カード能力解説 > フィーバーどうぶつシリーズ

ほほうどり バルトアンデルス どんぐりガエル ぞう大魔王 ポポイ
レア度 ★2~★7
カードタイプ たいりょくタイプ・全体
スキル能力 5ターンまで相手全体の攻撃力低下・★3から
Lスキル能力 コンビネーションボーナスの能力アップ・★4から
コスト量 4, 6, 8, 18, 26, 38
変身合成 ★2→★3:大ぷよ、大ぷよ、岩ぷよ
★3→★4:大ぷよ、大ぷよ、岩ぷよ、星ぷよ
★4→★5:大ぷよ、大ぷよ、ぷよキャンデー★3、★4、★5
★5→★6:ぷよキャンデー★4、★5、★5、★6、★6
★6→★7:へんしんボードで行う
CV ほほうどり:かわむら拓央
バルトアンデルス:菅沼久義
どんぐりガエル:若林直美
ぞう大魔王:安元洋貴
ポポイ:倖月美和

解説

主に、ぷよぷよフィーバーで登場したどうぶつタイプのモンスターで構成されているシリーズ。
ぞう大魔王のみ、魔導物語および初代ぷよぷよから登場するモンスターである。

クエストドロップや召喚Pガチャで入手可能だが、魔導石ガチャからは出現しない。
かつては魔導石ガチャからも出現していた。*1

2013/08/29に★5解禁。新たにぷよキャンデーが必要になった。
2015/03/16に★6が解禁された。
2015/06/24にボイスが実装された。
2018/04/26に★7が解禁された。
2021/01/20に「フィーバーどうぶつ襲来」初開催。イベント報酬としても入手できるようになった。

2023/06/07のバージョンアップ前においては、★2~★5のコストはそれぞれ 5, 8, 14, 20 の設定であった。

ステータス

★7Lv.120時
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ほほうどり 7485 562 313
バルトアンデルス 7392 555 353
どんぐりガエル 7576 549 333
ぞう大魔王 7485 549 353
ポポイ 7392 562 333


★6Lv.99で体力4470(+53/-55)/攻撃398(±5)/回復255(±15)

通常攻撃が全体攻撃になっているというのが最大の特徴である。このようなカードは他に、派生キャラのくろいポポイニャンタクロースのポポイしかいない。
しかし、攻撃力が非常に低く、素の状態では全体攻撃能力を活かすことが難しい。
そのくせ、クエストで敵として登場すると、恐るべき攻撃力であっという間にこちらを全滅させてくるのが歯がゆい。
しかし、攻撃にプラスボーナスを入れたりとっくんボードで攻撃を上げれば1000を越えられるため、
くろいポポイに次ぐ2枚目・他色での全体攻撃要員に採用でき、雑魚殲滅において非常に有用なカードになれる。
★7での極振り攻撃力は1750程度で、これは無振りの★6の標準的な数値である。
おうえんデッキの補正と合わせれば2000以上出すのも難しくなく、クエスト道中の雑魚を片付けるのに十分な火力を発揮する。

意外にも幻獣プリンセスとは相性が良い。
チャージ中に全体攻撃分をチャージし、更にそれを全体攻撃で放出するため、貯め方次第ではオーバーキルも視野に入ってくる。

スキル

5ターンの間、相手全体の攻撃力の低下。★3で30%、★4で40%、★5~★6で50%、★7で75%の攻撃力ダウン。
相手の攻撃力をダウンさせるスキルではSUNシリーズよりも効果が弱い。しかし相手の属性に左右されないという長所がある。

相手が単色デッキであることが事前にわかっているクエストならば、減少率のより高いSUNシリーズを使ったほうがよいだろう。
混色の場合なら使えない事はないが、封印の方が完全防御&総合効果が高い (スキル単体で考えた場合、3ターン封印は5ターンの間に受けるダメージが40%に、こちらの★5~★6のスキルは50%になる)。
ただし、★7へんしんすればこちらのスキルの効果が1~3ターンの封印スキルを上回る。

★5~★6の場合、軽減50%になるので無いよりは大分マシ。ただ5割減少では高攻撃力の敵*2には押し切られるが、
★7へんしんすれば75%の攻撃力減少効果となり、多くのクエストにおいてそこそこの性能を発揮できるようになる。

