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SDK-NUC120
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マイコン評価ボードSDK-NUC120
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05028/
秋月で1450円で買ってきました。(2012/08/31)
ARMはまだ触ったことがないので、付属のDVDに入ってるチュートリアルを見ながら、気づいた事をまとめていく予定。
秋月で1450円で買ってきました。(2012/08/31)
ARMはまだ触ったことがないので、付属のDVDに入ってるチュートリアルを見ながら、気づいた事をまとめていく予定。
2012.09.11 | ピンアサイン、クロック系統について追記 |
2012.08.13 | 新規作成 |
ピンアサイン
NUC120 Datasheet EN V2.01.pdfのP16にあるピンの割り当てをまとめてみました。とりあえずPA/PB/PCを基準に表にしました。
ピン番号基準のピンアサインの表はNuTiny-SDK-NUC120 User Manual EN V1.0.pdfのP5にあるのでそちらを参照してください。
ピン番号基準のピンアサインの表はNuTiny-SDK-NUC120 User Manual EN V1.0.pdfのP5にあるのでそちらを参照してください。
PA | PinNo. | その他 割り当て |
PB | PinNo. | その他 割り当て |
PC | PinNo. | その他 割り当て |
||||
PA0 | 32 | ADC0 | PB0 | 17 | RXD0 | PC0 | 24 | SPISS00 | I2SLRCLK | |||
PA1 | 33 | ADC1 | PB1 | 18 | TXD0 | PC1 | 23 | SPICLK0 | I2SBCLK | |||
PA2 | 34 | ADC2 | PB2 | 19 | RTS0 | PC2 | 22 | MISO00 | I2SDI | |||
PA3 | 35 | ADC3 | PB3 | 20 | CTS0 | PC3 | 21 | MOSI00 | I2SDO | |||
PA4 | 36 | ADC4 | PB4 | 8 | RTXD1 | PC4 | - | - | ||||
PA5 | 37 | ADC5 | PB5 | 9 | TXD1 | PC5 | - | - | ||||
PA6 | 38 | ADC6 | PB6 | - | - | PC6 | 42 | CPP0 | ||||
PA7 | 39 | ADC7 | PB7 | - | - | PC7 | 41 | CPN0 | ||||
PA8 | 7 | I2C0SDA | PB8 | 48 | STADC | PC8 | - | - | ||||
PA9 | 6 | I2C0SCL | PB9 | - | - | PC9 | - | - | ||||
PA10 | 5 | I2C1SDA | PB10 | - | - | PC10 | - | - | ||||
PA11 | 4 | I2C1SCL | PB11 | - | - | PC11 | - | - | ||||
PA12 | 28 | PWM0 | PB12 | 1 | CLKO | CPO0 | PC12 | - | - | |||
PA13 | 27 | PWM1 | PB13 | - | - | PC13 | - | - | ||||
PA14 | 26 | PWM2 | PB14 | - | - | PC14 | - | - | ||||
PA15 | 25 | PWM3 | PB15 | 43 | INT1 | PC15 | - | - |
---|
クロック系統
このボードでは発振器は以下の4種類が用意されているようです。
- 外部水晶発振器
- 12MHz
- 32.768kHz
- 内部発振器
- 22.1184MHz
- 10kHz
さらにPLLで生成したクロックが1系統あるので、合計5系統のクロックを使用できるようです。
上記4種類のクロックにはそれぞれクロックイネーブルレジスタが用意されていて、enable/disableを切り替える事ができるようです(1でenable)。
レジスタ名はNUC1xx.hに定義されています。
上記4種類のクロックにはそれぞれクロックイネーブルレジスタが用意されていて、enable/disableを切り替える事ができるようです(1でenable)。
レジスタ名はNUC1xx.hに定義されています。
クロック | クロックイネーブルレジスタ |
12MHz | PWRCON.XTL12M_EN |
32.768kHz | PWRCON.XTL32K_EN |
22.1184MHz | PWRCON.OSC22M_EN |
10kHz | PWRCON.OSC10K_EN |
- プログラム記述例
//10kHzのオシレータを有効化 SYSCLK->PWRCON.OSC10K_EN = ENABLE;
※ENABLE/DISABLEはNUC1xx.h内で以下のように定義されています
#define ENABLE 1 #define DISABLE 0
クロックセレクト
クロックについてはNUC120 Datasheet EN V2.01.pdfのP41以降に書いてあります。
ひとまずCPUクロックのセレクタだけ書いておきます。
ひとまずCPUクロックのセレクタだけ書いておきます。
HCLK_S(CLKSEL0[2:0]) | CPUCLK/HCLK/PCLK |
000 | 12MHz |
001 | 32.768kHz |
010 | PLLFOUT |
011 | 10kHz |
111 | 22.1184MHz |
上記HCLK_S(CLKSEL0[2:0])で選択したクロックをHCLK_N(CLKDIV[3:0]により分周することができるようです。
分周クロックの周波数は
分周後周波数=分周前周波数/(HCLK_N+1)
となります。HCLK_Nが0であればそのまま、1であれば半分の周波数になります。
分周クロックの周波数は
分周後周波数=分周前周波数/(HCLK_N+1)
となります。HCLK_Nが0であればそのまま、1であれば半分の周波数になります。
- プログラム記述例
//CPUクロックに10kHzの内部発振器を使用 SYSCLK->PWRCON.OSC10K_EN = ENABLE; SYSCLK->CLKSEL0.HCLK_S = 3;
注意
- CPUクロックを変更する時は、必ず使用したいクロックを有効にしてからクロックを変更しましょう。
PLLのクロックソースはPLLCON[19]により2系統からセレクトできます。
PLLCON[19] | PLL Source |
0 | 12MHz |
1 | 22.1184MHz |
PLLの設定については後ほど。
余談
先月末に買って、ようやく触り始めたんですが、以下のファイルを参照すれば大体の事はわかりそうです。
- NUC120 Datasheet EN V2.01.pdf
- NuMicro NUC100 Series Driver Reference Guide.pdf
- NUC120の各ヘッダファイル・ソースファイル(NUC1xx.hなど)
今はどんなものがあるのか眺めてるところなので、まだ実機はあまり動かしてません。
また何かやったら追記します。
また何かやったら追記します。
添付ファイル