カード能力解説 > 西洋妖怪シリーズ

ドラウド3世 マーギン ライカー インギール グリープ
レアリティ ★3~★7
タイプ バランスタイプ・単体
コスト 8,14,20,28,40
スキル 相手単体に残り体力の25%にあたる属性攻撃
リーダースキル 味方全体の攻撃力と回復力を3.2倍にし、
体力が0になっても1回のみ「体力1」で踏みとどまる
バトルスキル なし
へんしん合成 各自で異なる
CV ドラウド3世:佐原 誠
マーギン:白川 周作
ライカー:安齋 龍太
インギール:中村 和正
グリープ:綾瀬 貴尋

概要

2013年10月30日に、収集イベントまたはバトルイベントの報酬キャラとして、登場した。
全て「ぷよぷよ!!クエスト アーケード」出身の新規モンスターで、主に西洋の有名な妖怪が元ネタになっている。
マーギン・ライカー・インギール・グリープは、バトルアリーナの報酬キャラとして登場したが、ドラウド3世は、2013年10月の収集イベント「ハロウィン祭り」の報酬キャラとして登場した。

2014年11月28日の公式生放送#2で、シリーズ名が判明した。
ちなみに、アーケード版では「西洋妖怪シリーズ」の対になる「日本妖怪シリーズ」も存在した。
これは、スマホ版で「妖怪シリーズ」という名前として登場している。

ぷよクエアーケードでは、2015年10月7日からドラウド3世の★6が実装され、スマホ版でも2015年10月19日に、★6が実装された。

2020年6月3日のギルドイベント「★7解放記念!西洋妖怪ラッシュ」でドラウド・インギール、同年8月26日のギルドイベント「第2回★7解放記念!西洋妖怪ラッシュ」でマーギン・ライカー・グリープの★7が実装され、同時にボイスも実装された(あかつきのドラウド3世にもボイスが実装された)。

へんしん合成

以下では、便宜上A・B・Cと表記する。
キャラクター 専用素材A 専用素材B 専用素材C
ドラウド3世 【★4】トマトジュース 【★5】完熟トマトジュース 【★6】濃縮トマトジュース
マーギン 【★4】ふつうのウロコ 【★5】虹色のウロコ 【★6】王者のウロコ
ライカー 【★4】勇気のあかし 【★5】免許皆伝のあかし 【★6】真・免許皆伝のあかし
インギール 【★4】ほうたい 【★5】とうめい薬 【★6】サングラス
グリープ 【★4】いのちの人形 【★5】いのちの時計 【★6】冥界のカギ
  • ★3から★4への「へんしん合成」には、【★4】専用素材A×4枚が必要。
  • ★4から★5への「へんしん合成」には、【★5】専用素材B×5枚(ドラウド3世のみ、【★4】専用素材A×4枚と【★5】専用素材B×1枚)が必要。
  • ★5から★6への「へんしん合成」には、【★6】専用素材C×5枚が必要。

ステータス

★6 Lv.99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ドラウド3世 2945 1353 785
マーギン 2900 1338 811
ライカー 2990 1323 798
インギール 2945 1323 811
グリープ 2900 1353 798

★7 Lv.120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ドラウド3世 4418 1962 1060
マーギン 4350 1940 1095
ライカー 4485 1919 1078
インギール 4418 1919 1095
グリープ 4350 1962 1078
ステータスの最大値は、すずらん+αシリーズなどとさほど変わらず、相変わらずの器用貧乏気味になっている。
★6実装により、最終ステータスの低さはだいぶ改善されたが、それでもステータスの低さは変わらない。また、後述するように、生き残ることが重要なシリーズだが、★6低レベルでは体力・回復力が低い。
★7でも、体力へのプラスボーナスと「とっくん」がない状態では、最大レベルでも4000を少し超えた程度になってしまう。
無計画に「へんしん合成」させると、一時的に弱体化してしまう。

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
★3 相手単体に残り体力の5%にあたる属性攻撃 50
★4 相手単体に残り体力の10%にあたる属性攻撃
★5 相手単体に残り体力の15%にあたる属性攻撃
★6
★7 相手単体に残り体力の25%にあたる属性攻撃 35
サービス開始9年目の2022年に至るまで、このシリーズのみが持つスキルである。
状態異常の「毒」ダメージのように相手のHPに対して、一定ダメージを与えるものだが、毒ダメージとは少々異なっている。