現段階では、カードプールが揃うプレイヤーなら混色敵相手でも使うことは少ない。
それは怯え、封印、混乱、反射、属性盾などがそれ以上の効果を持っていることも要因と言える。
精霊呪騎士トラップ職人潮騒の騎士など比べてしまうと元のカードの使い勝手を含めて差異が開いてしまう。

ただ、相手の状態異常耐性が盤石だったり、無属性攻撃を打ってきたりする場合には、最終手段として使えなくはない。
特に毒が入手しやすい緑と紫では、育成していれば耐久デッキとして高難易度クエストで役に立つ場合があるかもしれない。
異邦ミリアムがいるなら、黄も育てておいて損はないだろう。

リーダースキル

コンビネーションボーナスUP。コンビネーション発動時のステータスが上昇するというもの。
上昇量は★4が+150%、★5が+200%、★6が+250%、★7で+800%。
計算式は1+0.2×(1+リーダー分+サポート分)(150%は1.5として計算する)。詳しい計算方法はコンビネーションボーナスのページを参照。
リーダー、あるいはサポート単体で発動すれば★4で1.5倍、★5では1.6倍、★6で1.7倍、★7で2.8倍となる。リダサポのWなら最大4.4倍になる。

登場時は他の能力アップスキルの多くを食ってしまうほどの破格な性能だったが、それは計算間違いだったらしく2013/06/10に正しい計算式に修正された。
しかし、その正しい仕様があまりに弱すぎたため、このシリーズの需要は大きく下がってしまった。
その後、2013/07/16の再調整をもって、本来の強さに近い強化具合を無事に取り戻した。

このシリーズのカードそのものに付いているコンビネーション自体がマイナーなので、わざわざリーダーに置くことはほとんどないと思われる。
カードの追加により以前よりもマシになったとはいえ、リーダー含めての5枚構成はデッキ構成がかなり限定される。
その点では同一のLスキルを持ち、同時にデッキ全員でコンビネーションを統一しやすいを組みやすい「ガールズ」や「ボーイズ」を所持する「ドッペルゲンガーアルル」や「歌姫ハーピー」、「ゆかたのシグ」らに大きく劣ると言える(コンビネーション効果が大きく強化される★7ならこの難点は解消されるが)。

結論付けると、初代あるいは他のコンビネーション強化持ちのカードがあれば、このシリーズのリーダースキルを使う必要はあまり無い。
サポで活躍できるカードだと言えよう。

デッキ考察

攻撃力を補うばあい、加算で攻撃力が上昇できるリーダースキルと相性が良い。
乗算でなく加算で攻撃力を上げるリーダースキルでの爆発力は他のカードにない魅力である。
おしゃれアミティ系」のリーダースキルをWで使用すると、無条件に攻撃力+2000となり強力な全体攻撃カードに変貌する。
冒険家シリーズ」(★4~★6)は残り体力の条件がネックだが、なんと10000越えの全体攻撃になる。

みんなとバトルでは攻撃力が実質3倍になるため、そこそこの火力を出すことが可能である。「ボーイズ」「ガールズ」以外のコンビネーションも一通りあるため、一見ネタに見えそうな変わったデッキが完成しやすい。勝敗が体力の割合で決まるというのを活かして属性やタイプを問わず味方全体を強化するリーダースキルを持つぷよフェスキャラで組む手はある(他のたいりょくタイプと比較すると、このシリーズのたいりょくはやや控えめだが)。その例としてアルル&カーバンクルならどんぐりガエルとバルトアンデルスで「ふんいきトーク」のコンビネーションになり、チャーミードラコやレガムントならほほうどりと「はばたき」で組める。
特にポポイはコンビネーションに「ナゾ多き」があり、更にダメージを軽減しない紫属性で、その紫属性は他にも「ナゾ多き」のコンビネーションを持つキャラが多いため、単色で組める可能性が高いのも大きいだろう(アルガーやサミュが単色向けで「ナゾ多き」を持つ)。

