ここが変だよPSO2 > 宇野のシナリオ(EP2)

もくじ

編集心得

編集される方へ……間違いや問題が多いのは確かですが、
おかしくない可能性を検証せずにすぐに「おかしい!」と捉えたり、
ねつ造などはしないようにしてください。(クーナの「大したことが無い」発言など)
某ミストさんの「総士くんがいなくなってしまったからな……」のように、無い罪をねつ造して叩くようなまねはご法度です。

悪意ではなく善意による指摘をお願いします。
「粗を探そう」と思っていると色眼鏡で見てしまい、間違っていないのに間違っていると早とちりしがちです。
「考察した結果、おかしいとしか言えない」というのが大事です。
「キチガイアンチがあることないこと言って騒いでいるだけ」と言われてしまわないようにしましょう。

編集をする前に時間を置くなどして気分を落ち着きましょう。

ここは「誰が見ても論理的におかしい」という事だけを書き込んで下さい。それ以外は議論ページで。 - 名無しさん 2013-07-28 19:43:25


エピソード2


EP2ストーリークエスト第1章

問題点
  • 海王種
    • 誰が見ても問題点と思える事ではないので議論ページへ

  • ソードを装備しているエコー
    • ゼノ・パティのクラスチェンジと同様の問題であるため議論ページへ

  • 受け継がれた意思
    • エコーは「ゼノの意思を継ぐ」と息巻いているが、ゼノの目的は「大切な人を守る」であって「ハンターになること」ではない筈である。
      テクニックに最も適正のあるニューマンの女性でありながら、フォースであることを放棄して種族的にも設定的にも適正のないハンターになる行為は、意思を継ぐどころか「表面だけ真似して意思を継いだと思い込んでる自称ゼノの関係者」のようにしか見えない
      • しかし、ゼノもまたこうした「ハンターになればみんなを守れる」という勘違いをしており、適正のないハンターをやっていた
        そういう悪い意味で「ゼノの意思を継いだ」とも言える。
        物語の序盤でこうした間違えた主義から徐々に変化してくという手法は往々にして用いられ、EP2の導入部分ということを考えれば、ありえない話ではない
        実際、物語終盤ではゼノは「守るためのハンター」では誰も守れないということを理解して、レンジャーとしての才能を開花させた
      • 一方、こうしたゼノの心象の変化やエコーへの影響の部分がほとんど語られず、ほとんどがシオンとルーサーのやり取りに費やされてしまった。
        スタート時点での誤った考え方から「なぜそういう結論に至ったか」という過程が完全に欠如してしまっているため、上記のような「上っ面をなぞってるだけの薄っぺらい決意」というゼノの意思を継ぐというエコーの「薄っぺらい決意」という解釈が妥当になってしまう
      • ゲーム中ではレンジャーもフォースも強力なクラスであり、むしろハンターが足手まといという実情に対し、なぜかゼノもエコーもハンターを救世主のように受け取っているきらいがある
        • ハンターは弱いというわけではない。フューリースタンスによる火力強化、オートメイトなどによるタフさがある。
        • 《反論》別にメインハンターでなくてもいい
          フューリースタンスの火力とオートメイトによるタフネスはRaHuでも受けられる(実際に長年にわたり「サブハンター」は多くのPCに選ばれる盤石のサブクラスだった)。メインクラスに据える必要はない
        • 《反論の補足》最初期にはNPCはサブクラスがなかった
          PC準拠で考えればサブHuでオートメイトやガードスタンスなどで充分事足りる問題だが、サブクラス実装前のNPCはサブクラスがなかったため「フューリースタンスによる火力強化、オートメイトによるタフさ」はHuの専売特許ではあった。ある時点からNPCにもサブクラスが設定されるようになったためゼノの「ハンターでなければならない理由」がシステム的に説得力がなくなってしまっている。またサブクラス設定により、本来クラスチェンジができない、または非効率的なため誰もやらないはずの「適正外クラス運用」を誰もがやっているということになってしまった。これによりゼノの「適正外運用の特異性」が失われ、また「第三世代」の特徴が全くなくなった。宇野リオの特徴「イレギュラーだらけ」の亜種だろうか。
    • フォースのまま強くなるという選択肢はなかったのだろうか(ゼノにも同様の問題あり)
    • その意思を原動力に強くなるから大丈夫、という問題ではない。そもそもそういった描写や掘り下げすらまともに無い為、結局無意味になってしまった。
      • そもそも努力次第で適性を克服できるのなら「第二世代アークス」という区分は必要ない
        第二世代の彼女に、適正外クラスの伸び代があるとするなら第三世代と遜色ないということになってしまう
      • 宇野は自ら逃げ道を潰した格好になる
    • ゼノもエコーも「ハンターならみんなを守れる」というハンター幻想を抱いているが、レンジャーもフォースもハンターと同じ最初期の標準クラスであり、それぞれの系統の異なる「区分」であって優劣などはないはずである
      二人が知らないハンターというクラスなら、という「知らないことへのあこがれ」にしてはあまりにもその幻想が過剰
      • ゼノは10年前の事件で「スコープ越しにダーカーにやられていく人々を見て」レンジャーの限界を悟ったと言っているが、なぜ射撃を行って救出しなかったのだろうか
        有効射程外であったのなら有効射程まで近づけば良いだけの話で、むしろハンターであったとしたらそこまでの移動時間で結局間に合わないはず
        また、「師匠だったら守れたんだろうか」と独白しているが、その師匠がレンジャーでも彼はハンターになったのだろうか?
  • ゲームプレイ上の話をすると、ハンターはタンク役であり、「ダメージリスクを代償にダメージソースになる」「敵の攻撃を一手に引き受けて後衛職を守る・時間を稼ぐ」というのが役割である。ここから考えると、「ハンターになってみんなを守る」はおかしくないように思える。
    ところが、シナリオ中では盾になるどころか、ダメージソースとしてはリサに「この先の敵はみんなやっちゃった」、盾としてはマールーに「誤射の原因」と切り捨てられる扱いである。
    ゲームプレイでも、タフネスは光るものの、敵がランダム位置からポップする仕様上防衛線が作れない、飛ぶ・高速移動する敵や広いマップに適性が極端に低いなど、「チーム内でのハンターの役割」というものが見いだせない。
    また、ゼノの言う「みんなを守る」とは、「パーティの盾役になる」ではなく「非戦闘員などへの被害を抑える」であると考えられ、やはり最も得意なクラスで火力を発揮したほうが目的にかなうのではないかと思われる。
    • どうも宇野はレンジャー・フォース適性の脆い体で、無理に盾役になるというシチュエーションにこだわってる節がある。
    • 上で随分ハンターを叩いたが、「ハンターが弱い」から問題視しているわけではないことは誤解が無いようにしてもらいたい。
      オートメイトやガードアクションによるタフネスに優れ、サブクラスやソロ時のクラスとしては大定番である。
      • 実際のゲーム上どうであれ、ストーリー上では防衛ラインを作ったり、それこそ六芒レベルなら瞬間移動したりしてもよいだろう。
        レンジャーだったから何ができなくて、ハンターならなにができるのか、という説明がなされない(説得力がない)のが問題なのである。
  • 結局ゼノもエコーも最終的にはハンターを辞め、それぞれの適正クラスに就いている。本来そうあるべきであり、この展開自体は何ら問題ではない。
    • しかしながら、「ハンターになってみんなを守る≒他のクラスでは守れない」という考えから「他のクラスでもハンターとは違った形で守れる」といった変化ではなく「ハンターなら守れるのに自分の適正がないからダメだった」という描写になっており、
      「ハンターじゃなければダメ」という考えからの脱却の描写が非常に少ない。ゼノに関しては全くないわけではないが、それでも10年やってきた考えを改めるには弱いと言わざるを得ない。
      また、ゼノはその後の「じごくのとっくん」によってあっという間にレンジャーとしてアークスの頂点「六芒均衡」に上り詰めてしまっており、おそらくはレンジャー歴よりも長いであろうハンター生活で得た強みを見せられていない。
      その結果「今までは非適正のハンターで手加減してた。これからは適正クラスで本気出す」という印象を与えてしまっている。
      これは宇野氏の作品でことごとく見られる「結論ありき」の設定のため、いきなり「レンジャーのゼノはすごい」という結果だけを持ってきて「ハンター時代と比べてどのように強くなったのか」「ハンターの経験を活かしてどのようなレンジャーになったのか」が全く語られておらず「ゼノはすごいんです!」「六芒均衡は強いんです!」と思考停止を迫っている。
    • エコーに至ってはハンターとして何の実績も残しておらず、「ゼノはこんな大変なことをしていたんだね」という労働体験にとどまっており、ゼノを体験しただけでハンターに関しては皆無。
      もともとフォースとして活躍しているシーンがほとんどないためそれ以上に仕事ができているとは到底考えられず、そのうえゼノが帰還したあとはさも当然のようにフォースに戻っている。
      ゼノのありがたみを身に染みて……というにはエコーの出番は序盤にとどまっており、「ハンターである」ことにはほとんど意味がなかった。

  • エコー「なんか、時間の流れ方も普通と違う感じだし ヘンな惑星だよね、ここ」
    • 24時間で1日が経つアークス標準時刻はどの惑星に行っても変わらない
    • この発言からするに「ウォパルでは24時間経つのが早い」と思っているようだが、もしそうなら本人達も加速していることになるので、惑星に降り立っているエコー達が、時間の流れに違和感を持つのは不可能であるし、昼夜が目まぐるしく切り替わる説明にもなっていない
    • 夜になるまでの時間が早いので時間の流れがヘン、なら日の沈まないリリーパでは日付が経過しない事になる
    • 公式設定で、時間の流れはルーサーによって狂わされている模様→ここが変だよPSO2


  • パティ「…なんかこの流れ、ナベリウスのときにもあったような。」
    • 出所不明のアークス向け救難信号がナベリウスから出ていた、という描写はEP1に無い
      • 0章でゼノが聞いた救難信号は新人アークスからのもので出所がはっきりしている
      • マトイは信号を出しておらず、安藤にしか聞こえない声とレダの見た人影というアナログな手段で発見される
      • 出所不明の救難信号はリリーパ族救出のアークスクエストしかない
      • 凍土のアークス捜索任務はクエスト情報に「通信機能の障害」と書かれており、発信源はアークスである
    • しかし某10年前の事件と同じくPCの知らない事件だった可能性はある、特にパティは自称情報屋のためこちらよりも手広く情報を集めているため十分にありえる。
      それかまたPCにだけ教えてくれないだけで常識か

  • 全アークスに対してウォパルの調査が命じられる
    • アークスへの命令の拘束力が分からない。命令には絶対服従の軍隊的組織であればクライアントオーダーのような個人の依頼を勝手に受けることはできないはずだし、クライアントオーダー受注が可能な狩人組合であれば「命令」ではなく「依頼」「奨励」などになるはず。
    • アークスが数百万人の規模であるなら、たかがこれだけの案件に総動員する必要はない。対ダークファルスを想定しいくらかの戦力は待機させるべきである。
      逆に1惑星の調査に総動員しなければならないほど人手不足であるならば、対ダークファルスを想定し全員待機させてしかるべきである。
      • いずれにしても「全アークスに命令が下った」設定にするとおかしなことにしかならないため、こんな話にする必要はない。
    • 《反論》おかしくはない
      「最優先の任務を最低限こなす」条件以外はフリーという任務形態と思われる。
      現実にも「会社から降りてくる仕事」と「自身の裁量で取ってもいい仕事」が選べる組み合わせ型の歩合制がそれにあたる。アークスがどのような組織でどのような服務規程があるのかが全く分からないのでただの妄想に過ぎないが、絶対におかしいというわけではない。


  • 浜辺に落ちていた通信機
    • 放置して終了。報告すらしていない。
    • 今後のウォパル探索に繋がる引きを用意しておらず、謎が謎を呼ぶ展開にすら持って行けていない。
      結局意味不明のイベント。
+ スレでの突っ込み
127 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2013/08/08(木) 10:50:27.90 ID:tJd7Gec7
>惑星ウォパルからアークスへ向けての救難信号が・・・一体なぜ?
これを受けたアークスはDF巨躯と同レベルの案件として全員に探査命令を下す

浜辺に落ちてたアークスの通信機がSOSモードONになってました ^ρ^
きっとドサクサにまぎれて押しちゃったんだね ^ρ^
そっかー ^ρ^

コーラを飲んだからゲップが出たんだねってレベル
通信機を持ち込んだのが誰なのかとか、不審に思えよ
てか発信機器にID振って一元管理とかしてねーのかよ?
リアル世界の携帯電話ですら紛失なんかの時に追跡サービス利用できるというのに
アークスの通信機って防犯ブザーかなにかなの? 