この割合ダメージは、「相手単体を対象に、残りのHPのn%のダメージで与える」スキルになっている。
毒のように数ターン待つ必要はなく、相手の攻撃カウントを減らさないで即座にダメージを与えられる。
さらに、「毒盾に影響されない」ため、しばらくはギルドイベントのボスラッシュにおける有効にスキル出会った。

ただし、「属性盾の影響がある(後述)」「相手のHP減少に比例してダメージも減少する」「(★6までは)発動が50個なので遅い」という弱点もある。
とくに2つ目は重要で、これにより、ほかの攻撃スキルよりも先に発動することが重要となる。
★6までの発動まで50個は、非常に重い部類で、他の攻撃スキルカードの回転率をも下げることとなるが、HPが高い敵にはそれ相応の結果が得られる。

最も重要な注意点は、この攻撃は属性相性の影響を受けず、各種ダメージアップ効果が効かないという点である。
つまり、属性相性以外のダメージカット効果(属性盾、仲間をかばう、バリア、フィールド効果、リーダースキル)の影響のみ受ける形となっている。
当初はかばうもダメージ軽減の対象だったが、現在はかばっても対象の体力に依存したダメージになり、割合ダメージそのものは軽減不可能になっている。この場合、かばったキャラの体力が少ないと、100%の割合ダメージじゃなくても倒されてしまうので注意が必要。

例:
  • ドラウド3世(★6)が有利属性である緑属性の相手に属性攻撃を与えても、ダメージは2倍にならず、「15%の割合ダメージ」になる。
  • ドラウド3世(★6)が不利属性である青属性の相手に属性攻撃を与えても、ダメージは半減せず「15%の割合ダメージ」になる。
  • ドラウド3世(★6)が赤属性盾(ダメージ99%軽減)が付与されている敵に属性攻撃を与えると、盾の影響により、「0.15%の割合ダメージ」になる。
  • 体力15000と12000のキャラに対して攻撃してきた「50%の割合ダメージ(ダメージはそれぞれ7500、6000になる)」を誰かがかばうと、本来食らうはずのキャラの体力割合に依存したダメージをかばったキャラが代わりに受ける形になり、かばったキャラの体力は参照されない。この場合はかばったキャラが7500、6000のダメージを代わりに受けることになる。

ちなみに、割合ダメージは相手が使用することもあるが、これも同じ仕様。
したがって、敵に使用される場合は属性相性を気にする必要はなく、属性ダメージ軽減系スキルで被害を減らすことができる。
かばうでダメージを軽減できないことも同じで、全体20%以上の割合ダメージだと、だいたいかばったキャラが死にんでしまう。なお、とっくんボードによる属性盾も、気持ち程度しかないが一応ダメージ軽減の対象にはなっている。
敵の使用する割合ダメージスキルは、こちらより高い割合のものが多く、クエストによっては(残り体力の)100%、すなわち即死レベルのものすらある。
局所的だが、相手から受けた麻痺スキルを安全に解いてもらうくらいには使える。また、かばった対象の体力が低い場合、かばったキャラは単体に100%の割合ダメージを受けても倒されずに済むことがある。これは、熱砂の旅シリーズが他のタイプのキャラをかばうと、比較的起こりやすい。

ギルドイベント後半のキリ番で長らく重宝されていたスキルなのだが、属性軽減+状態異常耐性の盾を併用しているボスも多く出てくるため、このスキルさえあれば何でも来たれということは決してない。
発動ぷよ数増加や、固定ダメージ(割合ダメージ・毒など)も半減する特性を持った、このスキルの長所をことごとく潰すボスも登場している。
さらに、最近のギルドイベントでは全属性盾がつくまでのボスの難易度が下げられている一方で、
このスキルが欲しくなるような頃まで到達すると、もれなくボスに全属性盾が付くようになったため、このスキルの出番はかなり少なくなっている。

しかし、その一方で、体力こそ圧倒的に高いが、属性盾を一切持たないイベントボスが登場する「チャレンジ系」のイベントが登場し、それらのボスへの対抗策のひとつとして再び活躍の場を作りつつある。

