SKSE プラグインを開発するには、以下の環境が必要になります。
必要なソフトウェアのインストール
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Micorsoft Visual C++ 2008 Express Edition
- 2010, 2012 とあるが本体が 2008 で開発されており 2008 の相性が一番良い。
- しかし、既に過去のもので入手困難であり、上記リンク先のサイトで入手可能な内に早めに入手しておいた方が良い。
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DirectX SDK
- 「fatal error C1083: include ファイルを開けません。'dinput.h': No such file or directory」というエラーでコンパイルできない箇所があるため必要になる。
上記サイトからダウンロードした Micorsoft Visual C++ 2008 Express Edition はオフライン版の DVD イメージファイルです。 インストールするには通常 DVD に書きだす必要がありますが、仮想 DVD-ROM ドライブ作成ソフトを使うことでそのままインストールできます。 以下、窓の杜から該当ソフトをダウンロードするリンクです。
Deamon Tools Lite は、Visual C++ 2008 インストール時のみ必要なものなので、インストール後はアンインストールして構いません。
現在でも、下記のURLでVisual C++ 2008 ExpressionのWEBセットアップ版をダウンロードできます。(2013/6/30日現在) ただしユーザー登録(無料)する必要があるので、嫌な方はオフライン版を。 http://go.microsoft.com/?LinkId=9348304 Visual C++ 2010 Expressionはこちら http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=190491 2010からはDirectX SDK同梱になったので、別途DirectX SDKは要りません。 ただし、2010の後にDirectX SDKをインストールするとDirectXが競合する問題があります。2008と2010を両方入れたい人は、必ず2008→DirectX SDK→2010の順にインストールしてください。
Visual C++ の環境設定
インストールした DirectX SDK の include と lib へのパスを通してください。
プルダウンメニューの「ツール」⇒「オプション」を選択し、以下の画面の通り設定します。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (directx_path.png)
上の事例は include のパスです。同時に lib にもパスを通しておいてください。
SKSE のコンパイル
- 本家サイトから 7z archive(skse_X_XX_XX.7z(*1)) を入手する。
- 入手した 7z archive を解凍する。
- 解凍後、skse_X_XX_XX/src/skse/skse.sln を Visual C++ 2008 で開く。
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警告がでるが「はい」を選択する(*2)。
- #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (scm_warning.png)
- 画面上真ん中の選択欄の「Debug」を「Release」に変更する
- プルダウンメニューの「ビルド」⇒「ソリューションのビルド」を選択する。
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以下のファイルが作成されればひとまずOK。
- skse_X_XX_XX/src/Release/plugin_example.dll