129 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2013/08/08(木) 11:49:43.32 ID:M0oAIPmt
>>127
北海道から119が……なぜ?日本政府は東北大地震と同レベルの案件として捜索命令を出す
落ちてた携帯は無事見つかった、きっと持ち主は偶然119を押して落としてしまったのだろう……
携帯が見つかったので捜索おわり!めでたしめでたし

アークスは総白痴なのか(困惑) 

  • シオンの矛盾
    • EP1の歴史改変は安藤がマターボードで事件を起こすと未来に事象が追加されるものである
      • しかしデューマンの出現は安藤が何もしていないのに歴史が書き変わっており、これが今までのマター効果と矛盾する
      • シオン単体では過去へ干渉できないため、安藤の他に協力者が居ないと筋が通らない
      • 《問題なし》実装時期の問題
        EP2のデューマン実装前のプレイヤーと実装後のプレイヤーとでは印象が異なる。後者のプレイヤーは「最初からいる」認識になるため大きな齟齬があるとはいいがたい。EP1で全くデューマンが登場しない、という指摘もあるが、こればっかりは仕方がないのでは。
        • また、デューマンの出現はシオンの計画とバッティングせず分岐も起きないことから、この件に関してはシオンの干渉によるものではなく、新種族実装というゲームの都合によるものと解釈するのが自然ではないか。
          パティ&ティアがマターボードのイベントで言及するのは「設定を語らせるキャラクター」のため。最終的にこの点はマターボードの廃止によって解消された。

  • ルーサーの想定外
    • 造龍の離反
      • 安藤が最初のマタボを受け取ったのが2/20、クーナ初登場は2/23で、この時点でクーナは既にハドレッドを追っている(はず)。
      • よってカスラの言う「造龍の離反」は2/23以前ということになるが、ハドレッド暴走にマターボードが関わったという描写は無い。
      • 安藤視点で見ると「造龍の離反」は最初から起こっていた事であるため、想定外とか言われても「ルーサーが勝手に失敗した」としか受け取れない。さすがにこの3日の間に起きたにしては話が急すぎて不自然。
      • 安藤がマターボードで介入し、暴走ハドレッドを始末した事は研究部の利害とも一致しているため、およそ改変とは真逆のもので歴史の転換点にはならないはずである。
        しかしながら、この件がきっかけとなって「出来損ない」と侮られていたクーナによってルーサーの計画を頓挫したことを考えると、マターボードを介してシオンが介入するだけの価値があったとは考えられる。
    • デューマンの出現
      • 何がどうなって出現したかの説明は一切無く、伏線にすらなっていない。
        しかしこれに関しては上記にもあるとおりゲームシステム的な話を落とし込んだだけのことなので、これ自体は「ふーんそうなんだ」程度で済ませてしまってもよいのでは。
    • 演出面の失敗
      • カスラとクーナに3階から見下ろされる図になっている。カスラ・クーナよりルーサーの方が(実力が)下という印象を与えてしまっている。
      • 演出担当とのすり合わせ不足、あるいは見せ方の勉強不足が原因であると思われる
      • 方法としては、立ち位置をいれかえる、あるいは見下ろすような場所を使わないなど
      • もしかしてルーサーを既に小物として認識していたのだろうか。
        • 《考察》:しかしあくまでも演出上の話なので解釈は個人の印象に大きく左右される。アークスの深部にまで関わり、強い影響力を持つルーサーがついに本願のシオンの手がかりを得てこの世の春を謳歌している。しかし「いつか見ていろ」とルーサーの視界外からにらみつけるカスラとクーナという構図は「今は明確に対立していない」「天罰のように思いもかけないところから痛打を浴びせてやる」という印象付けにもなっており、舞い上がっているルーサーと一発食らわせてやりたい二人という立ち位置にも映る。そう解釈するとこの選択は決して悪いものではない。
          また、アークスシップの噴水付近は狭く遮蔽物が多いので、ルーサーが周囲を見渡しても視界に入りづらく、かつクーナ達からは視界が通る位置はあの場所くらいしかないという事情もあるとも思われる。

第2章

  • マトイ「うん、(シオンのことを)信じるよ。安藤が信じてる人だもんね」
    • プレイヤーに自由意志など存在せず、安藤がシオンを信じていると勝手に決め付けられる。
      • 直前に選択肢があるが、どちらを選んでも結果は同じである。
      • EP1で「必要だから」とマターボードで起こされた事象(DFの復活および襲撃による百万人以上もの人々の死亡)や数々の電波発言(安藤が拾った武器クラリッサの部品に関して嘘をついていた事など)を考えれば、
        安藤は疑いの目を向けているのが自然であり、シオンを信用に足る人物と判断するには無理がある
      • この矛盾や下記の動機ゼロ問題等を解消する為には、6章(10年前)における2代目クラリスクレイス(マトイ)とクラリッサ(シオン)の関係のように
        シオンがマターボードを通じて安藤を操っている事にしなければならず、文字通り、プレイヤーに自由意志など存在しない。
    • 安藤が信じていない人ならマトイは信じないのか?という疑問もある
      • これは前件否定の虚偽なので誤り。「安藤がシオンを信じてるからマトイもシオンを信じる」は「安藤が信じなければマトイも信じない」ではない。安藤が信用していないと返答したとしても「うん、信じるよ。安藤が信じていなくても」となり、問題は生じない。
        (裏は必ずしも真ならず)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%AD%E5%BC%81
    • また、このときのシオンの「また私を信じてくれるのか」に対して、記憶喪失であるマトイが食いつかないのも不自然である
      しかし、そもそもマトイはガツガツ自己主張していくタイプではないし、この頃はことさら控えめであったことからも(マトイを映すカットがあるので何かしらの思惑は有るとは思われるが)不自然というほど不自然かと言われると微妙なところ。

  • 自覚的な歴史改変
    • 安藤に動機が見当たらない問題
      • アークスを元の状態に戻したいのはシャオの動機であって、イコール安藤の動機にはなり得ない。
        もちろんルーサーの暗躍やフォトナーといった物語の核心を知っている我々プレイヤーが世界の外側から見ている「神の視点」からすれば、現在のアークスが組織として望ましい状態であるとは言い難い。
        しかしあくまでもそれを知っている「神の視点」での話であり、物語のいち登場人物であるプレイヤーキャラクターには「今ある体制を破壊するほどのものなのか」という説得力に欠ける。動機として弱いということだ。
      • ここまでに正常な状態のアークスが描写されていないため、どこまでが正常でどこから異常なのかすらプレイヤーには判断できない。
        シャオのいう元の状態が組織としてあるべきなのかどうかすらもわからない。そもそもシナリオライターが組織運営というものを判っていないのだから仕方がない。
      • 安藤がシャオを信じる根拠として、死に瀕したゼノを救出する「歴史改変」を提示してくるが、これは単にエサで釣ったというだけの話。シャオの『正しさ』の根拠にはならない
        ではルーサーがもっとエサを用意したら安藤はルーサーに付くのだろうか?
      • その上ゼノは別段アークス全体に影響を及ぼすような特別な人物でも、状況を覆せるほどの力を持った人物でもない。助けたら事態が好転する(建前の)理由すら推測できない。
      • 結局は過去改変を「やらされている」状況に変わりなく、言い方を変えただけ。
+ ゼノ先輩のスーパー薄情伝説
362 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2013/09/12(木) 13:19:10.53 ID:+V3Hs8E3
ゼノ先輩のスーパー薄情伝説 
・試験生保護役なのに緊急事態発生時に合流が遅れた結果 死亡者1名 
・「よくあることだ」と新人を慰める、のかと思ったら笑い飛ばしただけだった 
・相方(?)に無断無報告で依頼達成後、安藤に会ってから「それ終わってるから!」と相方(?)を無能扱い 
・相方かと思ったら足手まといとしか思っていなかった 
・足手まといが「鍛え直さなきゃ」と発憤するも協力を頼むのはゼノではなく安藤。信頼関係ゼロ 
っていうか序盤だけでこの量だよ 
  • 《補足》
    • 修了試験での顛末は、死亡した訓練生の存在そのものが消滅したためゼノの落ち度はない(ということになった)。
    • エコーに関しては「すぐパニックになって仕事の出来ないエコー」と「先回りしてなんでも終わらせてしまうゼノ」の対比なので問題とまではいかないか。
      もちろん一緒にいるんだから「報告した」と一言声をかければいいだけなのでこれはゼノの身勝手。組織社会での人間関係が判ってないシナリオライターが原因か?
      しかし現実でも「眼の前で報告してるのになんで気が付かないんだ」ということは往々にして起きうる。そもそもうっかり屋のエコーがゼノの報告を見逃している・聞き逃していることだってある。であればゼノが問題なのかエコーが問題なのかは読み取れない。
    • エコーの足手まとい発言は辛辣なものではあるが、要するに「守りたいものがあれば一人で無茶をしない」≒エコーへの好意を遠回しに口にしている。確かにひどい言いようではあるが二人は10年来の付き合いなので、そのあたりは我々外部の人間には伺いしれないのだろう。
      • 余談だが「機動武闘伝Gガンダム」で主人公はパートナーとなるヒロインをあまり顧みない。そのため何かと「絶交よ!」と悪態をつかれていたが、本当に絶交することはなかった。むしろ何事もなかったかのように隣にいたりする。
        ちょっとした行き違いからギクシャクしてしまうことはあったが、結局は収まるところに収まった。古くはTheかぼちゃワインから見られるこれらの「お互いの信頼関係に基づく幼馴染とのつっけんどんなやり取り」という手法は恋愛描写としてポピュラーであるとは思われる。ワシは嫌いではないです、そういうの。
    • エコーが鍛え直す際にゼノではなく安藤に頼んだのは信頼関係がないのではなく、エコーゼノに好意を持っているため。
      気心がしれているからこそゼノの物言いは配慮が足りない(加えてゼノは命の関わるところでは一切妥協しないので非常に厳しい訓練が予想される)。また、エコーはゼノに頼りすぎていると自認しており、キツくなったときについ甘えてしまうかもしれない。イチから鍛えなおそうとするエコーにとっては心情的にも負担になることも考えられるし、後輩の安藤に格好悪いところを見せたくないという心理が働けば、自身を厳しい環境に置くこともできるだろう。これは配慮の足りないゼノにも責任があるのだが……幼馴染ゆえの弊害と解釈できなくもない。
+ 動機ゼロ問題
671 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2013/09/19(木) 11:30:02.64 ID:LWh7jufR
普通のタイムリープ 
事件が起こる→時間を戻して解決する 

