ムーチョのメモ帳
Jenkinsのインストールと初期設定
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インストール
- ご本家様(http://jenkins-ci.org/)より、Windowsインストーラーを持ってくる。
- zipを解凍してsetup.exeを叩いて、ウィザードの案内通りに進めるだけ。
インストール先は、UACが絡んだりしてうっとーしいので、デフォルトのProgra Files以外を推奨。
これで完了。すでにWindowsサービスとして稼働してる。
http://localhost:8080/
でアクセスできる。
日本版OSなら、すでに日本語モードになっている。
日本版OSなら、すでに日本語モードになっている。
初期設定(Jenkins外部)
UnitUtilの準備
http://unxutils.sourceforge.net/
より、UnixUtil.zipを落としてきて、適当な場所に解凍。
このbinへのパスを通す(環境変数PATHに追加)
今すぐは必要で無いが、後々必要になることがある。
そもそも公式情報でインストールすることが推奨されているのでやっとくべし。
より、UnixUtil.zipを落としてきて、適当な場所に解凍。
このbinへのパスを通す(環境変数PATHに追加)
今すぐは必要で無いが、後々必要になることがある。
そもそも公式情報でインストールすることが推奨されているのでやっとくべし。
サービスの設定変更
管理>構成>サービスより「Jenkins」というサービスの設定を開く。
「ログオン」タブを開いて、「ローカルシステムアカウント」に設定されているのを「アカウント」に変更。
通常、普段ログインしている管理者アカウント(たいていインストールした時のアカウント)を設定。
適用ボタンを押して、全般タブに戻って、停止⇒開始と起動し直させる。
「ログオン」タブを開いて、「ローカルシステムアカウント」に設定されているのを「アカウント」に変更。
通常、普段ログインしている管理者アカウント(たいていインストールした時のアカウント)を設定。
適用ボタンを押して、全般タブに戻って、停止⇒開始と起動し直させる。
※なぜこんなことをするのか。
ローカルシステムアカウントとアカウントととで、Jenkinsから見える環境変数が異なるため。
ローカルシステムアカウントの時の環境変数が、一部特殊なパラメータになっていたりして、後々ジョブを動かすときに想定外の挙動をすることがある。
ちなみに、ローカルシステムアカウントの「対話を許可」オプションは、MSによれば強く非推奨としているので、使用しない方向。
ローカルシステムアカウントとアカウントととで、Jenkinsから見える環境変数が異なるため。
ローカルシステムアカウントの時の環境変数が、一部特殊なパラメータになっていたりして、後々ジョブを動かすときに想定外の挙動をすることがある。
ちなみに、ローカルシステムアカウントの「対話を許可」オプションは、MSによれば強く非推奨としているので、使用しない方向。
Jenkins起動時パラメータの設定
- ポート番号
Jenkinsをインストールした場所(ここをJENKINS_HOMEと呼ぶ)に、「jenkins.xml」というファイルがあるので、エディタで開く。
<arguments>タグに注目。これが、Jenkinsサービス起動時に渡される起動時引数。
httpPortという引数でHTTPにおけるポートを行っている。8080が気に入らないなら適当なものに変更。
<arguments>タグに注目。これが、Jenkinsサービス起動時に渡される起動時引数。
httpPortという引数でHTTPにおけるポートを行っている。8080が気に入らないなら適当なものに変更。
- プリフィックスの追加
ポート番号指定だけでは味気ないし、後にリバースプロキシ(URL書き換え)設定をしやすくするためにも、アドレスにプリフィックスを足しておく。
同じく<arguments>に
同じく<arguments>に
--prefix=/[Prefix]
のように追加。
これで
これで
http://localhost:[PortNo]/[Prefix]
というアクセスになる。
例:
--httpPort=8888 --prefix=/jenkins
という追加で、
http://localhost:8888/jenkins/
となる。
- 他のパラメータの詳細についてはこちら。
- 一通り設定したら、サービスを再起動させる。
hostsファイルの変更
サーバー外部からJenkinsを参照する場合、通常
http://[ServerName]:[PortNo]/[Prefix]
のようになるが、サーバー機自身からは、このアクセスはできなくて、localhost指定しなければならない。
これはいろいろと面倒ごとを引き起こす要因にもなる。特にスレーブを立てる場合。
これはいろいろと面倒ごとを引き起こす要因にもなる。特にスレーブを立てる場合。
というわけで、サーバー本人もhttp://[ServerName]で通るようにする。
ルーター設定の手段もあるけど、めんどくさいので、ここではサーバー機のhostsファイルで設定してしまう。
Windows7やWHS2011の場合はこちら
ルーター設定の手段もあるけど、めんどくさいので、ここではサーバー機のhostsファイルで設定してしまう。
Windows7やWHS2011の場合はこちら
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
このファイルはUAC保護下にあるので、エクスプローラーで直接開いても編集できない。
そこで、メモ帳を右クリック>管理者として実行で起動して、メモ帳から直接開いて編集すれば保存可能となる。
そこで、メモ帳を右クリック>管理者として実行で起動して、メモ帳から直接開いて編集すれば保存可能となる。
ここの末尾らへんに、
127.0.0.1 ServerName
という感じに追加。
公開サーバーの場合は、マシン名だけでなく、公開アドレス名も指定しておくと便利かと。
公開サーバーの場合は、マシン名だけでなく、公開アドレス名も指定しておくと便利かと。
例:
127.0.0.1 TestServer
とすれば、サーバー機自身も、
http://TesetServer:8888/jenkins/
というアクセスが可能になる。