【基本その6・レスポンス】

 

ダイレクト・レスポンス・マーケティングで広告を出すのに必要不可欠なものは、

レスポンスデバイスの明記

です。これなくして、ダイレクト・レスポンス・マーケティングは成り立ちません。多くの企業が、デザインにばかりとらわれて、レスポンスデバイスを書き忘れたり、見にくくしたりしてしまうという愚を犯しています。では、レスポンスデバイスとはなにかといいますと、大雑把に言えば

連絡先

です。つまり、電話番号・FAX番号・emailアドレス、住所などの連絡先です。業種業態によっては、地図というのもありです。飲食業のように、店に来てもらうことが目的であれば、地図というのは大いに威力を発揮します。

多くの広告制作会社、Web作成会社はこのことを知りません。ですから、何も考えずに丸投げすると、連絡先が書いていない、あるいはどこにあるのかわからないチラシやホームページが出来上がります。私にも経験があります。非常に興味がわいた商品だったのですが、連絡先がどこにも書いていないのです。連絡したくてもできない、当然買うこともできません。すぐに購買意欲は下がってしまいました。

気をつけてみると、そのようなチラシ・ホームページは腐るほどあります。

では、どれをレスポンスデバイスに乗せればいいか?それは

全部

です。可能な限り全部乗せるべきです。特にネットショップをやっている人に多い間違いですが、インターネットだからemailだけで連絡できれば良いだろうというのは、大きな間違いです。ホームページで見たけれど、電話をしたい、FAXを送りたいという人は、あなたの想像をはるかに越えて、たくさんいるのです。

少しでもお客様との接点は多いほうがいいのです。

最終更新:2013年02月26日 19:33