宇野のタイムリープ 
なにも起きない→時間を戻して事件を起こす 

シオン「それでいい、私を信じろ」 

  • 端的にいってその通りなのだが、一応補足しておくとEP2のこの後の展開やEP3を踏まえると、ループに入った世界を解き放つという目的のために「何も起きていない世界に事件を起こす(何も起きないという事件を解決するために時間を巻き戻す)」という逆算の展開になっているので、結論から言うのであれば問題ではない。


  • ゼノ関連
    • マリアを「姐さん」と呼んでいるが関係が不明である。PSPo2の「実は登場人物が全員知り合いで凄腕」という可能性も・・・。
      その後、ゲーム外の情報にて断片的ながらも関係が語られている。それらによると、ゼノが最初にハンターになった際に指導を受けていること(これはゲーム内でも語られており、マリアから「もう1回鍛えなおしてやるか」という発言がある)や、鼻っ柱の強かった少年期のゼノがボコボコに凹まされて以来マリアには逆らわなくなったらしいことがわかっている。
    • 生きていることをエコーに伝えないでくれ、その方がいい薬になるだろ、という台詞
      • 心配している相手に対して「いい薬」。どこまでも上から目線である。
      • むしろ今回の出来事は、私怨じみた理由(本人談)で勝手に突っ込んでいったゼノにとって「いい薬」である
      • 加えて、エコーは適性のないハンターにクラスチェンジして第2のゼノと化しているため、エコーにとっても「いい薬」ではない。
        失敗したゼノと、ゼノを真似てこれから失敗するであろうエコーの両方を見ている安藤がゼノを立てて「元気でやっている」と言ってしまうのはおかしい。
        さりとておせっかい焼きのゼノに「ダメっぽいです」とも言えないことを考えると、当たり障りのない返答しかできないのも理解できる。
      • 「(なんにでも首を突っ込んで、おせっかいを焼いて失敗してしまった俺の)いい薬になる」という自戒のためという意味で解釈することもできるが、それにしては言葉選びが適切とは言い難い。あるいはエコーがゼノ同様の思い違いをして失敗し、考えを改めることが「いい薬になる」とも取れなくもないが、ゼノはその代償に命を失う世界線があったことを考えれば「いい薬」としてはやや苦すぎるのでは。やはり額面通り「エコーにとっていい薬」と取るのが自然か。であれば「ピンチのときに自分が駆けつけてくれると思って甘えている(いた)エコーのいい薬になる」というのが自然なものだろう。問題はお前が言うなという点に尽きる。
    • ロジオやサラにもいえるが、惑星間移動はアークスシップを経由する・オペレーター(アークスの反応も検知できる)がつく等、常に監視の目がついているはず。
      ゼノの生存を隠匿し続けるのは難しいのでは
    • 《問題なし》シャオがいる
      マザーシップ管理能力だけを持ったシオンコピーであるシャオがいるため、ゼノやサラの隠匿は可能。ロジオは不明。ただしシャオがマザーシップの管制を掌握するのはEP2のラストになるため、この時点でどの程度干渉できるかは不明。そもそもオラクルにはすでにかなりの数の「所属不明者」が侵入しているため、かなりザルな監視であることは疑いないが。
  • ゼノは本当に「改変によって救出」されたのか?
    • シャオの言動からすると、安藤を信用させるためにゼノの死を回避したような言い方であるが…
      • 前述の理由からプレイヤーがゼノを救出する理由がない。偉そうに出しゃばった上に勝手に突っ込んで行って死んだバカを何故助けなくてはならないのか。
    • そもそもゼノは本当に死んでいたのか?改変前ですら明確な死亡描写がなく行方不明扱いだった上に、改変後のイベントでは「改変者である安藤が何もしていないのにマリアが出てきて助かった」、そのうえ生存を隠匿したために改変前後で「作戦中行方不明扱い」であることに変わりはなく、大して結果が変わっていない
      • このことから「安藤は同時に起こっていた別ルートを見に行っただけ。元からゼノは助かっていた」という結論が出るも無理は無い
        改変前にゼノが死んでいたかどうか、は今のプレイヤーには知り得ないので擁護不能。宇野自身によって根拠が無くされたのだから。
        • 《問題なし》結末はどうあれ救出する必要があった
          普通に考えれば「ゼノが助かっていた」のであればこの展開は完全に無意味になってしまう。シャオがだまして安藤とマトイを味方につけようと考えていたとしても大がかりすぎる。シナリオライターの宇野氏は主要人物の「死」の描写を極端に避ける傾向にあり、おおむね死亡したと考えるのが自然。加えていうのなら「実は助かっていた」の根拠自体が皆無。さすがにこれは無理筋。
          また、上記では「安藤が何もしていないのにマリアが出てきた」は誤り。マリアはシャオの働きかけでサラに伴われて現れたわけで、ゼノの救出に安藤の存在が必須であったことを考えれば「安藤なしでサラとマリアが勝手に助けていた」は「ゼノが死亡したという確実な証拠がない」以外の根拠がなく、完全にこじつけ。

  • ルーサーを表舞台に引きずり出す為にDFを復活させた
    • その後でDFを撃破する策などを用意している描写や伏線等がないため、この時点でシオンはDFよりもルーサーの方が脅威と認識している事になる。
      • 宇野としては「DFなんかより俺様の考えたルーサーの方が遥かに凄い!」という事にしたかったのだろうか。
      • 《問題なし》:シオンがルーサーを引きずり出すためにダークファルスを復活させたのは、ルーサーの影響が強いアークスでは「それ以上」の脅威に立ち向かえないからで、ルーサーそのものが最大の脅威だったわけではない(EP3以降のあと付けではあるが)。
        また、ルーサーもダークファルスになったので結果的には凄さ比べではなかった。むしろルーサーがダークファルス化したことでルーサー=ダークファルスという脅威が一体化されたことと、アークスを取り巻く一気に問題が噴出し、事態が(是非は問わないとして)事態が進展した。
      • EP2の1章の時点で「DFの復活」以外にも「造龍の離反」が完全に想定外と判明。(しかも、造龍の離反についてはマターボードによって引き起こされたわけでは無い。)
        更に六芒均衡のカスラやクーナに既に敵視されている事から、初登場時に(悪い意味で)小物振りを晒している。(この点は上記に記述してあるが、必ずしも小物・ザコとしての描写とはなり得ない。物語展開上は「その裏側にいる真の敵を引きずり出すためのエサ」であったため、小物といえばまぁ小物だけど)
      • 更に2章の時点で六芒均衡のマリアもルーサーを敵視している事が判明するのでルーサーの小物振りに拍車が掛かっている。
        ただし、これはのちの展開によって明らかになるが「ルーサーは敵視されていながらもアークス(特に六芒均衡)は逆らえない」という点につながってくるため、「アークスの偉い人なのに嫌われている!小物!!」とするのは妥当ではない。
  • サラの発言の矛盾(※2018年3月アップデートでマターボード廃止に伴い、分岐による衝突が無くなったためこの問題は現在では確認できません)
    • DF復活は4/1の12時で、今回の過去改変は5/25の12時から4/1の13時へ跳んでいる
      • しかしイベントフィールド「絶望はしなくていい」において、サラは「ただ黙って見ていたわけじゃない」「敵側も同じ」と過去形で発言している
      • このイベントフィールドの時系列は不明だが、EP1で見れるものなので安藤はまだ過去に跳んでいない(事件は起こらない)はずである
      • この発言に矛盾がないとすれば、事件は既に起こっていて安藤は見に行っただけという事になるが、それだと改変する必要性がなくなってしまう
+ イベントフィールド:絶望はしなくていい
 サラ : あら、こんにちは。
      貴方は無事だったみたいね。
    : あのダークファルスとの戦闘で
      相当な被害が出たっていう話だから
      少し、気になってただけ。
    : まあ、貴方に限らず
      アークス全体を見ても
      混乱するのは当然よね。
    : こんなことになって
      浮き足立っても仕方がないと思う。
    : でも、別に慌てる必要はないわ。
      動く人は、動いてるから。
    : そう、あたしたちだって
      ただ黙って見ていたわけじゃない。
    : ……それはもちろん、敵の側にも
      言えるんだけどね。
    : だからこそ、あたしたちは
      歩みを止めちゃダメなんだと思う。
    : ……お互い頑張りましょうってこと。
      それじゃあね。

