カード能力解説 > 漁師ボーイズシリーズ

オサ ウト ナリ シオ ワタ
レア度 ☆3~7
カードタイプ バランスタイプ・単体
Lスキル能力 ☆4~☆5:同属性のHPが低いほど同属性の回復力アップ
☆6~☆7:同属性の攻撃力アップ、HPが低いほど回復力が上がる
スキル能力 nターンの間、ネクストぷよの色を自身の色に変更する
Bスキル能力 なし
コスト量 6,12,18,26,38
変身合成 ☆3→☆4:岩ぷよ、ぷよアイス☆3、☆3、☆4
☆4→☆5:岩ぷよ、ぷよアイス☆3、☆3、☆4、☆5
☆5→☆6:ぷよアイス☆4、☆5、☆5、☆6、☆6

概要

収集イベント「サンマ大漁祭り」の特攻カードとして登場。
ぷよクエのオリジナルキャラクター。
特攻カードとしては初のボーイズ統一のシリーズ。

ぷよクエのディレクターがいのD(2代目)→そねD(3代目)に交代した後、☆6の新規実装がぱったりと停滞してしまい、
きぐるみぃシリーズとともに、優秀なスキル持ちでありながら、
周囲のカードがどれも☆6になってからも、1年半以上☆5止まりのままとなっていた。
それでも☆5止まりのカードとしてはほぼ唯一、主要カードとして多くのユーザーに起用され続けた。
それだけスキルが強力であり、完全に代替できるカードがないということである。
その後さらにぷよクエのDが交代し、大型アップデートを経て、2017/10/27についに☆6が実装された。
しかし今度は☆7がなかなか実装されずユーザーをやきもきさせたが、他のカードにかなり出遅れて2021/01/19に実装された。

ステータス

同じバランスタイプで同程度のコストを持つさかなシリーズと比較すると体力が高く攻撃力・回復力が低い。☆6~7が実装されても同傾向。
☆5レベル99のステータスは体力が2872±46、攻撃が892±18、回復が706±13。
☆6 Lv99 体力 攻撃 回復
オサ 3451 1456 831
ウト 3433 1450 841
ナリ 3469 1444 836
シオ 3451 1444 841
ワタ 3433 1456 836
☆7 Lv120 体力 攻撃 回復
オサ 5177 2111 1122
ウト 5150 2103 1136
ナリ 5204 2094 1129
シオ 5177 2094 1136
ワタ 5150 2111 1129

リーダースキル

レアリティ 効果
☆3 なし
☆4~☆5 体力が低いほど味方自属性カードの回復力アップ
☆6 味方自属性カードの攻撃力を2倍にし、さらに
体力が低いほど味方自属性カードの回復力が上がる(最大3倍)
☆7 味方自属性カードの攻撃力を4倍にし、さらに
体力が低いほど味方自属性カードの回復力が上がる(最大3倍)
同属性のHPの残りが低いほど回復力がアップする。☆4~☆7のいずれにおいても、最大(HPが1の状態)で3倍となる。
わざわざリーダーに据えてまでピンチ時の回復力を強化しても、それが活きる場面はほとんどない。
リーダーはほかのカードに任せたほうがよいだろう。

☆6では攻撃力アップが付くためまったく使えないわけではないが、より優位なリーダースキルは多数ある。
☆7では攻撃力4倍がつき、これはガチャで入手しやすい常設カードとしてはかなり高い部類だが、
体力倍率はあいかわらず付かないので耐久がいらない低難度のクエスト向き。
しかしデッキの先頭が落とされて偶然本カードが先頭に来ても攻撃的にはなんとか凌げるようになった。
またここまで攻撃力が上がれば、熱砂の旅シリーズと組み合わせての無限タフネスデッキも視野に入る。
ただし、一部しか体力が減らないのでは回復力が相応分しか上がらないので、全体攻撃でまんべんなく削ってくるボス以外では回復力不足で失敗する可能性があり注意。
もしくは単純に倍率が高めなので、低資産のうちはみんなでバトルのリーダーの候補のひとつにもなりうる。

スキル

レアリティ 効果 ぷよ数
☆3 1ターンの間、ネクストぷよをすべて自属性ぷよに変える 30
☆4 2ターンの間、ネクストぷよをすべて自属性ぷよに変える
☆5~6 3ターンの間、ネクストぷよをすべて自属性ぷよに変える
☆7 25
※2022年10月7日に☆7のぷよ数が「27個」から「25個」へ上方調整された。

ネクストぷよ (フィールドの上端に表示されている次に落ちてくるぷよ) 8個すべての色を自身の色に変更する。
つまり、ぷよを消して隙間が空いたとき、隙間を埋めるために落ちてくるぷよの下1段分がかならず同色ぷよになる。
漁師ボーイズはこの効果を持つ初めて、かつ代表といえるシリーズであり、この効果は通称「ネクスト(ぷよ)変換」「ネク変」「漁師スキル」と呼ばれる。

