楊キル夫

(やなぎ きるお)

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初出:チャプター1(1スレ目)から
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概要

このスレの主人公。ある日、放射能を浴びて突然変異した蜘蛛に噛まれたことで遺伝子が書き換えられた結果、
蜘蛛の力を持つ超能力者として生まれ変わっている。
一時能力を持ったことで増長したこともあったが、ヤン叔父さんの死後はその力と責任を自覚し、街の平和を守るヒーロー、スパイダーマンとして活躍している。
また、その過程でキル夫とはまた違う蜘蛛の力を持つ初音さんとも共闘するようになった。
ちなみにスーツは手編みであり、一張羅なので修理も実際大変らしい。(後に着替え用のスーツをいくつか作っていることが確認できる)

本人の性格は軽口を叩きやすく、言動的にタフな印象を受ける。スパイダーマンとして活動しているときにもそれは変わらない。
そのためか、無駄にハイテンションと思われたり誰彼構わないという印象を与えるときもあるが、本質的には誰かを思いやり、その負担を背負おうとする優しい人間である。
一方で内に溜め込みやすい気質があるようで、街での活動に時間を費やしすぎて睡眠時間が削られたり、
そのことを初音さんに相談するのを躊躇ったりと、負担を背負いすぎる部分もある。

上記にも書いてあるが、女性にジョーク混じりの軽口を叩く姿勢が最近増えてきており、初音さんから手の甲をつねられるなどたしなめられることも多くなった。
スパイダーマン時でないときに限定しても女性の知り合いが実際増えており、現在は男性の知り合いより圧倒的に多い。
こういったこともあってか、スレ住民からは親しみをこめて「アメリカンジゴロ」「メリケン野郎」呼ばわりされることもある。

ちなみに好みのタイプは、同い年で黒い長髪、一緒にいて軽口を叩け、ちょっと抜けたところのある可愛い女の子らしい。
…まんま隣にいる人じゃないのかとは言わぬが花。

血液型は、日本国内では希少なAB型のRHマイナスであることが判明している
(ちなみに日本では、AB型は10人に1人、RHマイナスは200人に1人とされているので、2000人に1人の血液を保有していることになる)

+ ch4~ch5のネタバレ
チャプター4の最後で、スパイダーマンのスーツを捨てている。実質引退するということなのだろう。
以前から大いなる力と大いなる責任の関係について重く考えすぎる節があったが、
アルファスの事件で自分も扇動屋、売名者であり、戦いを楽しむ危険人物ではないかと思ってしまったようだ。

彼がここから立ち直るのか、それとも完全に引退するのかは、彼自身と周囲の人間の手にかかっているのだろう。

+ そして、ついに…
引退後も悩み続け、自分がどうあるべきかを考えていたキル夫だったが、初音さんの言葉もあって遂に復帰を決意。
もう何もしないことで誰かを傷つけないこと、自分がベストを尽くすこと、それこそが自分の責任だと思い直している。
今後も悩むことはあるだろうが、責任とは何なのかを自覚したことで、キル夫は大きく成長したといえるだろう。

その後、さらわれた初音さんをすんでのところで助けだし、やる夫と相対。いつもの軽い口調でアイサツをし、スレ住人を大いに沸かせた。
「なんで此処が分かったんだお!?」というセリフに対し、「状況判断だ」と返しているが、実際なぜ間に合ったのかは不明。
愛の力とかヒーローだからとかそんなものかもしれない。

なお、世間では「つまんない軽口を言ったから本物」とされるように、つまらない軽口を叩きまくるヒーローと思われているようだ。
…それでいいのか?
+ ch6~ch8のネタバレ
チャプター6でエレクトロの襲撃を受けるも、難なくこなしてライブの開始時に駆けつけ、初音さんからの告白を受け、屋上で口付けを交わした。
互いに思いの丈を交わしており、このことで名実ともに2人は恋人関係になった。おめでとう!
とはいえ、KUMO=サンが「勝ってメンポを確かめろ」というように、まだすべてが終わったわけではない。備えよう。


無事シニスターシックス戦を終え、しろがねの正体にも気づいたキル夫だが、いつの間にか不可思議な世界に迷い込んでいた。
そこには叔父さんが生きていて、スパイダーマンとして戦うこともなくなっている。
一方でたちが涙を流し、助けられなかったたちが笑う世界。
そして何より、幼馴染として「初音」が起こしに来る世界でもあった。