第3章

  • 3英雄に待機勧告が出される
    • 3英雄はアークスのトップであり、誰が勧告を出せるのかが謎。
      • 3英雄のカウンターウェイトとしての偶数番が出すことができるとしたら、この時点ではマリアかヒューイであるが、この二人が勧告するのはいささか不自然。
        また、3英雄を制限できるほどの強い権限を持つのであれば事実上偶数番が最高権力者となってしまい、六芒「均衡」ではなくなってしまう。
        3英雄は政治をつかさどり、偶数番は政治には関われないが3英雄に対して勧告が出せる、というパワーバランスであればまた話は別ではあるが、そのような描写はない。むしろ政治的にも軍事的にも対等であることがわかっている。
        しかしいずれにせよこれらは「個人の判断」の範疇であり、その判断にゆだねるにしては権限が強すぎる。なによりまず六芒均衡の選出はどのような方式で行っているのか、その任期は、弾劾は可能なのかといった体制そのものが全く語られていないため憶測の域を出ない。
      • 《問題なし》ルーサー以外にはない
        ここで待機勧告が出されたのは「三英雄」である。つまり六芒均衡ではなく、ルーサーの事実上の傀儡であるレギアス、ルーサーのクローンであるカスラ、そしてオモチャでしかない3代目クラリスクレイスまでであり、言い換えれば偶数番には待機命令が出ていない(出せない)ということであることからも、ルーサー以外が出すことはありえない。
    • そもそもアークス内外の組織図や、アークスと虚空機関の力関係が不明であるため上記の考察が成り立たない
      • 現実でもいち部署の持つ影響力が強くなりすぎてしまい、本来経営陣が下すべき運営方針が彼らの顔色を伺わなければならなくなり、それによって組織の主体が入れ替わってしまうというのはままある。
        スクウェアエニックスの第一開発室やコナミのコジマプロダクションなど、現実にもあり得る話。
        しかし虚空機関はなんの実績もない。むしろ不祥事しか起こしていない。腫れ物を触るように彼らを扱うにしては部署としてなんの描写もされていないため「虚空機関はすごいんです!」という設定ありきの思考停止論法でしかない。
    • 《問題なし》ルーサーがいるから
      アークスは事実上ルーサーの支配下にある。虚空機関が強い影響力を持つのはルーサーがその所長だからであり、虚空機関は表舞台に出たくないルーサーの隠れ蓑であり、また好き勝手非人道実験などを思うさまできる遊び場である。そのため虚空機関の何がすごいとかではなくルーサー個人の影響力によるもの。
  • デューマン関連(イオのイベントフィールド)
    • ふいに空間の裂け目から出現したのなら遺留物でなく漂着物である(日本語の誤り)。
    • 時系列が不明であるが、過去の人が予備知識なしに「その時代のものとは思えない遺留物である」と認識するのはいささか違和感があるかもしれない。
      • それを認識できるのは作者(あるいはシオン)だけである。
      • 「作られた物というのは間違いないがどう作ったのかは不明」ぐらいのニュアンスで使ったのかもしれない。もっとわかりやすい言葉あっただろ%
        おそらく「アークスの技術ではない」「アークス技術では解明できない」ものという意味合いと思われるが、それならそうといえばいいのであって、全宇宙を舞台にしたPSO2で「その時代のもの」と時間を限定してしまうと、アークスが全宇宙のすべてを知り尽くした存在という印象を与えてしまう。
      • しかし古すぎるもの、技術が読み取れないほど進んだものであれば「その時代(今の時代)のものとは思えない」と分析しても不自然でもない。
    • 生体的な遺留物=ハドレット説は成立しない
      • 現在のデューマンPCを起点にして考えると、タイムパラドクスが発生し考察不能になる。
        造龍は未来から来た物質から創られていたことになり、その物質は未来の造龍の一部である。
        未来の造龍はさらなる未来から来た物質から創られ、その物質はさらに未来の造龍の一部で、さらに未来の造龍(ry とループする。
        最初の造龍はどこから来たの?となってしまう。
      • SF作品ではこうしたミッシングリンクのキーは「タイムトラベルが可能な人物」であることが多い。現在のPSO2世界でこれが可能なのは安藤(または【仮面】)のみとなっており、プレイヤーがデューマンであれば物語的展開としてはそれほど違和感はないかもしれない。
      • 未来からの干渉が織り込み済みの時系列と仮定しても、今度はルーサーのデューマン想定外発言が矛盾する。
        歴史改変された時点で4種族になっているのだから、ルーサーがデューマンの存在しない時系列を認識しているのはおかしい。
        ついでに同じ技術の研究成果を研究部トップが想定できないはずがない。ルーサーが無能なら話は別だが・・・。
      • これらの矛盾を説明するためにはEP1第1章のようにマターボードだから仕方ない、と理屈を放り投げるしかない。意味不明なイベントといってもいいかもしれない。
    • 要するに新種族デューマンの設定を語って「ルーサー(≒フォトナー技術)と関連がある」ということをいいたかっただけか?しかしこれはシナリオライターの脳内設定を語らせただけで、物語には前後に繋がりがない、なんの意味もない情報。裏設定の語りは同人誌でやってもらいたい。
+ イオのイベントフィールド全文
どのくらい昔の話かは知らないけどあるとき、ふいに空間の裂け目から生体的な遺留物が現われたんだと。
おれは記録で読んだにすぎないがとても、その時代のものとは思えないシロモノだったらしい。
龍の皮膚のような、それでいてダーカーのもののような遺留物。
それを参考に実験を行っていって……その完成形が、おれたち。
……そしてこれはここだけの話。その遺留物。この前の暴走龍の体組織に酷似してるんだとさ。
……まったくおかしな偶然があったもんだよな。
ま、そのおかげでおれは生まれたわけだから別に構わないけど。

  • アフィンの記憶
    • コメントアウトでの議論はやり辛いので議論ページへ移動しました

  • アフィンと姉との絆()
    • 10年前に行方不明になった姉を探しているアフィンだが、当時の記録はすべて機密扱いにされており、アフィン以外は誰も姉のことを覚えてすらいないため、仕方なく「直感」に頼って探し回っている。
      直感と言っても、ちゃっかり【若人】のいるリリーパに集中していたり、戦技大会でも事前に「懐かしいような」「もやもや」を感じていたりするあたり、その感度は馬鹿にできないようだ。
      要するに、物語にはよくある「虫の知らせ」のようなものだろうが・・・
    • これまでにアフィンの探し人がどういう人物で、アフィンとどのような関係性だったのかは一切明かされていない。「おそらく姉であるらしい」という見当が付いているのみ。
      アフィンと探し人との間に強い絆があるとか、血縁関係の不思議な結びつきがあるとかいったエピソードは一切なく、プレイヤーの想像に完全に丸投げされている。
      しかしアフィン自身もシオンによって記憶を改ざんされており、「誰かを探している」とおぼろげながら覚えているだけなので、本人もよくわからないことを説明しろというのも難しい。10年前のシオンのずさんな計画と記憶改ざんがこんなところにまでひずみを生みだしている。
    • 事前の仕込みを何もしないまま、姉であるというだけで咀嚼してくださいと言わんばかりに「アフィンだけが姉を覚えている」「姉のいる場所に不思議な直感が働く」という展開だけを描いており、「なぜなら大切な人だからです」「血縁関係の不思議な力が働くんです」「絆の力はすごいんです」といった理屈を無言で押し付けた形になっている。
      (今に始まったことではないが)プレイヤーは置いてけぼりである。
      加えていうのならゼノもメルフォンシーナ(メルランディア)もハッキリと覚えており、アフィン「だけ」が血縁のつながりで覚えているという特別感がなくなってしまっている。その結果、シオンのずさんな記憶改変(いい換えればシナリオライターのご都合展開)による不自然さだけが強調されてしまっている。これはウノリッシュの特徴「イレギュラーだらけ」の一端である。結局、現在は10年前の記憶改ざんはなかったことにされてしまっている。
      • せめてアフィンと姉の過去にあった日常を回想として描くなどあってもよかったのでは?EP1でいくらでも書くチャンスはあったはず。
        しかしこれはアフィンが語っているように「おれもどんな人かわからないんだ」と言っている以上、扱いが難しいところはある。【若人】と出会ったときにそうした記憶を取り戻す描写などがあればもっと良かったかもしれない。
    • また、【若人】がリリーパに執着するのは「力がそこに封印されているから」という設定があるが、ここではそれも明かされていない。一応ゲーム外の媒体や、ゲーム内でもそれとなく触れられているがこの時点ではこれというものはない。動機付けが弱い。
      結果的に、【若人】が執着する場所が無数にある星のなかでたまたまアフィンの探索許可が下りている惑星だったという都合の良さが目立っている
    • EP1第4章のゼノといい、登場人物たちの「山勘」や「直感」による行動が都合よく奏功しすぎていることの違和感も拭えない。アフィンの姉に関するアンテナだけは信頼できるというのはキャラ付けとして悪くはないのだが、カンが外れるシーンが極端に少ないことや、他のキャラも何でもかんでもカンでは物語としての組み立てがザルといわざるをえない。
      似たようなものに「演算」などがあるが、要するに「そういうことになっているから」という思考停止を迫っているということ。先を想像したり予想する楽しみがない。
+ アフィンのイベント「人気のない場所で人探し」より抜粋
:それなのに、人がいないはずの
 リリーパに来てしまうって
 なんだか矛盾してるよな、ははっ。
:おれはおれの直感に従って動いてる。
 結果、ここに来てるってことは
 何か、あるのかもしれない。
:……ま、所詮は直感だから
 何もないのかもしれないけど。
:にしたってなあ、もうちょっと
 人気のある場所に反応してくれよ。
:……それとも、あいつがいるとしたら
 人気のない場所だ、ってことなのか。