この効果で必要ぷよ数が27~30個というのは相当に強力で、必要ぷよ数35個以上のスキル発動を大幅に加速することが可能。
初代ぷよなどの「色ぷよを変換する」スキルなど、ターンが進まないスキルでは、何度でも書き換え効果が適用される。

同時消しが多いほど威力が高くなるうえにネクストぷよをすべて下に落としやすい童話スキルとも相性がいい。
また、スキルの回転率が上がることにより、上手く回ればこのカードのスキルが切れた瞬間に再びスキル発動が可能になることもある。
場所を選ばず使える、単色デッキの重要カードである。

最近では、ギルドイベントを中心にボスがネクストぷよ変換をしてくる場合がある。
ギルドイベント終盤に近づくとかたぷよ変換をしてくる場合もあるが、その場合でも、このスキルで上書きすることが可能である。

そのあまりに高い性能により、既存の色ぷよ補充スキル(「チャンスぷよ生成(よ~んシリーズなど)」「かいぶつシリーズ」「新どうぶつシリーズ」など)の採用率を大きく下げることになった。
無論、これらと併用した場合はスキル溜速度がさらに凄まじいことになるが、通常のクエストではそこまでする必要はなく、
ギルドイベントやテクニカルクエストでは割くデッキ枠が足りないので、そこまでは通常行わない。

少しややこしいが、ほかのスキルを使用せずになぞり消しだけを行った場合、
効果が1ターン(☆3)なら2回、効果が3ターン(☆5~7)なら4回のネクストぷよ書き換えが行われる。
これは、最初のターンが経過する前、漁師のスキルを発動した直後にも書き換えが行われるためである。
たとえば☆3で1ターンだけ効果がある場合、スキルの発動直後に1回(ここでは0ターン目)、
なぞり消しとぷよの落下が終わった直後に1回(1ターン目)行われるので、合計2回ということになる。
なお、Ver3.5.0以前は、現在よりも書き換え回数が1回少ない仕様だった。
たとえば☆3ならば、スキル発動直後の書き換えが1ターン目として扱われ、ただちに効果が切れていた。

いちおう、このスキルのデメリットとしては、他色の落ちぷよが減るため混色デッキでは使いにくいという点が挙げられる。
漁師は単色でデッキを組んでこそ輝くカードなので、デッキを組むときは注意しよう。

類似したスキルを持つシリーズとして「雅楽師シリーズ」が存在する。
漁師ボーイズは27個発動なうえに、入手しやすくスキルレベル上げが非常にしやすいのが雅楽師に対するメリット。
☆7のスキルレベルMAXで22個発動になり、コラボ限定カード(青1/2)を除くとサンドラ(緑)に次いで最速のスキル発動ができる。
雅楽師は☆6では35個発動だが自色ぷよがチャンスぷよになる効果を持つ(そのため自色ぷよが全くないと発動できない欠点もある)、
☆7で30個発動に減るうえ、副属性があり、たいりょくタイプのため体力も大幅に雅楽師のほうが上回る。

スキルレベルがとても重要なので、複数体入手できたときは、☆7へんしんボードに食わせるより、
だぶったほうを☆6まで育ててパワーアップ合成してスキルレベルを上げることを優先するのがおすすめ。
☆6を1体合成するだけでスキルレベルが3になり、必要ぷよ消し数が3個減るのは非常に大きい。

とくもりサポートスキル

味方全体の体力をn倍にする。
Lv.1~3で1.1倍、Lv.4~6で1.2倍、Lv.7~8で1.3倍、Lv.9で1.4倍、Lv.10で1.5倍。
発動条件は「いつでも発動」。


コンビネーション

全員「ボーイズ」のみ。

とっくんボード

まんざいデモ追加:3段階、11段階
段階 内容 必要野菜
7 属性ダメージ耐性(苦手属性) 2.0%
8
選択式
たいりょくアップ +400 イチゴ(1) ナスビ(1) アスパラ(8) ブロッコリー(2)
こうげきアップ +200 イチゴ(8) ナスビ(1) アスパラ(1) トウガラシ(2)
かいふくアップ +80 イチゴ(1) ナスビ(8) アスパラ(1) キャベツ(2)
15 おてつだい上手 イチゴ(5) ナスビ(5) アスパラ(5)
16
選択式
たいりょくアップ +400 イチゴ(1) ナスビ(1) アスパラ(8) ブロッコリー(2)
こうげきアップ +200 イチゴ(8) ナスビ(1) アスパラ(1) トウガラシ(2)
かいふくアップ +80 イチゴ(1) ナスビ(8) アスパラ(1) キャベツ(2)