評価

インフレによって高難易度クエストでは無属性攻撃が飛び、状態異常耐性を持つ敵が登場する、ということも増えてきたため、貴重な攻撃ダウン効果をもつこのシリーズの使い勝手は以前よりも上がっていると言えよう。
ギルイベならばSUNシリーズを使う方がいいが、複数の属性の敵が登場する高難易度クエストではこのシリーズも使えなくはない。
毒がある色はそういった高難易度クエストの低資産攻略に貢献してくれるだろう。

★4までは普通の素材ぷよで育成できるが、★5以降の進化には特殊素材のぷよキャンデーが必要となる。
★6にしてもスキルは変わらない上にカードの用途も特殊なので、リーダースキルを使わないならば★5でも十分なほど。
しかし、★7へんしんすれば、スキル面もリーダースキル面も改善される。

余談

以前は魔導石ガチャからも出没しており、そのたびにプレイヤーをがっかりさせた……という話が、この系列に対する標準ユーザーの評価を示唆していると言えよう。

各カード詳細

ほほうどり
鳥型のキャラクターとして案の定「はばたき」のコンビネーションが乗る。
2013/09/17、新たに「めがね」コンビネーションを取得。

バルトアンデルス
コンビネーションは「まもの」「ふんいきトーク」「ヘビー級」「どうぶつ」と数は多い。
これらの対象カードに攻撃に特化したカードが少なかったが、まものは対応カードが増えた事により、十分に活用できるようになった。また、ヘビー級においてはガーディアン達が対応しているため、このカードの後ろにこれらを並べることでなかなか嫌らしい防衛デッキもつくれる。
2013/11/28、密かに「どうぶつ」コンビネーションが加わった。
コンビネーションが現時点で4つもあり、おそらく一番優遇されているといえるだろう。

どんぐりガエル
ゴキゲンなカエルさん。
固有のコンビネーションは「ふんいきトーク」と「しょくぶつ」。
(2014/3/17のアップデートにて「しょくぶつ」に新しく対応するようになった。)
頭の帽子から「つの」が来ればもっと採用率が上がるのかもしれないが・・・。
ちなみに、さかな王子と中の人が同じであるためか、このカードは他のカードより早くボイスが実装されている。

ぞう大魔王
妖精交換で入手可能。
『初代ぷよぷよ』から登場していたにもかかわらず、なぜか「フィーバーどうぶつ」にされてしまっている(デザインは15thのもの)。
固有のコンビネーションは「ヘビー級」と「どうぶつ」「あっちっち」。ヘビー級においてはバル同様ガーディアンと組めるので防衛デッキとしてリーダーに抜擢する余地はある。
黄色属性だが、このシリーズは攻撃力が低い事を考えるとほほうどり&バルト&カエルより防御面で劣ると言える。
華麗なるぞう大魔王との併用は、あまり賢いとは言えないかも?

ポポイ
固有のコンビネーションは「どうぶつ」「ボス!?」「ナゾ多き」「ヒゲ」*3を所有。
ぞう大魔王と同様、単体で見るとほほうどり&バル&カエルより性能面で劣る事に。
「ボス!?」については、イベント限定カードを除いて入手しにくいことが最大の難点。ただし、ボスコンビが発動する前提においてはくろいポポイのリーダースキルより上昇率が上なので防衛ボスデッキのリーダーには向くかもしれない。
また、くろいポポイよりもスキルターンおよび体力が多いのも一応差別化点になりうる。
なお、このカードを使ってくろいポポイのスキル上げが可能なので、その目的のために通常クエストで乱獲されている。

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最終更新:2023年08月11日 02:01

*1 出典 かつては魔導石ガチャからも出現していたのだが、「聖夜のプレゼント祭り(2014)」前後のころから目撃例がなくなっていた。(当時は魔導石ガチャの出現内容が公表されていなかったため、具体的にいつ頃から出現しなくなったかは不明。)

*2 ギルドイベントの後半のキリ番ボス、一部のテクニカルクエストの最終ステージ、「古のぼうけん」(ぼうけんマップ)の第31章(ヌーク森林)以降や「古の裏ぼうけん」(裏ぼうけんマップ)のクエストボスなど

*3 2015年4月下旬以降に適用された模様。