第4章

  • ルーサー「オラクルを掌握した」
    • ここまでにオラクルがどういった組織でどんな役割を持っているか等の具体的な描写はない
    • 設定資料集ではオラクルはアークスの旧名称であるが、このシーンではまるで別組織のような扱いになっている。最初期においてはオラクル船団の中でも調査や航行における様々な分野(なかでも特に実戦に拘るもの)において専門に対処する組織をアークスとしていた、というものもあるので「オラクルを掌握した」は、これまではいち組織でしかないアークスしか掌握していなかったルーサーがオラクル船団全体(≒マザーシップも含めて)を手中に収めた、とも読み取れるので問題ではない。
      • この点は他の頁にも記述があり、アークスとオラクルの設定の齟齬がゲーム内でもすでに生じているが(例:アスタロトの課外授業のクイズなど)、上述のとおり実装時点ではこの点に問題は生じていなかった。しかしなぜか時代がくだるにつれライターのなかで設定がごちゃまぜになり、アークス=オラクルの旧名称、となってしまったことでこのようなことになってしまった。
        PSO2はライターが一人で全シナリオを執筆していることが語られているので、設定資料集側での監修が不十分であった可能性は十分にありえる。とはいえアークスの成り立ちという大事なところなので設定資料集が間違っているのであればゲーム内でそちらに寄せる必要はない。むしろこの齟齬によってライターの中の設定がブレブレになっているという証左にもなりえている。
    • ルーサーの目的が未だ片鱗すら出ていないことに加え、オラクル船団を掌握したところで何が出来るのか全く示唆されていないため、プレイヤー(恐らく安藤も)にとっては雲を掴むような話で現実味がなく、危機感が全く生まれない。
      • シオンもルーサーも目指す結果や思惑を欠片も見せない(エンドクラスターのようなマスターシーンすら無い)ため、プレイヤー(安藤)にとっては未だ他人事でしかない 思考停止してシオンの操り人形となり、目的もわからないままなぜかルーサーと対立させられている。
      • 《補足》前後するが目的はちゃんと出てくる
        ルーサーに関しては登場した時点でシオンに執着していることがうかがえるし、シオンに関してもEP2最終盤~EP3で目的がおおむね明らかになっているので結果としてはこの問題は解消されている。しかしあくまでも結果として説明はついているものの完全な後出しであり、この時点では両者とも「オラクル船団全体を巻き込んだ陰謀」への動機づけが極めて弱いということは擁護できない。
    • しかも掌握されたところで一般アークスや安藤、シオンの行動が制限されるわけでもないので、本格的に「関係ない」。そもそも戦闘集団としてのアークスはトップの六芒均衡以下すべてルーサーの影響下にある。
    • 最も影響を受けているであろう六亡均衡も、せいぜいレギアスが自らの権限で情報の封鎖(揉み消し)をしただけ。それすらその一度しか描写されず、しかもさりげなく安藤にリークしており、完全に掌握できているとはいいがたい。
      • この点は解釈の余地があり、そもそもルーサーに臣従しているわけではなく、内心では反抗心を持っている。その証拠に「せいぜいもみ消し程度」の介入しかせず、あえて安藤にリークしていることで「レギアスは心底ルーサーの手先になっているわけではない」という布石になっているので問題にはならない。
      • 一方、六芒均衡としての実績や活躍の場面が極めて乏しいため「"最強"だの"オラクルの頂点"といったところでこんなもんか…」という感想を抱かれてしまっていること。これはPSO2が完結する最後の最期にようやく解消されたが、それまではずっと名前だけで実力を示してくれない「プロブロガー」であったことが原因。もしそれまでに十分な実力を見せつけたうえで「巨悪に唯唯諾諾と従うレギアス」「もみ消しという消極的な対応」という不自然な点が(ポジティブな意味で)際立っていたのではないのだろうか。
    • いずれにしても「オラクル船団を掌握した!」とのたまったところで足元はガタガタ。フォトナーだの英知だのぶちあげたところでこんなポンコツでは脅威として、ラスボスとしての迫力を著しく損なっていると言わざるを得ない。
  • マターボードにオーザ&マールーの小話が組み込まれている
    • メタな読み方をすると「今後の伏線に使いたいから」あるいは「何も思いつかなかった」なのだろうが…
    • そもそも今までにアザナミが2人に絡むような話の流れがない。(いつもの)降って沸いた話にしかなっていない
    • マターボードが廃止されたため真意は不明だが、結局メインストーリーとはなにか絡むものではなかった。無用なイベントも拾わなければならないマターボードの弊害が生んだ不遇のイベント、不遇のカップル。
  • 試運転にもならなかった
    A.P.238/6/28/12:30 & A.P.238/6/28/13:00
    海底調査中に遭遇したビオルメデューナとの戦闘「後」、
    (手足の部位破壊とか十二分なダメージを与えていることをプレイヤーが自覚出来る)
    その満身創痍で這いつくばるビオルメデューナに改造テオドールが止めを刺してのルーサーの一言。
    • ボス敵のHPの大半を削ったのは安藤である。ルーサー側は単にトドメを持って行っただけでこの言い草。
    • ボスも"演出で1ダメージも与えられない敵"という扱いではない。
    • 無駄にプレイヤーの反感を買い、無駄にルーサー小物感を出しただけである。パッと見てビオル・メデューナが満身創痍とわからなかったのだろうか?
    • 直後にさらに巨大なビオル・メデューナが登場するだの、ビオル・メデューナをあっさりと倒す巨大モンスターが登場するだの、対象の強さをしっかりと印象付けたうえで「それすらも圧倒するテオドールの強さとそれを従えるルーサーの底知れなさ」を見せるのが本筋。弱りきった敵を相手にしたところで試運転にもならないのは当たり前。実力が低く見積もられるのも当たり前。
  • デューマン化したテオドール
    • デューマンの法撃力がスゴい!という描かれ方になっているが、法撃力はニューマン>デューマン。ゲーム的には与えるダメージは弱くなるはずである。しかしそれはあくまでもゲーム的な仕様の話なので、新種族のお目見え、アピールシーンという側面を考えれば問題ともいい難い。
    • ルーサー製デューマンが特別製なのか、デューマンの基礎設定が今回のコレなのかすらも分からない。そもそもデューマンも「不意に現れた遺留物」で人体実験をやったら生まれた(意訳)ものなので基準が迷子。
    • どちらにしても元々"攻撃力が高い"以外に何も書かれてなかったデュ-マンに設定が付加されただけであり、ヤマにもオチにもなっていない
    • きちんと特別製なりそのあたりを説明するべきだろう。
    • ちなみにキャラクター作成時のデューマンの説明文には「フォトンの研究によって生み出された、ヒューマンを元にした種族」とある
      • 実際、デューマンになって再登場したテオドールからはニューマンの特徴である尖った耳が無くなっている。
        元の種族すらも変えた上でデューマン化したのか、デューマン化すると他種族の特徴は消失してしまうのか、そもそも後天的にデューマンになれるのか…そのあたりの説明は当然無い。耳が見えなくなる髪型やアクセサリをつける、デューマンに尖った耳を選べるようにするなどデザイン上回避できたはず。とはいえこの点はライターとゲーム内で実装するデザイナーとのすり合わせ不足ということも十分にあるので、手抜かりではあったが全責任がライターにあるのかと問われると(もちろんそこを共有していないのであるからして全責任はライターにあるのだが)そこは汲んでもいいのでは。

第5章

  • 弱い者をより強い敵がいる先へ進ませ、強い者が雑魚の相手をする
    • 友情バトルものにありがちな展開であるが、なぜか弱者を先に進ませてしまう。
      通常、その場の最大戦力は大本命を叩くために注ぎ込み、足止めの敵は下位の者が担当するのがセオリーである。
    • つまりこの場合、「最強」の創世器と「最強」の身体能力を備える六芒均衡が当然先に進むべきであり、
      一般アークスである安藤・エコーが足止めを担当するのがセオリーのはず。
    • たとえ劣化クローンクラリス全機のほうがルーサーより強いのだとしても、ルーサー本人をよく知っており手の内も分かっているレギアスらがその場に残り、何も知らない安藤らがルーサー打倒に向かうという采配は意味不明である。
      • もしもこの采配に矛盾がないとすると、安藤が他の人にはない特別な力を持っている、安藤が六芒均衡をも上回る実力者と見なされているか、ルーサーがよほど舐められてるかのどちらかになる
    • 安藤がシオンの依頼を受けていることを六芒均衡は知らない。客観的に見れば安藤は特別な事情など何もない一アークスにすぎない。
      にもかかわらず、何の必然性もない安藤がルーサーを倒す役目を負うことを誰も彼も当然のように促している。
      • 安藤が物語の主人公であり、自分たちはNPCにすぎないということを彼らも自覚しているのかと思うほど都合のいい展開である
    • 《問題なし》マザーシップのコアルームに入れないため
      マザーシップのコアルーム、つまりシオンの本体そのものの領域には「縁者」しか入ることができない。
      この場面では安藤とマトイがそれに該当し、シオンのコピーであるシャオの縁者のサラは明確に「あたしは入れないわよ」と発言していることからシオンの直接の縁者のみであることは間違いない。そのため役割を逆にしたところで六芒均衡はコアルームに入れず、シオンを掌握したルーサーを打倒することができない。この場合でのこの展開はおかしくはない。ただ、そうしたことを「その時点になって」明らかにするという宇野リオの特徴「伏線の設置と回収を同時に行う」という伏線ごっこである。
      六芒均衡がこの事実を知っていたのであればこの展開はおかしくないが、六芒均衡には縁者はおらず、サラから事前に知らされていたとしてもそれを認識している発言は皆無。これも宇野リオの特徴「いつの間にかそういうことになっている」にあたるだろう。
  • ルーサーの権力範囲
    • ルーサーは全ての管制を掌握しており、生命維持システムや動力炉も意のままに操ることができる
    • すべてを支配している割に、各キャラの取り扱いが強制的でなく、間接的である
    • その割に、部下はあっさり処分する
    • 六芒均衡ではないのにアビス(絶対命令権)が通用しない、しかし自分ではアビスは使えないのか、間接的にレギアスを手先にして使わせるだけ。全体的に非常に回りくどい。
    • 《問題なし》:絶対令は「戦闘集団としてのアークスに登録されるときに施される改造」であると設定資料集で明かされている。ルーサーは戦闘集団アークスの人間ではないので絶対令の改造をされていないから。
      そもそもそんな改造を受けてる黒幕がいるわけがない。
    • 《問題なし》:ルーサーは用心深いから。
      ルーサーの立ち回りは自らは能動的に行動を起こさず、常に誰かを後ろから操る形を取る「黒幕」として徹底している。その引き具合が小物に見えてしまうのは事実だが、一方でそのように用心深く振る舞ってきたからこそシオンの存在を認識するまでに至ったと考えれば、慎重のうえに慎重でもおかしくはない。ただ、その描写に「大物ぶってもやることは小物」という人物像の描写に関しては議論の余地はあるだろう。
    • そうして用心深く振舞った結果、飼い犬に手をかまれて逆転敗北というのはボスとしては情けないという印象にはなってしまっている。
  • マザーシップまでの移動
    • 単純に考えて、安藤がマザーシップに行くには、それなりの手順が必要である。
    • EP2 5章でレギアスの移動先が一般公開されていることからもわかるように、アークスの行き先はオペレーターに筒抜けのはずである
    • シオンの力、ルーサーの気まぐれで見逃されたとしても、不法侵入が発覚した段階で職員たちが異変に気づき、調べるはずである
  • マザーシップの構造的問題
    • 絶対に守らなければならない施設にも関わらず、安藤が乗る船が近づいても攻撃されない。もともと攻撃するためのシステムがないのであれば、どのように外敵から守っているのか説明がつかない。
      • 防衛システムを何かの方法でかいくぐり進入、という描写すらない。この「出発から突入まで」はPSO2では徹底して描写されないし、されなかった。PSO2が完結するまでずっと、である。
    • 無人システムであるということは、逆に考えると人の出入りを考えた設計になっていない可能性がある。そこから推測するに、人が大勢入り込んでくることを想定していない可能性はあるが、壁らしい壁が存在せず一気に中枢まで侵入できてしまうなど、防犯上の問題が棚上げにされている
    • 人が大勢来ることを想定していないのであれば、当然人が出入りする船に対する配慮もないはず
    • これは宇野氏の作品で多く見られる「書きたいシーンしか書かない・書けない」悪癖によるもので、突入シーンや「行くぞォ!!」といったクライマックス直前の「気勢が高まる」シーンを書けないことが原因。
    • マザーシップ特有のルームグッズが拾えるが誰か住んでるのか?といってもこれはゲーム的な話なので問題とは言えないだろう。そんなことを言ったらダーカーや原生種、機甲種がアイテムや通貨を落とすこともおかしくなってしまう。
    • いずれにせよ最重要施設であるマザーシップが完全にノーガードというのはやはり不自然。
  • ルーサーはどういう理屈でダークファルスなのか?
    • ルーサーはダークファルス【敗者】になったで確定した。
      ダークファルスはもともと「オリジナル」が存在しており、【巨躯】や【若人】は相手の肉体を乗っ取って入れ物としてきた(ゲッテムハルトやユクリータがそれにあたる)。しかし、「惑星シオン≒全知存在の理解」という目的を安藤によって頓挫させられてしまい、その時の憤怒や絶望などの負の感情によってフォトンが汚染され、ダークファルスへと変異してしまった。
    • しかしダークファルスといっても「高密度のダークフォトンを内包した存在」というアークスによるダークファルスの定義に沿っているだけで、【敗者】の目的は「全知存在惑星シオンの理解と掌握」であり、「疑似全知存在【深遠なる闇】への回帰」ではない。DF【双子】が「ぼくたちの真似」「しょせんは猿真似の敗者」といっているのはこのこと。