デッキ考察

スキルの関係上、必然的に単色デッキに組み込むことになる。
多色デッキの場合、他の色のぷよ消しを邪魔してしまう可能性があるので入れるメリットが薄い。
リーダースキルに体力倍率がつかないので、スタメンの後ろの方に置くように心がけよう。

マルチプレイでは自分の手番にならないとスキルが発動できないために運次第で少々初手が遅くなるが、その後が非常に快適になるのでお勧め。
とにかくスキルを発動するのがお仕事なので、どんな状況でもスキルを温存せずにガンガン発動してしまおう。

評価

単色デッキでの必須カード。先述のスキルは革命的な効果をもたらした。
このスキルはかつての☆5止まり時代でもよく使われていたように、インフレによってそう簡単に腐ることもない。
雅楽師と比較されがちであるが、クエストによっては蒸気と暗闇の塔のように、副属性がないほうが有利になる場合もあるために必然的に出番が回ってくることもあり、雅楽師を持っていても両方育てておきたい。
☆7実装によってステータスが上がり、プラスボーナスやとっくんによって体力8000超も可能となったことによって、より使い分けの価値が向上している。

現在ではフェス限定カードに、単色で強力なリーダースキルと☆6で雅楽師相当のスキルを持つタマシイの悪魔がいるが、
こちらは☆7では純粋な単色デッキの攻撃を兼ねた方向性にそれて、使い分けが必要なカードに変貌してしまう。
さらに本カードの入手性とスキル上げ、☆7化のしやすさはフェス限定カードと比較するまでもなく、まだまだ現役である。

単色デッキにてスキルを活用する場面では必須ではあるが、言い換えればスキルが必要がないときは不要なカードでもある。
単色デッキにて極めて有用なスキルを持つこのカードが強力であることは間違いないが、全ての場面においての万能ではない。
なぜ本カードをデッキに入れているのかを考えながら編成に組み込もう。

余談

本カードは☆6も☆7も実装が遅かったため、公式生放送ではお約束のように「ところで漁師の☆6(☆7)はまだですか!?」とゲスト声優が運営に問い詰めるような場面がしばしば見られた。
環境がインフレしようが、雅楽師などが幅をきかせようが、長きにわたりそれだけ重要な役割を持ち続け、ぷよクエユーザーに愛されているカードといえる。

各カード詳細

オサ
赤はガールズの独壇場であり、そこにボーイズを組み込むと言うことは控えまで含めて誰が倒れてもコンビが途切れないという赤最大の特長を捨てることになる。
しかし、その欠点を補って余りあるほどに彼らのスキルは強力なので十分に入れる価値はある。
ただし雅楽師のミヤビを持っている場合に限っては、ミヤビのガールズコンビネーションを取るか、初動の発動数が少ないオサを取るか、をよく吟味しよう。
後にガールズを持ち、火力面に秀でたMEIKOが登場。其方との住み分けも巧く意識して使いたい。
セトカ・ドラウド3世・ゴゴット・ヘド ver.HWあたりと割合デッキを組むならばボーイズが生きることもあるだろう。

漁のスタイルは「一本釣り」。
名前の由来は「長(おさ)」、または「竿(さお)」の逆読みと思われる。

ウト
シグやまぐろ、おおかみおとこにタルタルとボーイズコンビを組む相手に困らない。火力重視ならアコール先生をリーダーに、リーダースキルのみを重視するならボーイズのデーモンサーバントが安定するだろう。

漁のスタイルは「夜釣り」。
名前の由来は「海渡」と思われる。

ナリ
緑は主要キャラが「つの」となるが、サタン、レムレス、オトモとコンビが合うためボーイズも悪くはない。

漁のスタイルは「網漁」。
名前の由来は「潮鳴」からと思われる。


シオ
黄は元々主要キャラのコンビに一貫性が無いため、コンビは初めから無視していって問題ない。また、「ボーイズ」対応カードも少ないため、無理にコンビで揃える必要性もない。
スキルの面から全色封印のカーバンクルとの相性がよく、土日特殊素材などのように中ボス乱入の可能性があるクエストでの活躍が期待できる。

漁のスタイルは「タコつぼ漁」。
名前の由来は文字通り「潮」と思われる。

ワタ
紫は主要キャラがボーイズで固まっているため、この系統との相性が抜群に良い色である。
また、コンビは組めずともスキルの面で黒いポポイやどくりんごといった重要カードとの相性も良く、育てたら手放せないカードとなるだろう。
ギルイベでタフネス+毒で挑む場合、ブラックタイガーとの併用で毒のターンが終わる前にまた毒スキルが使える、なんてことも。

漁のスタイルは「魚突き」。
名前の由来は「海」の古語からと思われる。

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最終更新:2023年03月29日 14:36