カード能力解説 > かいぶつシリーズ

おしゃれコウベ スケルトンT エント こづれフランケン あくま

レア度 ☆3~7
カードタイプ たいりょくタイプ・単体
スキル能力 ターンを消費せずに、なぞったぷよの色を変換
Lスキル能力 HPMAXの同色カードの被ダメージ半減(☆4~6)
HPMAXの同色カードの被ダメージ70%減(☆7)
コスト量 8,14,20,28,40
変身合成 ☆3→☆4:ぷよキャンデー☆3、☆3、☆3、☆4
☆4→☆5:ぷよキャンデー☆3、☆3、☆3、☆4、☆5
☆5→☆6:ぷよキャンデー☆4、☆5、☆5、☆6、☆6
CV おしゃれコウベ:保村 真
スケルトンT:小野 健一
エント:逢坂 力
こづれフランケン:保村 真、園崎 未恵
あくま:山崎 たくみ

解説

収集イベント「毒リンゴ収集祭り」の特攻カードとして登場したシリーズ。
エント以外は、原作出身カード。
2015年3月30日に、☆6が実装され、2018年1月18日に、☆7が実装され、ボイスが追加された。

ステータス

※以下☆7Lv120時。
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
おしゃれコウベ 8590 1955 197
スケルトンT 8498 1932 217
エント 8682 1909 208
こづれフランケン 8590 1909 217
あくま 8498 1955 208

スキル

ターンを経過せずに、なぞったぷよを最大n個まで自属性ぷよに変える。
☆3で5個、☆4で6個、☆5で7個、☆6で8個、☆7で12個。
必要ぷよ消し数は40個。

ターンを消費せずに1度だけ、なぞったぷよをこのカードの色属性のぷよに変換するというもの。
スキル発動後、盤面に指を当てた場所から変換したいぷよを連続でなぞり、任意の場所で指を放した後に変換が行われる。
やり直したい場合は、通常のなぞり消しと同じく画面外に指を移動する(やり直しの回数制限はない)。

使ってみると分かるが、このスキルはなかなかに便利な代物である。

利点は何よりも、「好きな時に自分の望む色を、ターンを消費せずに出せる事。」
色ぷよが不足した時に補充するのはもちろん、派生連鎖を起こしやすくする事で盤面の整理にも役に立つ。
多色デッキでも単色デッキでも役に立つ優秀なスキルである。

このスキルは注意点がある。
このスキルのなぞり書きで直接消した場合、直消しでも派生連鎖でも味方のスキルカウントは溜まらず、また分離同時消しも威力が上乗せされることはない、という事。

このスキルで高い威力を狙ったり、スキルを溜めたりしたい時は、「連鎖が始まらないように色変換だけ行い、その後に普通のなぞり消し」を行うことを心がけよう。
ぷよを消さないようにするには、ナナメになぞりながら塗りつぶせばよい、盤面の状態をよく観てうまく色変換をしよう。

状況によっては普通にその場で攻撃をするのも勿論アリである。
ターンが進まないので当然反撃を受けることもないので、安全に盤面の整理をすることができる。
この時、ぷよ変換が微妙に余ったなら、あとに攻撃が続くように斜め移動を駆使して脇へ必要色を残しておいても良い。
使用者の発想次第で色々な利用方法が考えられるスキルである。

このように、登場時は好評だったスキルであるが、現在では「星の魔導師シリーズ」「ハロウィン悪魔シリーズ」というほぼ完全な上位互換カードが存在しており、このカードの出番は奪われてしまっている状態である。一応、☆7ではこちらが40消しで12個塗り替えに対し星の魔導師シリーズは30で10個塗り替えなので使い分けは可能だが・・・スキルの用途を考えると少ない消費で手早く回す方が向いているため、やはり厳しいのが現実。
ただ、こちらは体力タイプで競合相手は攻撃タイプのため、体力タイプ指定の強力リーダー、たとえば「魔獣シリーズ」等でデッキを組む時は是非採用したい。

なお、園芸のキキーモラ系(仮)のスキルはこのシリーズのスキルに調整を加えたものになっている。
スキル発動に必要なぷよ数は園芸のキキーモラ系(仮)の方が少ないが、変換可能なぷよの数はこちらの方が多い。

リーダースキル

体力MAXの自属性カードが受けるダメージをn%軽減させる。
☆4~6は50%(半減)、☆7は70%。

自分と同色属性のカードがHP満タンに限り、カードへのダメージがカットされる。
これと似たリーダースキルに、HPが永続的に2倍になるぷよぷよSUNシリーズがある。
かいぶつシリーズは、HP満タン時のみの発動である点でぷよぷよSUNシリーズに劣るが、ダメージを減らすという性質上満タンまでの回復量がぷよぷよSUNシリーズの場合と比べて1/2で済むというメリットがある。
つまり、HP満タン時は擬似的にではあるがHP2倍回復2倍相当の働きをするのである。

また、HP満タン時に強力な効果を得るという点では、HP満タン時に攻撃力を大きく上げるボス!?シリーズと共通する。
ただし、ボス!?シリーズは上げた攻撃力で先制して攻撃を受けない立ち回りができるのに対して、かいぶつシリーズはダメージを受ける際にリーダースキル発動するため、ボス!?シリーズと異なりHP満タンを維持するのが難しい。
通常の回復方法ではハートボックスの有無に左右されて安定しないし、フィーバー回復シリーズなどのスキルで回復しようにも1回きりでは効果が薄く、さらにひつじ執事シリーズのスキルや天使シリーズフラワーガールズのリーダースキルは自動(連鎖)回復するが、これらの小回復でまかなえるダメージならそもそも軽減の必要が無いだろう。