  • ルーサーは結局何がしたかった?
    • ルーサーの目的は全知存在《アカシックレコード》を手中に収めること。それによって《全知》に至ること。これまで起きたこと、これから起きるすべてを識ること。
    • EP5までを見れば「宇宙が生まれたときからあったアカシックレコード」という書庫を手に入れるというニュアンスであることは伺える。しかし何をどうすればアカシックレコードを手にしたことになるのか。クライマックスシーンを見るに、捕まえて愛でるのが関の山のようだが…?
      • 《問題なし》:安藤達に見せつけるようにシオンと同化している
    • 宇野氏の作品のボスはほとんどこうなのだが、手に入れた先の目的が何もない。全知になることだけが目的で、単なる知識欲・探求欲で終わっている。研究者とは得てしてそんなものなのかもしれないが、ラスボスとしては疑問が残る。もっと平和的な方法でやって、どうぞ。
      • 《問題なし》:これに関しては明確に回答が得られており「科学者に学の価値を問うな!」とのことで、まさしく「全知だけが目的」であったことがわかっている。らしいといえばらしい。しかしそれが手に入らなかったことで絶望してダークファルスとなった、という点に関しては上記のようにいくばくかの補足が必要であり、ダークファルスは【深遠なる闇】の部品であり、その回帰が至上目的であるという結論を阻害してしまっている。
    • そもそもこの「全知存在」や「全知に至る」といったワードも、宇野氏が強い影響を受けていると言われる「Fateシリーズ」の「根源」の設定と非常に似通っている。
      根源とはFate世界の魔術師と呼ばれる種類の人間が求めて止まないものであり、その合一こそが究極目的とされている。この設定をそのまま持ってきているためにルーサー(≒魔術師)は全知存在(≒根源)を求めるが、いきなり全知存在が!全知が!と大騒ぎしたところでPSO2世界とのギャップが浮き彫りになるだけ。

+ 絶対命令
916 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2014/04/24(木) 17:32:24.77 ID:OQlKXWzy
マリア「絶対命令権は怖いね。同じ絶対命令権を持つ六芒均衡しかそれは打ち消せないんだよ」
レギアス「はい、絶対命令権。安藤殺して」
安藤「ひーマリアさん助けてー」
マリア「ようやく来たか」
安藤「いいからアビスで絶対命令消してー」
マリア「突破するよ」
安藤「ちょwいいからまず絶対命令権消そうぜ!!」
クーナ「みんなー!!」
安藤「ほら~・・・」
ゼノ「どんぴしゃだな」
安藤「うん、どんぴしゃなのはいいんだけど、あんたいつから六坊なの?絶対命令権消してからくるとか、出来ないシステムなんすかね・・・死にかけたし、同士をたくさん殺しちゃったんだけど・・・」
カスラ「三英雄は超強キャラです。クラリスクレイスはやばいです。本気出したら世界壊れます」
うわぁー、クラリスクレイスのクローンがたくさんきたぞー!!
安藤「オワタww」
クラリス「どうすればいいか分からないよ」
安藤「分かるよ分かる。目の前の倒さないと死ぬよね??あんた戦ってくれないと100%負けそうなんだけど!!」
ヒューイ「クラリスは休んでるといい」
安藤「え」
レギアス「お前は先いけ」
安藤「それは助かるからいいけんだど、クローンは世界壊さないの?大丈夫??え、っつーか何?あんた自分殺そうとしたよね。気まずくは・・・ない。ないのね。OK!頑張ってくるねー!」

+ 2chの反応 一部改変
912 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2014/04/24(木) 16:57:53.83 ID:61MtzI0K
力の強さ
 主人公=強キャラ ・ わき役=弱キャラ

普通の展開
 わき役 : ラスボスは、主人公 お前が倒せ。ここは俺が抑えておく・・・早くいけ!
 主人公 : お前ら・・わかった。ここの敵を倒したら、お前らもすぐに来いよ!
 わき役 : わかった・・・約束する

宇野大先生の展開
 安藤(主人公)=弱キャラ ・ わき役=強キャラ(六芒均衡)

 六芒均衡(1) : うぬ・・・俺は知能も後れていた馬鹿だった
 六芒均衡(2) : やっと目をさましたか
 安藤 : ・・・
 六芒均衡(1) : お主(安藤)に任せる
 六芒均衡(2) : ここは私たちに任せろ、お前(安藤)は最奥まで行け
 安藤 : うなずく (最弱の俺たちに、敵のボスを倒させるとかイミフ)
わかりやすく書くと、こんな感じ

914 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2014/04/24(木) 17:25:10.34 ID:/07tT3rA
 >>912
つまり…どういうことだってばよ…?

915 名前: 名無しオンライン [sage] 投稿日: 2014/04/24(木) 17:30:46.97 ID:JTaFsl9n
 >>914
足止めにアークス最高戦力x6を使うという無駄遣いの極み。
本命のボスにはその場で一番弱い安藤が抜擢されるんだってばよ。

  • 《補足》:EP2のクライマックスシーンの話。この指摘は明確に誤り。
    これはシオンの縁者である安藤とマトイ以外は「シオンの本体」であるマザーシップのコアルームには入れないからで、六芒均衡が向かったところでルーサーと対峙できない。

第6章(10年前の話)

  • マトイが助かった理由が不明
    • 【若人】の策略にはまり、窮地に陥ったマトイだったが、突如現れた安藤のおかげで辛うじて撃退に成功する。
      ところがその安藤は、実は安藤になりすました【仮面】であり、安堵したのもつかの間、マトイは剣で胸を串刺しにされてしまう。
    • 致命傷を負ったマトイは、それまで食らってきた闇を抑えきれなくなり、自身も【深遠なる闇】へと変貌を始めてしまう。
      それを止めるため、クラリッサの力で自分自身を消し去ろうとするが、安藤の帰還に巻き込まれて10年後の世界へと飛ばされた結果、なぜか消えず、深遠なる闇にもならず、記憶だけ失う。
    • 記憶が消えたのはフィリアの言うように精神的ショックか、もしくはシオンの仕業だろうが、クラリッサが傷を回復させた(もしくは闇コスに変身したときに傷も治された?)とはいえ、一度始まった闇化が中断されるという都合のいい出来事がどのようにして起こったのかは全く説明されていない。
      もしもクラリッサにそんな芸当ができるならばマトイが自分を消し去ろうとした時点でそれをしない理由がないため、少なくともクラリッサの力ではないのだろう。
      • 闇化が収まったのは時間遡行に巻き込まれた副作用(?)で、体内の闇の一部を10年前のあの場所か時空の狭間かに漏出したことによる全くの偶然だとすれば、ひとまずマトイやクラリッサの行動に矛盾はなくなるが、封印されてなお森林を凍土に変えるほどの力を持つダークファルスすら凌駕する存在である【深遠なる闇】が、その程度のことで引きちぎれて復活中断されるというのも少々都合の良い話である。
      • EP3設定資料集によれば、「クラリッサによってDFパワーを封じられた」ことが判明。結局シオンが止めたってことかもしれないが、だったら自害の必要性はまったくない。
        クラリッサの機能自体全くのブラックボックス、デウス・エクス・マキナのボタンなので考察のしようがないのだが、シオンはクラリッサによってDFパワーを封じ、そこに止めを刺して「ヒトとして【深淵の闇】を持ったまま死ぬ」という手段で【深遠なる闇】を完全消滅させようとしたような描写があるので「DFパワーを封じられたまま10年後の世界に飛ばされてしまったので依然として【深遠なる闇】の力はマトイのなかにある」わけで、それを巡ってEP3へと続くので、非常に危険な状態だが目下のところは小康状態にある、と解釈できる。後付の辻褄合わせだが整合性はある。

  • マトイが死亡すれば深遠なる闇にならないという理由が不明
    • 重傷を負ったくらいで押さえていた闇があふれ出すなら、死んだりすればまったく抑えがなくなりかえって危険なはずなのに、シャオですら否定的どころかむしろ(安全面では)肯定的に捉えている。
    • 宿主の死と同時に闇が消滅するなら、そもそもダーカーを倒した時点で消滅しているはずである。
    • 一応マトイだけは自分自身を「消去する」としか言っていないため、彼女の発言だけは自殺ではなく文字通り消えることと解釈することも可能ではある。しかし【仮面】やシャオの考えについては依然残る。
      • 本章で【仮面】はマトイが自分を消すのを待つでもなく積極的にトドメを刺そうとしてしまっているので、「仮面やシャオはマトイが瀕死になって自分を消すのを狙ってる」と解釈するのも困難である
    • 命を捨ててみんなを助けるシーンを描きたいがために統合性を無視した可能性がある。
    • 《反論》死亡が条件かどうか不明
      PSO2では人の死をボカしているため「犠牲になる」=「死」であると断定できない。そのためマトイをダークファルスさえも「喰った」状態で永久冷凍睡眠にするなどの非人道的手段の「犠牲」による解決の可能性も充分ありうる。あるいはダーカーによる完全な侵食が完了するまでであればヒトとして「消す」ことも可能なのかもしれない。仮にそうであれば【仮面】がいずれマトイに訪れるであろう「死よりも悲惨な犠牲」から救うためにここで命を奪おうとした、とすることの理由にもなる。

  • 「ダーカーを喰らう」という二代目クラリスクレイス(以後 マトイ)の能力が事前にはっきり説明されていない
    • せめて劇中で一度くらいその能力を見せてくれてもいいのではないだろうか。
      • イベントでは【若人】の力を「この場に封じて」いるが、おそらくこちらは【巨躯】封印と同じクラリッサの能力だろう。弱らせたうえで「あとは、あなたを喰らうだけ」だったが逃げられてしまったため結局使わずじまい。
      • ついでにこの能力は「ダークファルスを取り込む」「限界を迎えるとDFになる」「種族に関係ない個人の特異体質」などPSPo2iのナギサと共通点が多い。というかほぼ同一。この計画が頓挫するところも同じ。理由も同じ。
    • 辛うじて説明といえるのは、「殲滅の約束」で【巨躯】封印について言った「わたしならダークファルスそのものを喰らって消し潰してみせたのに」の一言だけ。
    • 龍族が安藤のフォトンによって完全に浄化されているように、ダーカーはフォトンで浄化することができる。何故マトイは体内にダーカーのフォトン(?)を保持し続けねばならなかったのか?
      • EP3第6章で唐突に「フォトンによる浄化にも限度がある」というそれまで聞いたこともない設定が発表された。安藤とマトイはその限度を超えてダーカー因子を処理しているために残滓が蓄積しつつあるのだという。(余談だが同章でマトイと同じ能力が安藤にもあることが示唆される)
    • 根本的な問題として、この能力でダーカー因子を喰らっても、それを浄化するフォトンの力が追いつかなければ遅かれ早かれマトイは限界を突破し深遠なる闇と化してしまう。目前の敵がどんなに強敵であろうと深遠なる闇の復活という最悪の事態は断じて避けなければならず、そのためには喰らう量をフォトンの浄化作用を超えない程度に制限しなければならない。それは普通にフォトンを使って攻撃してダーカーを倒すのと結果的に同じである。つまり、ダーカーを喰らうこの能力には実質的にはほとんど意味がない。だが、この意味のなさが後々に意味を持つので、この点は問題ではない。
      問題になるのは具体的にダーカー喰いの能力を見せてくれないという一点に尽きる。