リーダースキル

レアリティ リーダースキル
★3 味方全体が体力が0になっても1回のみ「体力1」で踏みとどまる
★4
★5
★6
★7 味方全体の攻撃力と回復力を3.2倍にし、
体力が0になっても1回のみ「体力1」で踏みとどまる
さかなシリーズと同様の「タフネス」効果だが、こちらは★3の段階でリーダースキルを持っている。
体力は強化されないが、現状、タフネスを起用すべき場面は、通常の体力増強では間に合わない場合がほとんどなので、理にかなったリーダースキルだといえる。
また、★7になると攻撃力と回復力が大きく強化される。特に回復力はぷよフェスキャラにもほとんどない倍率の高さを誇るため、体力が強化されないこともあって、無限タフネスの大きな助けになる。

デッキ考察

基本的には、以下の2つがメインになる。
①割合ダメ要員(ギルドイベント・協力ボスチャレンジ・一部の高難度クエスト)
②タフネス要員(みんなとバトル・トレジャー見つけ隊など)

①の場合は、「とにかく割合ダメージを入れる」ことを中心にして組むとよい。
リーダースキルは、体力の強化倍率を重視し、攻撃力強化より回復や状態異常(「怯え」など)付与スキルなどを駆使すると「スキルが貯まるまでに西洋妖怪キャラが倒れる確率」がぐんと減る。
また、昨今のチャレンジ系のイベントでは、高レベル帯のボスの体力が圧倒的に高いため、ヤナどくりんごも併用するとボスの体力をガッツリ奪える。
敵の体力のみでダメージが決まるため、全体的な火力が不足しやすいギルドイベントの攻撃回復逆転ボスにもそこそこ刺さる。
単色での運用や敵に遅延耐性がない場合は同じく「まもの」を持つ悪魔ロックシリーズおよびタマシイの悪魔シリーズとの相性も良い。

②の場合には、当然リーダーに置こう。
バトルで使用する場合は最低でも☆7に育てておこう。★6では攻撃力に倍率がつかないため、勝ちが見込めない。
トレジャー見つけ隊では、単純にタフネスによってお題達成がミスしたときの猶予回数を増やすことができる。
相手の体力10000さえ削れればいいため、デッキのカードが強ければ★6でも充分機能する。

評価

替えが効かない、割合ダメージのスキルを持つが、役割が極端に尖っており汎用性に欠けているため、特定以外の場面では、あまり出番がない。
さらに、昨今のギルドイベントでは、対策されており、往年ほどの活躍は期待できないが、チャレンジイベントでは再び活躍の場を得ている。高レベルのボス討伐を狙うなら持っておくのは有効になるかもしれない。
2020年に、★7が実装された当時、さかなシリーズよりも強力なリーダースキルを持っていたが、2022年8月になってさかなシリーズのリーダースキルが上方調整された結果、攻撃力倍率で負けるようになってしまった。
こちらは回復力も3.2倍強化されるため、上記の通り、無限タフネスに向いていることを上手く活かそう。

各キャラ詳細

ドラウド3世
コンビネーションは、「ボーイズ」「まもの」。
2013年10月の収集イベント「ハロウィン祭り」の報酬キャラとして登場した。
吸血鬼の見た目やコウモリを従えているのに反して、翼が生えてないためか「はばたき」には対応しない。
元ネタは、ドラキュラ。名前の由来は、ドラキュラとヴラド3世を合わせたものと思われる。

マーギン
コンビネーションは、「ボーイズ」「まもの」「めがね」「スイマー」。
2021年1月22日のデータ更新で「めがね」が追加された。
2014年1月のバトルイベント「第1回プワープカップ」の報酬キャラとして登場した。
元ネタは、半魚人。名前の由来は、「マーマン(半魚人)」からきていると思われる。

ライカー
コンビネーションは、「ボーイズ」「まもの」「どうぶつ」「にくきゅう」。
2014年2月のバトルイベント「第2回プワープカップ」の報酬キャラとして、登場した。
元ネタは狼男。名前の由来は、「ライカンスロープ(人狼)」からきていると思われる。

インギール
コンビネーションは、「ボーイズ」「まもの」「めがね」。
★4からは、「めがね」が追加される。
2014年4月のバトルイベント「第4回プワープカップ」の報酬キャラとして登場した。
元ネタは透明人間。

グリープ
コンビネーションは、★3・★4は「ボーイズ」「まもの」、★5~★7は「ボーイズ」「まもの」「はばたき」。
2014年3月のバトルイベント「第3回プワープカップ」の報酬キャラとして登場した。
元ネタは死神。

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最終更新:2022年11月02日 20:04