以上より、効果自体は高いのだが発動条件維持が厳しいためにぷよぷよSUNシリーズの劣化となってしまっているというのが現状である。
また、現在ではほぼ上位互換に「ドワーフシリーズ」がいる。あちらは属性に依存するものの、受けるダメージを常時軽減する。

なお、このリーダースキルの効果は自分自身でたいりょくを減らすスキルでも効果がある。
そのようなスキルの使い手はねこガールズ恋するルルーしかいないが、瀕死の時などに臨機応変に対応できるように、一応頭の片隅で覚えておこう。

コンビネーション

全員で共通して所持しているコンビネーションは「まもの」。
まものコンビは数が多いのでデッキは組みやすいが、スキル能力がまものデッキだけで終わらせておくには勿体無い程なので、コンビネーションを意識せずに使っていきたい。

デッキ考察

スキル面は色々な組み合わせが考えられるが、やはり他の色変換系のスキルを持つカードと連携を取るのが面白いと言える。
中でも、童話シリーズ+漁師シリーズの組み合わせに入れ込むのはかなり強力。
漁師スキルを発動後、かいぶつスキルで横にジグザグに変換したあと、なぞり消しの数を増やせる童話スキルで逆ジグザグにぷよを消す。
これにより、怪物ぷよ7個+漁師ぷよ8個で、1ターンで15個以上ぷよを稼ぐことができる。
漁師と童話の☆レア度が最高の状態なら、その後の2ターンで30個以上のぷよが消せる計算になるので、漁師のスキルの再装填がほぼ確定になるのだ。
童話シリーズのスキルは、盤面の状態に左右されがちなので、多色同時消しでの一撃必殺を意識する時は特にこのシリーズを有効活用して行きたい。

また、やたらと使いにくいリーダースキルだが、サポーターに幻獣プリンセスを選ぶことで、ほぼ確実にダメージを1/2に抑えることが可能となる。
しかし、ぷよぷよSUNシリーズフィーバー回復シリーズとやっていることが同じなので実用性は微妙なところ。

フル回復の必要量は他の耐久デッキより少なくていいので、ひつじ執事シリーズのスキル能力とも相性がいい。

評価

使い勝手は悪くない…悪くないがスキルが上位互換な上に、
コンビが使いやすい星の魔導師シリーズの登場で立場が脅かされている。
またLスキルも上位互換がありそちらの方も危うい。
優先的に育てるカードとは言い切れないが、出たら中堅戦力として使える、といったところか。
排出率が高めに設定されており手に入れやすいため、スキルLv上げをやりやすい点を上手く活かすこと。

備考

このシリーズは、マルチプレイでの使用が不可能となっている。
似たようなスキルを持つ星の魔導師シリーズとハロウィン悪魔シリーズは2016年11月14日11時以降マルチプレイで使用できるようになったが、こちらは依然としてマルチプレイで使用不可能のままである。
星の魔導師シリーズとハロウィン悪魔シリーズと異なり、スキルの制限時間が実質上ない(何度でもやり直し可能である)のが大きな要因と思われる。

各カード詳細

おしゃれコウベ
「まもの」に加えて「めがね」を持つ。ほほうどり、あやしいクルークで赤めがねデッキが組める。
ぷよぷよフィーバー2で商店を営んでいたが、残念ながら「商人」は乗らない。

スケルトンT
コンビネーションは「まもの」のみ。
いわゆるアンデッド系のキャラクターだが、マミーやトリオ・ザ・バンシーなどが持つ「おばけ」は持っていない。
青属性はまもの持ちが多いのが救い。
『ぷよぷよ7』で登場した際は、何故か(だいへんしんモードに合わせたのか)赤青緑3人組だった。
今作では青属性扱いで、『7』での赤のデザインに近いものが青の衣装を直用して、単体で登場している。
姿も微妙に違うため『7』のスケルトントリオとはまた別個体なのかもしれない。

エント
「まもの」に加えて「しょくぶつ」「ヘビー級」「ヒゲ」*1を持つ。
森の門のシム、オークテと組み合わせて「緑色ヘビー級デッキ」を編成できる。
緑のしょくぶつ持ちは多く、中でもチューリーと組み合わせればデイリーミッションでも大きな活躍が見込める。

こづれフランケン
「まもの」しか持っておらず、黄色ならではの組み合わせは考えにくいため、コンビネーションはあまり意識しなくても良い。
ユウちゃん&レイくんやふたごのケットシーと組み合わせても残念ながら何も起こらない。

あくま
コンビネーションは、「まもの」に加えて「ナゾ多き」「めがね」「どうぶつ」「にくきゅう」を持つ。
サキュバスを筆頭とした紫まものデッキにおけるぷよ補充役が一番適任だろう。
他、クルークとナスグレイブで紫めがねデッキが結成可能。
特に(くろい)ポポイとは、「どうぶつ」と「ナゾ多き」の両方でコンビが組める。
また、紫には「ナゾ多き」のコンビネーションに対応するカードが多いため、このカードを含めた紫単色「ナゾ多き」デッキを組むのも悪くない。

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最終更新:2022年08月28日 16:02

*1 適用時期不明。