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目次


■堂々と、生きる、立派な、別の被爆者のSさん
■虚弱体質よりも、大事な、信念
■「岡まさはる記念 長崎平和資料館」のホームページご紹介
■私が、福島菊次郎さんから教わったこと
■ーナガサキ・もう一つの真実ーとは?

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■堂々と、生きる、立派な、別の被爆者のSさん

福島菊次郎さん著『ヒロシマの嘘』(現代人文社)
191ページ~192ページによると

「父親が長崎で被爆し、心臓をはじめ、
すべての臓器が左右逆になっている
「内臓逆位症」の子として生まれたSさんは。

(中略)

その後、生まれ故郷の長崎に帰り、現在は、
岡正治氏が創設した「岡まさはる記念長崎平和資料館」
のボランティア事務局長を勤めている。

岡まさはる平和資料館の特色は、
長崎の原爆被害の資料展示だけでなく、
むしろ侵略戦争の膨大な写真や資料を中心にして
展示してあることで有名である。

事務局長としてのSさんの仕事は、
資料館発足当時からの運営と、長崎に修学旅行に来る学生に
戦争と平和に関する展示資料の説明をすることで、
虚弱な体に鞭打ちながら日夜仕事を続けている。」

と書かれてありました。

■虚弱体質よりも、大事な信念

そんなんを読んだら、幼少期、体が弱かった被爆三世の自分も、
他の被爆者の人みとうに、頑張らんと!
という、強い気持ちが沸きます。

★「岡まさはる記念 長崎平和資料館」のホームページご紹介。


■私が、福島菊次郎さんから教わったこと

日本は、原爆を落とされた、唯一の国であると同時に、
アジアの人たちを、過酷な残忍な歴史で、苦しめた国でも、また、あります。

私は、福島菊次郎さんに出会い、第一声、こう、言われました

「ヒロシマの被爆者は、被害者に始まり、被害者一辺倒だ」と。

初対面で、こう、鋭い言葉を、浴びせかけられたのでした。
まるで、心の中を、見透かされたかのような言葉に、

頭を、「ガツン!!」と、殴られたような衝撃でした。

ほして、福島菊次郎さんのまた別の著書、

『殺すな 殺されるな』
-福島菊次郎遺言集- 写らなかった戦後 3』
(現代人文社 2010年)

を読んでもまた、理解をしました。

”日本は、もしもたとえ、原子爆弾をもう一つ落とされたとしても、
加害者であったことに気がつかない”

”目を向けるべき大事な歴史じゃのに!”

”私は、その程度の国の国民でしかないんじゃ!”、と。

そこに、行き着いた時、被爆3世としての、
被害者意識は、吹っ飛ぶしかなかった。

逆に、加害者側である、という認識に立った瞬間じゃった。

■ーナガサキ・もう一つの真実ーとは?

福島さんは、”被害者側と、加害者側を、同時に載せないと、
戦争の全貌は見えない”と、著書の中で、おっしゃいました。
そんな福島さんの言葉と、一緒で、日本のアジアにおける侵略を決して忘れてはならないということでした。

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最終更新:2019年09月23日 22:35