違和感を覚えながら日常を過ごすキル夫だったが、体育館裏で不思議な男子生徒と出会う。
的確に違和感を言い当てるその男は、同時に「良いことも悪いこともひっくるめて自分の人生」と語る。
吹っ切れたキル夫だが、「みゃーちゃん」を泣かせないようにとも言い含め、風のように消え去ってしまった。
その言葉によって、今ここにいない「初音さん」を思い出したキル夫。

屋上で「初音」と相対し、その告白を受けるキル夫だったが、夢の中だからと告白を拒否する。
夢はそれはそれでいいものだったが、現実の方は悪いこともよいこともひっくるめて自分の力で生み出してきた責任であり、結果でもあった。
それ故、キル夫は投げ出せないし、どうせならみんな幸せなほうがいいと言う。
現実の「初音」もなんとかすると約束し、「初音さん」の待つ場所へとキル夫は歩みを進めることになった。


現実に脱出する前に、最後にヤン叔父さんと言葉を交わしている。
見方によっては交わした約束に縛られているように思えるキル夫に対し、自分自身の幸せの追求について語る叔父さん。
              With great power   Comes great responsibility
それを理解しつつも、「 大いなる力には、   大いなる責任がともなう」と、最後に教えてもらった教訓でもって返している。

その後、大事な人を助けに行くためにいくということでエールを送ってくれた叔父さんに対し、「ありがとう、"父さん"」と返して現実に戻っていった。
様々なことを教えてくれ、時にやさしく、時には忠告めいてたしなめる叔父さんは、キル夫にとっては実の父親と同じ存在だったのだろう。

キル夫にとっては大事な人との二度目の別れとなった。
が、あの夜死んでしまった叔父さんに、今度こそ後悔の無い形で別れを告げられたのは、不幸中の幸いだったのかもしれない。

"まやかし"から目覚めた後、「しろがね」組と交戦。神社から学校の屋上へと場所を移しながら、はやてや「しろがね」と戦った。
ウェブ切れになっていたことや「しろがね」のカラテの高さによって追い詰められるも、初音さんが"まやかし"で隠しておいた糸の塊から糸をつむいで
相手を拘束、初音さんとの合体攻撃でついに「しろがね」を破った。

「しろがね」の正体が「銀色の蜘蛛」であったことがわかった後も、初音さんと相談してこれを生かすことに決めている。
自分たちの能力は殺害や説教のために使うものではないという考えからであり、また出てきても相手をする責任を背負うつもりである。

そうして月日は流れ、ビルの上に初音さんと二人で佇む。
「何事にも、終わりなんてない」と言うように、キル夫の周りでは今日も事件が起きているのだろう。
それでも、この二人なら何とかしていくに違いない。

+ 結局、夢での男子生徒とは何者だったのか?原作ゲームネタバレ含むので注意
原作アトラク=ナクアでは、関西弁でしゃべる「和久」という転校生が出てくる。
奏子のことを「みゃーちゃん」と呼び、転校前では女性を孕ませたという話が出てくる。本編でも似たようなことを言っていることを考えると…
また、何故か叔父さんについて知っている描写があった。
  • どうやら奏子さん曰くとある叔父さんと一緒に暮らしていたらしい。もしかしたら、この叔父さんというのが……?

なお、この「和久」とキル夫はなにかと共通点が多い。(深山奏子のページも参照)


能力

蜘蛛の能力を多く有しており、身体能力が普通の人間に比べて大幅に上昇している。この他、以下のような能力を備える。
  • 壁に張り付く能力
  • 手から糸を出す能力(糸は鋼鉄のワイヤー以上に硬く、タンパク質で出来た白い糸である)
  • 強力な自己治癒能力(怪我の度合いにもよるが、治癒中は眠気が襲ってくる)
  • スパイダー感覚(危険を察知する。大きな危険を察知するような特訓をしたので、前より精度は上がった?)
  • 軽口(挑発や口説き文句などに使われる)
  • チャドー呼吸(深呼吸によって酸素を全組織に行き渡らせ、短時間で疲れや体力を回復する)

なお蜘蛛の力を増幅した能力を持つという関係上、蜘蛛の生態を封じるようなものには極端に弱いようである。


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最終更新:2013年07月06日 22:23