  • シオンの無能
    • 重傷を負うなどして体内のダーカーを抑えきれなくなれば自身が深遠なる闇になってしまうという、不安定極まりないマトイ一人を使って「皆を救う」などという計画はあまりにも浅はかである。本人は「愚かだった」と言うがそれどころではない
    • シオンは「彼女の力によって、ダーカーを消し安寧の世を手に入れるはずだった」と発言していることから、そもそも自分で作ったはずのマトイの能力を把握しきれていなかった可能性があり、無能さに拍車がかかる
      • 人間の感情によって発生したイレギュラー(シオンがそれを理解できていない可能性がある為)ならともかく、この事件は「キャパシティオーバー」という必然ともいえる出来事のはず。過去と未来の事象を演算できる存在が聞いて呆れる
    • しかもシオンはよほど認めたくなかったのかその事件の顛末の記憶を、自身の記憶含めて抹消している。反省するどころか「無かった事」にしてしまった
      • ついでに「【若人】本体を封印できず、市民が取り込まれ逃走を許した」という重大な(都合の悪い)記憶まで消している。
        結果アークスはダークファルスの一体を野放しにしているという非常事態に気づけなかった
    • 《反論》ダーカーを消す手段が不明のまま
      EP3でシャオが体内に蓄積されるダーカー因子の危険性を指摘しており、そもそもフォトナー絶滅の原因である【深遠なる闇】の特性をシオン知らないはずがない。また、寄生して増えていくというダーカーの性質上「一人が順番に倒していくことで駆逐できる」はずがないことは小学生でもわかる。40年前の【巨躯】との闘いではアークスの組織がガタガタになるほどの被害を受けて、なお封印が精一杯であったことからも明らか。マトイがどれほど強かろうと倒す速度が増える速度を超えない限りは不可能であり、加えて彼女の浄化速度が喰らう速度を上回らなければならない。これはマトイを設計した時点で予測されていなければならない。また神出鬼没であるダーカーを1匹でも逃せばその時点で計画は完了しない。こんなずさんな方法で安寧の世が訪れると思うほうがおかしい。
      つまりシオンは最初から別の方法での解決を狙っていた。マトイにダークファルスを「喰わせて」そのうえで【深遠なる闇】になる前に「人間として」葬りさるような計画であったはず。倒すことができないのであれば永久冷凍などで宇宙のどこかに破棄するなど、誰かを犠牲にする「非人道的」な計画であったのではないか。しかしマトイは安藤とのふれあいで個人としての感情を芽生えさせてしまい、「心」を得てしまった。憶測だが、ダークファルスは人間の強い感情や欲望にとりつく性質があるため、マトイの生まれた心にとりついたダークファルスに肉体を侵食されてしまったのではないだろうか。いずれにせよ、シオンの「愚かだった」というのは計画のことではなく「誰か一人に押し付けて幕を引く」という人の心を理解しないようなやり方を思いついた自身に向けられたことではないだろうか。であればEP3のラストシーンで(【仮面】が犠牲にはなっているが)「マトイと安藤のどちらにも押し付けない」という解決策に協力したことも頷ける。少なくともあの時間軸においては誰も犠牲にならなかったのだから。
    • 《補足》人の内側に閉じ込めている間なら倒せる
      EP3先取りになってしまうが、【仮面】と共闘してループしてしまうルートでは【深淵なる闇】化したマトイを倒すことができた。これによって上記の憶測の裏付けとすることはできるが、そもそも【深淵なる闇】はダーカーフォトンをため込み続けることでいずれ生まれるという時限爆弾である。しかしダーカーを生み出すダークファルスは全員【深淵なる闇】と共に消滅したため、いずれは緩やかにダーカー自体が消滅していくのではないかとは推察できる。
  • こうした「全知」とは程遠い大失敗をやらかしておいて「やっぱ今のなしね^^;」とこの一件の記録・記憶を改ざん。こんな「全知」を得たところで何ができるのか。ルーサーの小物ぶりが際立っただけ。
    • 記憶を改ざんしたところで別にマトイの存在やダーカーの大襲撃で命を落とした人達が生き返るわけではない。「なかったこと」にされただけ。何の解決にもなっていない。自らの無能・不手際に蓋をして頬かむりして知らんぷりしただけである。
      かつて宇野氏も自他問わず流用・盗用といった自らの過ちに対し真摯に向き合うということをしてこなかったが、自身をシオンと同じ全知存在として考えているためにここでシオンも自身と同じ「トラブルの対処」をさせたと見るのは邪推だろうか。
    • そのうえ不完全な記憶の消し方をしているため、一部の人間にはしっかりと記憶が残ってしまっている。スポーツでは「記録ではなく記憶」も重視されるがここでは関係あるまい。
      アフィン、ゼノ、メルフォンシーナ(メルランディア)の3名は明確に記憶が残っており、彼らはこの出来事で受けたインパクトが大きすぎたために記憶が残っているようだが(アフィン、メルランディアは二人とも姉を失っている)、多数の犠牲者が出ている以上、ほかにも家族を失ったことで「覚えている」人がいてもいいはず。これは宇野リッシュの「イレギュラーだらけ」に当たるが、一方で(すでに破綻しているとはいえ)これ以上記憶が残っている人物がいる場合はそれ自体が破綻してしまうのでこれ以上記憶を持った人を登場させることもできない。
    • その後は順調に「なかったこと」になり、EP5では普通に10年前の話をしている。結局何だったのこの記憶操作……。
      どうにか整合性をつけると、シオンが消滅したことによって改ざんされた記憶が徐々に戻ってきたのではないかと考えられるが、これは宇野氏の代表作「アトラ・シンドローム」の記憶操作によって改ざんされた記憶の取り戻し方と同じ。
  • ゼノとの別れ
    • 最後のイベントで、安藤がどこか遠くへ行く(元の時代に戻る)ことを察しているが、そもそも安藤は自由に行き来できるし、この時点では10年前の調査も完了してはいないため、二度と戻って来ないという根拠はどこにもないし、ゼノと会わないとも限らないはず。
      したがってゼノがそれを察することも、安藤が「図星って顔」をすることも辻褄が合わない。
      • このイベントが仮に、ストーリークエストでのマトイの一件に介入して帰還した後に再び時間遡行してゼノに会いに行ったものだとすると、辻褄を合わせるためにわざわざ安藤が別れを告げに行ったことになってしまう。
      • ゼノがなぜか別れを察知したとき、10年後のゼノの発言を考慮した安藤が話を合わせたのだとしても、やはり安藤が辻褄合わせをしたことになってしまう。
    • 好意的に解釈するのなら、この時間素行はイレギュラーなものであった。そのことを考えると一時的に時間軸がつながった「奇跡の邂逅」であり、自由に行き来できるとはいささか考えづらい。でなければ10年前でも40年前の巨躯戦争でも簡単に介入ができてしまう(といっても、それでは根本的な原因である【深遠なる闇】の問題を解決できないので、結局のところしかるべき時を待つほかないわけだが)。

  • 結局師匠ではない
    • 極秘任務中という体で名前を明かさなかったため、「強いアークスさん」を便宜的に「師匠」と呼ぶことにしたゼノ。あくまで通称であり、安藤は結局のところゼノの師匠ではないのだが、10年後の現在では正真正銘の師匠であるかのように言っている。これはボイス的な仕様も鑑みると無理からぬところではあるので、一概には言えないかもしれない(3代目クラリスクレイスの「貴様」と同じ)。
    • 10年前のゼノと出会ってから別れるまでは僅か1ヶ月弱しかなく、その間に戦いぶりを見て感心しただけ、二言三言助言されただけでは、どう解釈しても師匠と言える程の存在にはなりえない。
      この時点ですでに安藤以上か少なくともそれに匹敵する実力を持っており、公式ノベライズ(後述)で指導者である事が判明しているレギアスの方がよっぽど師匠らしい存在である。
      とはいえ、いわゆる「押しかけ弟子」として勝手に師匠呼びするというのは創作においてはさして珍しいことではなく、一本気な性格を表しているとも解釈できる。実際に手鳥足取り教えなくても背を見て学ぶということもあるだろう。この点を考えるとゼノの師匠認定はおかしい・問題であるとはいえない。
      • そもそも訓練生であるゼノが戦術を我流で身に付けているはずはなく、教官をはじめ型の師匠と言える人物が他に存在するはずである。
    • 10年前の記憶はシオンによって消されたので、記憶が曖昧になって師匠と勘違いしたと考えれば辻褄は合うが、そもそもシオンによる10年前の記憶消去が非常に中途半端であり、「消された記憶」と「残っている記憶」がシナリオの展開に合わせて都合よく混在しているため、ご都合主義の感が否めない。
    • 《問題なし》ちゃんと補足されている
      このあたりはスピンオフによっていくらか補足が成されており、「ハンター技術の師匠はマリア」だがどちらかというと畏怖に近く、師匠と呼ぶよりは「姐さん」と呼んでいることや、レギアスに対しては実は敬意を持っていることや、何かとうるさく口出ししてくることが正しいとは理解しつつも「俺は俺のやり方でやる」というかたちでしか自分を見せられない不器用・未熟なことが理由で「レギアスのじじい」と反発し、悪態を付いてしまっていることが明らかになっている。この点はレギアスもゼノの身を真剣に案じていることや我の強いゼノを諭してもうまくいかないことを悩んでいることがわかっており、師弟関係というよりは親子関係に近いかもしれない。
      そういった事情から本当の意味で「憧れる人」「黙って歩いて行く背中を見て学ぶ」という人生の先輩には出会えていない彼が、一歩退いたところから注意深く自分を見ている安藤に「今までの自分の知らない大人」を見出し、この人ならと「師匠」と呼ぶようになったであろうことは伺える。もう少し尺を取って描写を厚くしていればもっと自然になっていたかもしれない。

  • レギアス
    • レギアスはアークスのトップであるにも関わらず、勝手に実地訓練に向かった問題児ゼノを連れ戻すという雑用に出ている。
    • レギアスがゼノの父親であれば、親としての責任感でこの役目を受けたとも言えるだろうが、トップにしては随分暇である。また、この前後では駆逐したはずのダーカーの大襲撃の真っ最中である。とてもではないが子供一人を助けに最強の剣士が駆り出されるのは不自然。
    • しかも「見つけたぞ、問題児!」というセリフがあるが、オペレーターやハンスのようにモニターで探すことはできなかったのだろうか?
      といってもオペレーターの指示など聞くはずもないし、動かない卵(のようなもの)でさえロクな精度が出せないポンコツアークスの検知能力ではワンパクなゼノを見つけ出すのは不可能かもしれない。
    • 公式ノベライズにおいてレギアスは訓練生時代のゼノを見かけてその才能に一目置き、常に気にかけて指導をしているという「うるさいじじい」「素質はあるが生意気な子供」のような関係を築いているという描写がされていた。ゼノがハンターとして戦うことを決意した際もかなり厳しく反対するもゼノの決心ととある行動により黙認することにした。それでも上記のツッコミはそのまま通じるのだが。
      • 逆に言うと、非適正のクラス運用はそれほどのことである。エコーが「ちょっとやってみっか」というレベルで許されることではないはず。
        斜に構えた解釈をするなら、エコーは大したこと無いので気にしなかった、とすれば自然になるが、流石にこれはレギアスらしくない。
        無理のない解釈をするなら「ゼノのときは強く反対したがそれなりに一人前になった。もう自分の感性が古いかもしれない。若い者の好きにさせよう」という考えに至ったのでエコーのときは何も言わなかったのかもしれない。
        ……とはいえゼノはあの時点では行方不明になっており「あのとき自分が黙認したせいで」とレギアスが考えないはずがない。であればやっぱりエコーのハンター運用には苦言があっても良かったのではないだろうか。

