで、
高いステータス補正とスキル回転力を備えたデッキが完成してしまう。

ワイルドさんは(60)が必要となるが、それがまだ実装されたばかりの現状では
☆7化は極めて大変な道のり(要は課金が必要)ではある。
しかし、いざ完成させてしまえば極めて強力な単色デッキで暴れまわることができてしまう。
☆6でもネクスト変換や容易な条件付きエンハンスはとても使い勝手が良い。ガチャる機会があればぜひ入手しておきたいところ。


各カード詳細

蒸気都市のルルー
お食事処の店主という設定からか本家と違い「商人」が追加されている。
本家ルルーは料理下手な面が目立つが、こちらはお食事処の経営ができる関係上、良くも悪くも料理自体はできるのだろう。
商人コンビは生かす場面が少なく、無理に意識する必要はないだろう。無難にガールズコンビを組んだ方が早い。
商人コンビを強引に組み込もうとすると、さそりまん火消しのスザクアンデル万事屋の銀さんなどが候補に入り、なかなかお目にかかれない構成である。

蒸気都市のアルル
「初代メンバー」が「蒸気都市」に置き換わっている点以外は、本家と同じものを持つ。「ヒロイン」もそのまま。
フルネームの記述はないが、パラレルワールドの住民という関係上本名がアルル・ナジャではない可能性は十分ある。


蒸気都市のドラコ
踊り子の一環で短剣を持つため、本家と違い「剣士」コンビが追加されている。
ドラコ(ドラコケンタウロス)は本来種族名のはずだが、この世界線では個人名として扱われているのだろうか。
剣士コンビは有用なカードがひと通り揃っており、もののふのリュードともコンビを組める利点が大きい。従来通り「ガールズ」「つの」「はばたき」を生かすデッキでも十分活躍できるため、非常に組みやすい。


蒸気都市のウィッチ
「初代メンバー」が「蒸気都市」に置き換わっている点以外は、本家と同じものを持つ。
魔法が使えない世界観にもかかわらず「ウィッチ」の名称がそのまま使われている。種族名なのか、それともこの世界ではウィッチが名前なのか・・・。少なくとも魔女ではないことだけは確か。


蒸気都市のシェゾ
「初代メンバー」が「蒸気都市」に置き換わっている点以外は、本家と同じものを持つ。
剣を持っている描写は一切ないが、「剣士」コンビは外れずそのまま残っている。運営のさじ加減もいいかげんなのだろう
本家とは違い言い間違い等はしないものの、こちらは独り言が多くヘンタイではなく変わり者扱いされているようだ。
こちらもアルル同様フルネームの記述がないが、本名がシェゾ・ウィグィィではない可能性は十分ある。

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最終更新:2023年03月07日 01:40