  • ゼノ
    • 言ってること、やってることが10年前と現在でほとんど変わっていない。当時から全く成長していないことを明らかにしてしまった。
    • 「守れなかった人たちを守れるようになるために」ハンターになったゼノの決断は、結果的に彼の精神的な意味での成長をもたらさなかったことから、この決断は間違いであったことが明確になった。その間違いによって【巨躯】との対決を経て命からがら逃げてくることになり(安藤の歴史改変がなければ命を落としていた)、本当の意味で成長するために必要なものに気付く、と好意的な解釈をするのであれば筋は通る。
      この意固地な過てる過去があったればこそレンジャーの原点に立ち戻ったゼノの決意や、六芒均衡の四にふさわしいだけの実力を開花させたことが引き立つ。……と言いたいところだが、ゼノはこの後クローズアップされることはなく、ただの帳尻合わせ「もどき」で終わってしまっている。

  • 力を封じられた若人がなぜ復活できたのか
    • 若人の力の大半はマトイによって砂漠に封じられた。しかし何故か章の後半には元に戻っている。
      見た目だけの話ではなく、魅了の力を使ったりシップを襲撃したりと元気一杯であり、何らかの方法で力を取り戻したとしか考えられない。
      • もしも封印された力を取り戻したのだとすると、リリーパに採掘場跡などという施設が存在することの説明がつかない(採掘場跡は封印された若人の力を霧状に放出して徐々に無害化するための施設だということが明言されている)。
      • ルーサーに何らかの処置を施され、封印された力とは別に新たな力を得た?
      • 実はクラリッサに力を封じられても配下のダーカーを吸収するなどしてすぐに力を取り戻せる?
        それにしてはマトイは、力の大半を封じたことをもって「今度会ったときに殺せばいい」と、逃げられても楽観視しているようだが・・・
    • やや強引だが、ダーカーは眷属同士でも喰いあう習性がある。そのため他のDFの眷属から奪ったダーカーフォトンを本体である【若人】へと還元していると考えれば説明はつく。
      であれば惑星リリーパの採掘場で今でも施設が稼働していることとも合致する。


外伝

  • 10年前の事件をシーナが覚えている
    • 10年前にDF若人との戦闘があった以外の事は誰も覚えていない、というアフィンの主張と矛盾する
  • シーナが普通にアークスシップに帰還している
    • EP1の項目でも書かれているがシーナはダークファルス封印解除の実行犯であり、処刑されてもおかしくない程の重罪人になっている筈だ。
    • 本来ならロジオのように逃亡生活をしていなければならないのにも関わらず、普通にアークスシップに帰還してしまっている。







コメント

  • ルーサーの元に安藤を向かわせた所だけど、あの鍵がないと入れない扉がある以上そこへ向かう安藤がそれを何とかする手段を持っているから急がせよう、とレギアスや他の六紡が判断するのってそんなおかしいかな。ルーサーからの命令でアビスで安藤を狙わせた以上、ルーサーの邪魔を安藤がしようとしていることには感づいているだろうし - 名無しさん 2014-10-09 01:55:44
    • 「理由付けができない」のではなく、「その理由が一切描写されない」ことが問題なのです。単にそこまで頭が回ってないならただの描写不足ですし、「プレイヤーに推察させる」為にあえて情報を制限してるならライターが無能です。そこは伏せるべき情報ではないでしょう? - 名無しさん 2014-10-10 19:56:03
  • ようやく6章終わってたけど【仮面】の正体がアレだと同じ人物が同時に存在しちゃうという自己矛盾しちゃうから最終的にたがいに消滅するしかないよね?つまりバッドエンド直行なんですがウノリッシュはその辺考えてないのか? - 名無しさん 2014-10-14 22:10:17
    • ムービーに入り仮面が死に際に合体!深遠の闇に対してダメージ与えれるようになった!勝てるぞ!うおおお!  なのかもしれない - 名無しさん 2015-01-13 02:39:27
    • 作中でクローンも複製もある世界だからその件に関しては現段階ではまだ何とも言えないのでは。 - 名無しさん 2015-01-13 03:55:48
  • マトイ「こんなに傷つけられて……それなのに、わたしが守ろうとしているみんなって……何なんだろう?」 - 名無しさん 2015-02-01 21:14:07
    • ↑たかが法撃一発あてられたぐらいで「こんなに」とかwむしろそれ安藤のセリフだろと思いました - 名無しさん 2015-02-01 21:15:22
    • 「みんなを守る」→「みんなって何?」→「私はみんなを守る存在」→「みんななんてよくわからないもの守れなくてなくていいから」の流れには思わず「どっちなんだよ」と口に出してツッコミいれてしまった。 - 名無しさん 2015-02-03 23:31:56
  • ゲッテムとシーナの立ち位置だが、脅迫2っていうエロゲーの最終シナリオに似てるんだよな。彼氏持ちの姉事故死→妹が「私が姉」→彼氏豹変、しかも最後に彼氏が元の性格っぽい部分を見せるとこまで一緒。 - 名無しさん 2015-11-21 06:10:24
    • ぶっちゃけよくある展開だからどこのパクリとかそれ以前の話かと - 名無しさん 2015-12-06 17:11:24
  • ああゴメン微妙に違う人の恐れ。でもサイトのルール勝手に書き換える時点でアウトだけども。とりあえず補足はしておいた。ただし、自分がそのシーン思い浮かばなかったからといって、調べもせず破綻明らかなシーンの記述削除するとかやってはいけない。 - 名無しさん 2016-01-14 20:43:26
  • シオンってフレースヴェルグがヒカセンに全部丸投げしたようなもんか。 - 名無しさん 2018-03-17 20:47:13
    • 何の話してるのかさっぱりわからん。宇野のシナリオもさっぱりわからんが。 - 名無しさん (2018-05-23 09:30:15)
  • 今更だけどダブルの「猿真似の歯医者」ってルーサーがクローン作ってた事だろ。 - 名無しさん (2018-10-03 09:44:19)
  • 若人の復活だけど、ルーサーのどうせコイツ負けるだろみたいな態度と、マトイのお前如き市販の武器で余裕って態度(実際魅了が無ければマトイが圧倒していただろう)から、普通に弱体化してる状態でシップに攻めてきてたんじゃないか?アホと言われるとそうだけど、実際一般アークスを圧倒するだけの力は残ってたし、若人あんまり頭よくなさそうだし - 名無しさん (2019-07-14 20:07:33)
  • >>しかし何をどうすればアカシックレコードを手にしたことになるのか シオン=アカシックレコードと同化する事で全知を得るってのは見てて普通に解る事だったと思うけど - 名無しさん (2019-07-15 10:27:01)
    • 誰だってそうおもうよね?俺もそうおもう。ところがルーサーは同化してないんだよ。なんで?同化することではないのか?という話なんだけど、それについてはなにかある? - 名無しさん (2019-07-15 15:17:13)
      • え?ちがったの?シオンと同化する→実は管制を取り戻すためにシオンも同化されるのを待ってて、逆にルーサーを乗っ取った→今だピッコロ俺ごと撃てって展開じゃなかったのあれ? - 名無しさん (2019-07-15 18:32:30)
        • 同化云々の描写ではなかった(ルーサーがさっさと取り込まず全裸にして愛でてたのは謎。同化に時間がかかってた?そのあたりの記述なし)。もし同化が目的で時間がかかっていたのなら「どれくらいかは同化している」はずで、ルーサーはアカシックレコードのアクセス権を多少でも得ているはず(全部同化するまでダメでもそのへんの記述なし)。また、シオンの目的は「ルーサーによって自身を無防備な状態にされること」と「無防備な状態になった自分を安藤に倒してもらってルーサーに掌握されないこと」「倒された後にシャオに管制を譲渡する」が目的だから、いまだセーラームーン!でない。 - 名無しさん (2019-07-16 15:42:02)
          • 「さぁシオン!惑星シオンよ!僕と一つに!」ルーサーが手を伸ばすと、シオンが光になってルーサーの体に流れ込む「素晴らしい!頭の中に知識の奔流が!」「流れ込んでくるこの思考、シオンのもの?シオン、まさか君は!」シオン消滅「あぁ!全知が!宇宙の理が!僕の中から滑り落ちていく!」どう見ても同化して知識を得ています。すぐに同化しなかったのは、イベント冒頭のまじでイってる挙動から考えて、本当に愛でていただけかと。安藤とマトイが入ってこれるの予想外だったみたいだし、管制掌握した時点で邪魔者は絶対来ないと思ってたんだろう - 名無しさん (2019-07-16 16:24:17)
            • 確かに同化してるね。そこんとこ編集して置いてもらえるといいと思う。しかし本当にめでてただけだったのか・・・それなら納得できる。とはいえルーサーの目的はシオンの容姿ではなく知識、存在そのものだからどうなんだろうなあ。確かにイチゴショートケーキのイチゴを取っておく焦らしタイムは理解できなくもない。でも結局ボスが余裕見せて足元救われるのはずっと変わらんのね - 名無しさん (2019-07-16 19:42:28)
  • 六芒が安藤を先行させる件だけど、レギアスはルーサーが強くて勝てないから従っていた訳では無く、DFである事も多分知らなかっただろうから、奥に最強の敵が待っているなんて発想自体無かったんじゃない?プレイヤーはメタ視点から、ルーサーがラスボスで強いって察してただろうけど、レギアスからすれば人を動かして自分で戦おうとしない科学者という認識だろうし - 名無しさん (2020-03-08 01:55:45)
    • ルーサーがフォトナーであることをレギアス達は知ってるから「安藤でも勝てるでしょ」って投げっぱなしにはしないんじゃないかなあ。六芒均衡(イーブンナンバー)自体が対ルーサーのためだけにあるものなんだし、レギアス、マリアからすればアルマの仇なわけで、自分たちが行かない理由がないんだよねぇ。これは本文中にもあるけど、結局はシオンのコアルームに入れないから安藤が行くしかなかった。マリアはサラ&シャオからシオンのことは聞いているだろうから「ルーサーがシオンのコアルームを掌握したら手が出せない」と知っていてもおかしくはないんだけど、「コアルームに入れるのはお前たちだけなんだ」という、レギアス達が安藤に任せるしか無いことを理解している描写がなく、宇野電波でみんなに知らせているような展開になっちゃってるのが不自然に見えるだけなんだと思う。 - 名無しさん (2020-03-10 02:44:17)
最終更新:2023年08月08日 13:51
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